横田フレンドシップデイの影響か
初めに嬉しいご報告をします。マジ軽ナットシリーズの除電技術が掲載されている科学情報出版(株)が運営する、EV(電気自動車)・ハイブリッド自動車の技術総合情報サイト EV-tech.jpから、再度執筆の依頼がありました。
前回は1,000字の枠なので、タイヤについてだけ書きました。
今度は3,000字の枠なので、タイヤ以外の放電箇所とその効果まで書けるでしょう。
執筆後は権利の所有が科学情報出版㈱になる契約ですので、リンクを貼る位しか出来ません。執筆料も頂戴しませんが、日本の自動車産業の発展のお役に立てるのだから頑張って書きます。
1980年代の初めにTVでウォッシュレットのCMがあり、その頃は「お尻を洗う必要なんてあるの」と言われていました。それが今ではどうでしょう、新築の家で付けていない例はまずないでしょう。
これと同様にもっと静電気の除電のメリットが広がって、除電してない方がおかしい時代が早く到来することを願っています。
季節が変わり、暑くもなく寒くもないちょうど良い季節になりました。今回も特許を持つ友人と並んで出店しました。今回の来場者は少し少なかったと思います。その影響はおそらくは横田基地のフレンドシップデーではないかと思います。
私もエクスチェンジマートと被らなければ行きたかった…。なにせF-22 ラプターが久しぶりに飛来・展示しています。
F-16の飛行展示の予定があったそうですが、何故か何故か、飛行空域内に取材のヘリコプターが侵入。その予定がキャンセルになる一幕があったとか。そのヘリコプターはA新聞のものという情報もあります、意図的な飛行妨害でしょうか。
今回も家内は展示会の為に猫の絵を描いていまして、写真が少ないです。私は毎回たくさんのお客さんと話すので内容がごっちゃにならないよう、写真を見ながらどのような話をしたのかを回想して書きます。なので、写真がないと記憶がはっきりしないので、書くのを控える事もあります。軽い立ち話程度は書くまでもないので、深く話したお客さんを書く事になります。
すっかり除電マニアになった、マジ軽ナットファミリーの Hさんの依頼で特注を受けたシリンダーヘッド用マジ軽ナット。
カブやXLのエンジンはOHCですが、カムの回転やタペットの往復運動、バルブステムとバルブシールの摩擦、圧縮と爆発、ピストンやピストンリングとシリンダーの摩擦等で多量の静電気が発生します。静電気は物質が動く抵抗になるので、その分無駄に力を使います。
除電してあげれば、少ない力で各部品が動くからレスポンスが早くなる、軽く動くから振動が軽減する。そして部品も長持ちするという訳で、少しのお金を”投資”するだけで、楽しめてコストが安くなるのです。
お買い上げには至りませんでしたが、初めて聞く除電チューニングに興味深々のお客さんの様子を、除電が面白くて仕方のない工業高校の先生が撮影してくれていました。
出店時には毎回、様々な”科学的な証拠”を掲示・展示しています。特許証や国会議員へ説明している写真、トヨタの各特許文献や除電シートの説明等。そのうちの雑誌掲載のコピーに興味を持たれたようです。
静電気の除電の効果は、実はとても簡単です。”邪魔するものが無くなれば、トラブルが減り、効率が良くなる”という、この世の法則だと思っています。
会社であろうがグループであろうが、場を乱す物や人がいると何事もスムーズにいかない。そのような障害が無くなると、スムーズに事が運び効率が良くなる、除電チューニングもすごく似ています。
この後に、隣でホイールや雑貨、本を出品していた友人の店に、3人グループの方が来店しました。その流れで当店にも来店。話を伺うと「自分も出店しているけど、何を売っているのか気になっていた」そうです。今までにないものを販売していますから、むしろそれは当たり前ですから、様々なマジ軽ナットシリーズやそれを装着している展示車のTL125やトヨタ、ホンダの除電の特許文献もお見せしながら説明をしました。残念ながら現金の持ち合わせが足りず…。今後はクレカ決済の導入も考えないといけません。
また「何を売っているんだ」と覗くお二人組。パンフレットを渡して話していると、「あっ」と言いました。なんとそのうちの一人が、前の会社のお客さんで通称 Jr.。知り合いですから、いろいろと深い話をしました。2012年から会社には内緒でずっと除電チューニングに取り組んでいた事など。来月は私も知っているモンキーマニアのKさんを連れて来るそうです。Kさんはモンキーの相当なマニアで、エンジンオーバーホールはもちろん、塗装まで自分でするエンス―ジアスト。「技術的な知識もあるから、除電の理屈が分かる筈」と伝えました。前はジムニーで山を攻めていたので、そちらにも除電は大きメリットがあります。
いくらターボチャージャー付とはいえ、660ccのエンジンに大きなデフが付いています。タイヤとラジエターホース、デフを除電してあげれば結構な無駄が省けます。
今日は出店が遅れた川越のMさん。「店に行ったら、混んでいたから遠慮した」そうです。Mさんも車やオートバイの各所を除電して楽しんでいるマジ軽ファミリー。
製造元の友人と話したのですが、スーパーカブのトラブルで「3速から、急に2速に入っちゃうのが直っちゃたんだよー」と力説していました。よほど嬉しかったのでしょうね。その記事がです。
Mさんは某大手重機メーカーに再雇用で働いています。重機はゴムホース内の作動油を高圧で圧送しますから、流動帯電で静電気が発生して作動油の粘度が高くなり、そうなった作動油を圧送するのにポンプを酷使するという、一種の悪循環が起きます。ゴムホースにマジ軽バンドを取り付けて除電すれば、ポンプが少ない力でも同じ圧送が出来るはず。ポンプの負担が減れば故障が少なくなって、コストも下がる。
我々は実際に重機を使っている人に知り合いがいないので、Mさんに協力を要請しました。
話をしていると、お貸ししているマジ軽ナットをクリップに溶接した、マジ軽クリップを、ものは試しとスーパーカブのプラグコードに付けてみた。そうしたら、アイドリングが安定したそうです。ハイテンションコードはその名の通り高電圧が流れるので、除電の効果があるのではないかと考えていた箇所です。まだ研究中なので詳しくは書きませんが、可能性は高いようです。
愛車はホンダのNバン。もちろんマジ軽ナットとラジエターホース用マジ軽バンドも付いています。ミッションはCVTだそうですが、マジ軽バンドを付けたら「停止中に Dレンジに入れると振動があったのが、無くなった」そうです。
私は実際にテストでGセンサーをステアリングシャフトに付けて、測定していたから知っていますが、アイドリング時に Dレンジにギアに入れると、回転数が落ちてステアリング振動が大きくなります。
なぜ、それが解消されたかというと、クーラントを循環させるウォーターポンプが除電によって少ない力でも循環出来るようになった。要は、大きな力で回していたから振動が出ていたのです。それが循環の効率が改善して少ない力でも回転出来るので、振動が減少した訳です。
大きい力で動かすと振動も大きくなる、少ない力で回転すればベアリングの負担も少なくなり、部品が長持ちする。除電は省エネだけではなく、省コストでもあります。
マジ軽ナットシリーズのパッケージ変更に伴い、パンフレットも刷新しました。
表の面はこちらになりました。
EV-tech.jpの掲載分も変更の申請をしました。
ネットでのご注文はこちら。
お知らせ
6月 2日(日)大磯ロングビーチ駐車場で開催されるSHCC(湘南ヒストリックカークラブ)主催のジムカーナレース SHCC meetingに出店します。前回は大雨でしたが、グループCマシンがジムカーナをするという、凄いものが見られました。