表情が驚きと喜びに

変速ショックの大きいスーパーカブやDAXモンキーはマジ軽ナットの効果はてきめんに分かる。除電で転がり抵抗の軽減+タイヤのゴムが分子レベルで動きが良くなって、より振動を吸収してくれるからです。つまり、乗り易くなり走行性能がグレードアップする、走りが楽しくなるのです。

もちろんマニュアルミッションでもタイヤの転がりが良くなり、振動も吸収してくれる、接地感(タイヤが路面を捉えている感じ)が増して走りやすくなります。

18日のエクスチェンジマートの後に製造元の計らいで、工業高校のS先生のDAX125ダウンに除電チューニングを同僚のN先生も参加し、作業する事になっていました。

S先生はとても真面目で穏やかな方です。私の時代の工業高校の先生は闘う先生ばかりだったのですが、時代が変わりました。

マジ軽ナットの話をすると「旧車には良さそうですね」と言う方もいますが、新車でどうなったかを書きたいと思います。

ご覧の通りの新車です。昔のダックスに比べると一回り大きくなっています。エンジン自体はグロムと同じだそうです。

S先生はN先生から除電チューニングを知って、車でマジ軽ナット(タイヤ用)のみのインプレッションを書いて下さいました。その記事がダウンです。

今回は製造元とデータ取りを兼ねて進めました。素人でも取り付けやすい、分かり易いようにと模索しながらワイワイ話しながら作業をし、「よくこんな風にやっていたっけ」と昔を思い出しました。

 

施行済の箇所

・タイヤ

・チェーンアジャスタ(チェーン)

これだけでもスムーズに走る、チェーンが軽やかに回る気持ち良さの報告を受けています。つまり、ある程度いい状態になっている所から、追加で施工した形です。

新たに施行した個所

・エアフィルター

・エアクリーナ―ボックス

・インシュレーター

・チェンジペダル(から繋がるミッション)

・フロントフォーク

・アーシング

あまり詳しく書くと特許権・実用新案権を侵害して真似する輩がいますので、非公開にする部分もあります。

最初に取り掛かったのがエアフィルターとエアクリーナボックス。共にプラスチック製なので、帯電により吸入効率が悪くなっている箇所です。この手法は2013年頃からやっています。これを真似て「私が発明した」と施工している業者がいるとか…。

これは実用新案権の侵害で実用新案法第2条第3項、実用新案法第28条各号に抵触する犯罪です。この法律は販売した物だけではなく、例え効果がなくても使用(購入)した側も犯罪となりますのでお止めさい。今後は随時対処していきます。

エアフィルターとエアクリーナ―ボックスは非公開にします。Our speciality.

          

●タイヤとチェーンアジャスタ―(チェーン)は、すでに除電チューニングを施して

 効果を確認していた箇所で、タイヤの転がりの良さ、振動の軽減、チェーンが軽く

 回る気持ち良さは体験済です。

         

●インシュレーターとシフトペダル(チェンジメカニズム・ミッション)

 

   

●アーシング

今回はほぼ必要な箇所を除電しました。DAXの場合はあと1~2か所すればパーフェクト。水冷エンジンならラジエターホースは必須です。

モナカ溶接のフレームの中をアーシングの線をどこを通すのか、素人でも通しやすいルートを模索しながら進めます。配線の通し方はよくやったので慣れているのですが、不慣れな人でも通せないといけないので、「こっちは難しい、ここなら通しやすい」等、試行錯誤を繰り返しました。

フロントフォークを残してS先生に試乗してもらいました。戻って来たらシールドの中の表情が、驚きと喜びが混じったような表情になっていました。「いやぁ~、全然違う」。

前述の通り、静電気の除電で効果があるのは体験済。だから追加で施工すれば更なる効果があるのは想像出来た。それを上回る体感があってそのような表情になったのでしょう。

残りのフロントフォーク。これもグロムと同じだそうで倒立フォークです。万が一も考え、安全な取り付け箇所を探しました。

   

●ABSが付いているので、配線の取り回しに留意してこのように取り付けました。

   

●フロントフォークにも取り付けて走行テストに向かうS先生。

 

S先生のインプレッション

・走り出す前にエンジンをかけて、アクセルをあおると「あぁ、レスポンスが違う。(アクセルの)ツキが良くなった」。静電気は物が動く抵抗となっているので、抵抗が減れば軽く動く=レスポンスが良くなるのは当たり前です。

・チェンジペダルから繋がるシフトメカニズムとミッションの効果は「雑味のないチェンジになった」、要はカツン、カツンとギアが小気味よく入ってくれるようになった。

・「チェーンがバタつかずに回る、気持ち良い」この表現はチェーンを除電した事のない方にはおそらく理解出来ないでしょう。

「2速が(今までの)一速と同じとまではいかないが、グッと走り出すようになった、もう一速(多く)欲しくなる」。

「フロントフォーク(倒立)が、グニャっと縮んでグニャっと戻る感じが、スッと縮んで伸びる。コシがある」。それで、目視でマジ軽バンドあり/なしで違いが分かるかどうかやってみようとなり、停止している状態でハンドルを押して比較すると、はっきり分かるのです。

マジ軽バンドが付いていると、スッと縮んでスーッと戻る。「高いサスペンションを付けるのもいいけど、素人でちゃんとセッティング出来る人なんてほとんどいない。それなら、メーカーが長い時間をかけてテストしたサスペンションを除電すれば、よほど安くて良いサスペンションになる」と私。

サスペンションの除電で動きを改善するのは、2012年か遅くとも2013年には別の物でやっていました。エンジンの除電は2013年か2014年の初め。特殊なアーシングも同じ頃です。

要は10年以上前から除電チューニングの経験値が積み重なっているので、このような結果になるのは分かっています。テストドライバーをやっていましたから良く分かりますが、技術の蓄積はとても大切で、安易に真似したところで追いつく事は不可能です。某国がコピーした新幹線も結局使い物になりませんね。

この状態になったら、元のノーマルに戻そうとなんか考えません。外せなくなるのです。

多くの人は、静電気がこんなにも悪影響を及ぼしているなんて知らないだけです。

静電気の悪影響は、今の季節にフリースを脱げば感じるはず。静電気が起きると脱ぐのに力が必要になり、脱ぎにくい。それを帯電防止スプレーで除電すれば、少ない力で効率良くスッと脱げる。理屈はこれと同じなのですが。

スズキの除電チューニングのフルコースを知った某ショップ。「20万円かけてもここまで性能は上がらない」と言ったとか。

フォロワーさんが「また、みんカラにマジ軽ナットのインプレが上がっていますよ」と教えて下さったので、リンクを貼ります。ダウン

タイヤの除電だけでもいいのですが、タイヤはあくまで除電チューニングの入口。

オートバイならせめて、タイヤ+ミッションはやってみて欲しい。そう考えてセットもご用意しています。

これだけでも、ずっと走るのが楽しくなります。オプションでオーソドックスなタイプのチェーンアジャスター用も選ぶことが出来ます。その他のタイプでの対応はお問い合わせ下さい。

自動車ならタイヤ+ラジエターホース、インシュレーター位は除電して欲しい。デフがあればそこも除電の効果が大きいところ。デフについてはまた後で書きます。