自分のカラダの歴史を記憶する | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

患者さんをたくさん診てきましたが、その上で

感想があります。




自分のカラダとの対話をして、細かく感じているか、どうか、そして、それを記憶しているかです。


症状というものは、御本人しかわかりません。

また、その詳細は、多岐にわたります。


例えば、腹痛です。

場所は、どこか

持続時間は

気持ち悪いか

痛みを表現するならどんな感じになるか


などなど


自分のカラダと向き合っている方は、

これをよく記憶しているように感じます。

この症状で、こんな検査して、こんな結果だったとインプットされています。


その記憶に基づいて、今回は、今までの記憶にないからマズイと思い受診した。そんな対応を

しているように思います。


このような過去の症状の記憶をしてくれている

患者さんは、私にとってはやりやすく

助かります。


無駄な検査をしなくて済ますし、その方が、

今までにないとおっしゃれば、深堀りが必要だと、こちらも覚悟ができます。


自分の症状に対する感覚を磨き、

それの結果を含めて記憶しておく。


これは、医療機関にカモにされず、

御本人の健康リスクを下げる事にも繋がります。


必要な患者さんのスキルの一つです。

ぜひ、意識してみてはどうでしょうか?




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