医療には、持って生まれたセンスが必要 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

10年前に、救急病院に勤務していた

時の話です。


病棟に行くと、ある看護師さんが

新人の看護師さんに大きな声で

叱責していました。


どうも、その新人さん

ガラスのアンプルの破片が

点滴の中に混入したのを自覚していたのに

、その点滴を患者さんにつなげようとしていたそうです。


そのままやったら、患者さんの血管内に

ガラスの破片が入っていってしまう可能性あります。


気がついた先輩看護師さんが、中止したようです。


これは、別に医療関係でない方でもまずいと

わかるはずです。


これは、もう感覚的にやってはダメと

思わなきゃいけないはずです。


今は、マニュアルの時代ですが、

点滴の中にガラスの破片は入れてはいけないなんて、いちいち記載するわけにもいきません。


医療やるには、センス、つまり

これはやっていい、やったら絶対ダメという

感覚が、重要です。


でも、医師でも看護師さんでも

これが無かったり、ずれていたり

するヒトがいます。


このようなヒトに、どう対応するか

これは、いろんな病院が、抱えている

問題の一つです。



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