一流の医師は、人格者でもある。 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

診療をやっていると、どうしても大学病院のような高次病院に紹介しなければいけない事があります。


受ける側の医師と、当然やり取りします。

この先生方は、80%上から目線です。

偉い俺らが、身分の低い医師のお願いを聞いてやるんだよ。このスタンスに、腹が立つ事なんて、いつもです。でも嫌われたら、依頼できなくなるから、平身低頭、お気に障らないように

無難に過ごします。


でも、本当の一流の先生は、違います。

昔、東海大学病院の外科に幕内先生という教授が、いらっしゃいました。食道領域では、当時日本で有数の腕を持つと言われていました。

この方は、連絡しても、いつも穏やかに紳士的に対応してくれ、ほぼ確実に受け入れてくれます。


また、お願いした患者さんに対しても、

紹介してくれた先生が、的確に診療し

こちらに送ってくれたから、今回治療がうまくいきました。感謝しなね。このように言ってくれるのです。


こちらの病院に、患者さんが戻って来た時に、

そのように言われたので、ありがとうございますと言って頂け、その後の患者さんとの信頼関係が深まりました。


本当の一流の先生は、やはり違うのです。




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