外来をやっていると、転居し、遠方に行く患者さんもいます。また、逆に引っ越してきて受診するケースもあります。
このような時に、紹介状を発行したり、提出して頂く事をします。
これによって、病状が把握できて、的確な
診療の継続が、可能になります。
でも、時々紹介状なしで、受診するケースがあります。この時は、当然患者さん御本人から
聴取し、情報を掴むしかありません。
これが、時として問題になるのです。
医師が、これは定期的にチェックしておいた方がいいなと思う病状があります。例えば
そこそこ大きな胆嚢ポリープです。すぐには手術など必要ないけど、エコーは定期的にやって大きくなってこないかチェックするべきです。
でも、患者さんは、この事情が理解されていないから、新しく医師に言わない。これは、もの凄く危険です。
私は、可能な限り、元のかかりつけ医に連絡し
情報をとりますし、転居した患者さんには紹介状を郵送までして届けます。
皆さんも、転居の際は、面倒でも
紹介状をもらって下さいね。