ピロリ菌除菌をした後、患者さんにお願いしている事があります。年一回 胃カメラを受けて下さいという事です。
ピロリ菌除菌をすれば、その年齢が若ければ若いほど胃癌のリスクを抑える事ができます。
でも、起こる時は、起きてしまうのです。
また、その発症がわかりにくいのです。
バリウムでは正直わかりにくい。胃カメラでも
見つけにくいのです。
ですので、内視鏡学会でも、ピロリ菌除菌後は
年一回の胃カメラを推奨しています。
でも、実際は、実行されないケースが多いようです。
会社の健診で、自動的にバリウムが入れられ、
受ける流れになった場合、バリウム受けたし、まあいっかなー そう判断して胃カメラを受けていない方が、多いのです。
私は、自分の患者さんには、健診のバリウムはキャンセルして、こちらで胃カメラをするうおうに勧めています。
ぜひ皆さん、注意下さい。