菊池病 これは、お互い消耗します。 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

菊池病という病気があります。

比較的若い方がなります。

症状は、熱が持続します。そして

首のリンパ節が腫れて痛くなります。


鑑別には、悪性リンパ腫、結核などあるので

上記症状あれば、即、菊池病ではないので

患者さんが自己判断しないでくださいね。

あくまで診療は受けてください。


この菊池病と診断されると

基本的には、解熱剤使用などの対症療法を行います。

良くなるのを待つのです。


でも、熱が下がらない。。。

これが起こると、患者さんはストレスが溜まります。


大体、二週間ぐらい経つと患者さんは

怒り出します。どうなっているんだよ!と。


それをなだめて、説明して怒りを鎮める。


菊池病の治療の一つは、患者さんのアンガーマネージメントなんです。


菊池病の過去の患者さんを思い出すと

あの患者さんも怒っていたなーと、怒りの表情を思い出します。


菊池病と診断されたら、我慢も必要と覚えておいてください。




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