栄養療法で癌治療 追い込んでいるかも | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

私の外来患者さんに膵臓がんの方がいます。

抗がん剤が、効かなくなり

栄養療法 ビタミンC、重曹、クエン酸、ビタミンDのの服用、最近は、ヨモギもとってもらっています。


腫瘍マーカーも上昇し 限界かなと

思っていました。


CTをとってみました。

確かに、原発部位は、やや増大しています。

でも、リンパ節転移の悪化はなく

肝臓や肺などへの新たな転移はありません。

原発巣をよくみると、中心部が液状化しています。これは、腫瘍が壊死していることを示しています。

腫瘍が壊死する場合、主に2つのパターンがあります。

一つは、腫瘍の増殖があまりに激しく

できたそばから、栄養が回らず壊死する。

もう一つは、純粋に腫瘍が壊れている。


私の希望的観測もあるかもしれませんが、

後者の可能性もあるように感じます。


腫瘍が壊れるので腫瘍マーカーが上がる事あると、栄養療法で癌治療をしている方のブログで書いてありました。


経過を見ていく必要は、ありますが

今の治療をやってみようと思っています。