血圧が高いと診断された時 やる事 2つ | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

健診で、血圧高いと診断された時

私ならやる事を書きます。なおこの時の

血圧は上が160くらいまでを想定しています。

それ以上や、頭痛などの症状を合併していたら

急いで受診下さい。


1 マグネシウムの補充をする。

経験上マグネシウムの不足から

高血圧になっている方が、相当数います。

腎機能障害など無ければ、補充はありです。

補充は、ニガリの摂取とマグネシウム入り入浴剤です。

ニガリは、豆腐の材料になるもので

マグネシウムが豊富です。

毎日 少しずつ摂取で 血圧下がる方います。


マグネシウム入り入浴剤は、アマゾンなどで購入できます。体温まるので、リラックス効果があります。


腎機能障害があると、高マグネシウム血症になり大変な事になるので注意です。


2  内科を受診した時  2次性高血圧のチェックをしてもらう。

普通の、メタボによる高血圧は、本態性高血圧症といいます。これであれば、まだいいのですが、厄介な高血圧症があります。それが、2次性高血圧です。

これは、若くて 痩せているようなメタボらしくない方に多いものです。

ホルモンをつくる腫瘍であったり、腎動脈が狭くなっていたりして起こります。


血圧のクスリが効かず、脳出血などの合併も多いです。


これの診断は、血圧のクスリが開始した後では

やりにくくなります。


そのため、高血圧でかかる外来の一番最初にチェックしてもらうべきなのです。


これをされず、血圧が下がらず、血圧のクスリが、何種類も大量に処方されている若い患者さんが、散見されます。


血圧の外来  まず 医師に依頼するのは

2次性高血圧のチェック です。

覚えておいて下さい。




以上 参考にして頂ければ幸いです。