内科をやっていて 診断に苦しむ癌があります。
それは、悪性リンパ腫です。
これは、一般的には、首などのリンパ節が腫れてきて、そこからの組織検査で診断に至ることが多いとされますが、そんな簡単にはいかないこともあるんです。
鼻詰まりと傷みが持続し、そこの部分調べたら
診断された。
慢性膿胸という肺の病変の中から
脳梗塞を繰り返して 調べてみたら。。
熱が上がったり下がったり 調べたら。。
認知症になって調べたら。。。。
肺炎ないのに呼吸苦しい 調べたら。。
こんなちょっとわけのわからない病状で診断される事も多いんです。
総合診療の領域では、よくわからない病状の時
チェックするべき疾患に悪性リンパ腫はよく出てきます。
皆さんも、このような事知っておいて損はないと思います。