患者さんの断り方が 面白い 大学病院とは名ばかりで。。 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

病院勤務の医師は、基本 インセンティブはないので

患者さんをたくさん診れば 給料が上がるわけではありません。

 

そのため 患者さんを積極的に診ようとしない医師は 世の中にたくさんいます。特に 公立病院や大学病院。。

 

患者さんの依頼を掛けた時、そんな一生懸命 患者さんを断らなくても 申し訳ないから他を探します。 そんな気分になることあります。

 

印象的な話を書きます。

 

10年前 救急病院で勤務していた時 ある重症患者さんが受診されました。この方の病状は、3次救急という 大学病院のような大病院での治療が必要になりました。

 

そこで ある大学病院に 搬送依頼のため 電話をかけました。

担当の医師が電話に出ます。私は 患者さんの性別 年齢

病状を伝え 搬送を依頼します。

 

すると先方は いかに自分達の病院が 劣っているか、

設備、人的資源に不足があるかを 本当に 懇願するように

切々と伝えるのです。お願いだから 勘弁して!という感じなのです。

最後に こう言われました。”ここは大学病院とは名ばかりで。”

 

こんな対応するなら それこそ 大学病院の看板おろせばいいと

思いました。

 

 


 

 


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