カルテは、メモでも 連絡帳でもありません。公文書です。ちょっと。。再掲載 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

Drあおあか 医療現場のはじっこから

医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

私が、10年前 に ある大学病院に国内留学した時の話です。

 

入職者のオリエンテーションがありました。

その中で カルテの記載についての説明がありました。

今更何で そんな事やんのか?みたいな気持ちで

プレゼンを聞いていました。

 

”こんなカルテがあります。 こういう事がないように

注意してください”と言い 説明者は 次のスライドを見せました。

 

そこには

赤い字でデカデカと

”あんた 生意気だよね”

”ちょっとふざけている”

”いつまで こんな内容のカルテ書いてんの?バカ?”

”ちょっと ●●先生の常識 疑う”

 

また別のスライドでは

”この患者 頭おかしいから まともに取り合うなっていったよね”

”こんなやつの診療なんて やってらんない”

 

などなど あまりに変なので  笑えてきました。

 

記載のほとんどが 指導医が 研修医に向けての話であったと思われます。カルテは 診療の法的根拠になるような 公文書です。

 

それを Lineかなにか プライベートの連絡帳みたいに使用している医師がいるんだと 驚きです。

 

カルテは 登録すると改ざんできません。

 

もし こんなカルテが 患者さん側に開示されたら 患者さんは

どんな気持ちで読むのでしょうね?

 

 

 

楽天モバイル