今回は、対応に困る患者さんについてです。
患者さんは、医師から大丈夫ですよと言ってもらい、安心するという事があると思います。
私も、事実大丈夫なら、つまりさらなる検査、治療が必要ないなら、患者さんに大丈夫ですよと伝え安心してもらいます。
ところが、大丈夫でない、つまりさらなる検査、治療が必要な状況にも関わらず、何とか大丈夫ですよという言葉を医師から引き出そうとする患者さんがいます。
これが、困るのです。
医師 これは、キチンと検査したほうがいいですよ。
患者さん 沈黙。。。。
しばらくして
患者さん 先生 大丈夫ですよね。
医師 大丈夫とはまだ言えませんので、もう少し調べましょう。
患者さん そこを何とか 大丈夫になりませんか?
こんな感じで、医師から大丈夫という言葉を引き出す交渉のような会話になります。
医師も、ウソはつけません。
気持ちは、十分わかるのですが、
困るのです。