軽い症状なのに母親同伴で受診する30歳男性 そして依存  将来大丈夫かな? 再掲載 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

以前から感じる事を書きます。

成人男性(30歳前後)で 時々母親同伴で受診する事があります。

命に関わる病気であったり 重症感ある症状であればまだわかります。

 

それが 軽い症状(軽い下痢 胃もたれ)程度で 母親同伴で受診するのです。

本人に どの辺が痛いですか?と聞くと 患者さん本人は答えず

後ろの母親の顔を振り返ります。そして母親が 答える。

 

治療について 説明し わかりましたか?と聞くと やはり本人は答えず 母親が答える。

 

こんな光景は 内科外来では 必ずあります。

 

家族として心配になる事は 理解します。でも成人男性として

このような親への依存度は ちょっとどうなの?と私は思ってしまいます。

 

将来 このような男性は 大丈夫なのでしょうか。

 

ちなみに 不思議と 30歳くらいの女性では このような依存体質の方はほぼいないです。