すげー怖い 腸炎について | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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今日は、おそろしい感染性腸炎の特徴について書きます。感染性腸炎の原因は、ウイルスと

細菌があります。ウイルスについては、高齢者や重い持病のない患者以外は、命に関わる事は少ないです。それに対して 細菌性腸炎は、やばい事になる事が十分あります。

細菌とウイルスの区別ですが、主な感染場所が違います。ウイルスは小腸(小腸は真ん中にあります) 細菌は大腸が多いです。大腸の中でも右わき腹の上行結腸に感染する事が多い印象があります。そのためお腹を押したとき、命の危険が生じうる細菌性腸炎は右わき腹が痛くなります。ウイルス性腸炎の場合は真ん中が痛いです。また細菌性腸炎は、血便がでることあります。

つまり右わき腹を押して痛くて血便がる時は、命に関わる細菌性腸炎の可能性がありすぐに病院受診してください。