今回は、高血圧と診断された時の始めの対応について書きます。
よく勉強していない医師は、高血圧と診断し 上が140 下が90以上の時 すぐに薬を出します。これは大間違いです。
高血圧の患者さんに対してまずするべきは
2次性高血圧の除外です。2次性高血圧とは、
異常なホルモン産生されるなど 一般の成人病とは全く異なる原因の高血圧です。これは薬が入っていない状態で血液検査をしなければ
診断しにくい疾患です。薬を始めた後では
診断困難となる可能性があります。また一般の降圧薬が効果が低く いくつも併せても血圧がコントロールできないなど 治療に難渋します。
患者さんは、高血圧と診断され 薬を処方されそうになった時は次の一言を言ってください
”先生 2次性高血圧の可能性はいかがですか?”これでまともな答えがない医師にかかるのはやめましょう。