昨日
この様な記事を書きました。
内容はリンク先に譲るとして
この記事で思い付いた事を
この様な仮配線で確認、聴き比べてみました。
条件としては
パワーアンプはケンウッドのL-A1を使い
スピーカーはJBLの4312MKⅡwxと
スーパーツィーターのJBLのUT025。
メインシステムは
CDプレーヤーにエソテリックのX-30
DACはラックスマンDA-07
プリアンプがパイオニアのC-90。
サブシステムは
CDプレーヤーにケンウッドのD-3300P
デジタル接続で
レシーバーアンプのオンキヨーTX-8050に。
それをメインシステムはL-A1のLINE1に
サブシステムがLINE2の入力へ。
ソフトは
全く同じ内容のCD-Rをそれぞれに入れて
L-A1の入力切り替えも含め
リモコンで操作し
椅子から全く立たない状態で聴き比べ。
音量は手持ちのピンクノイズをそれぞれ再生して
スマホの騒音計アプリで計測
同じdBになるように合わせてから
テストのCD-Rを入れました。
パワーアンプとスピーカーは共通で
プレーヤーとDACとプリアンプが違うのが
どれだけの変化をもたらすか?
結論から言えば
クラシックを雰囲気良く聴きたいなら
メインシステムの機器はアドバンテージですが
ジャズやボーカルでは
然程の差は感じませんでした。
つまりロック、POPS、ジャズには
メインシステムの機器の旨味が出なくて
クラシックの様な音源には
意味を持つと言う状態でしょうか。
どの音源でも音の輪郭やハリ感は
メインシステムの方が感じますが
それが音に効く迄行かないのです。
費用対効果を考えたらコスパが悪いとも言えます。
でもクラシックは別。
この輪郭やハリ感が需要になって
音の聴かせ方が変わります。
細かいところに需要な部分が有ると言う感じですね。
パワーアンプとスピーカーは
かなり音に支配的な立ち位置でしょうから
この結果はある意味当然かもですね。
でも個人的にはその少しの
輪郭やハリ感の無さは
短時間の試聴なら聴けても
長時間リスニングには不満を持つかも。
なのでメインの機器が無意味では無いです。
が
特にオーディオに興味は無くて
音楽が好きな方には
メインシステムの様な機器は
不必要だと判断は出来るでしょう。
スピーカーとアンプをキチンとおさえておけば
低コスト高音質は十分可能でしょうから
その様な方には
コスト圧縮の手筈が有る訳ですね。
まあ例えるなら
炭酸が投げかけたコーラみたいな音なので
自分はせっかく4312MKⅡで聴くなら
サブシステムの機器で鳴らす選択肢は消えました。
なので心置きなくメインとサブを分けて
運用出来ます。
平日の夜にサブシステムの機器を使い
4312MKⅡを聴こうと言う誘惑は無くなりました。