バンドが走り続けることに何の意味があるのだろうか。
我々のバンドが人を救うことは無いと思っている。そして誰かの背中を押すこともないと思っている。
我々は我々のエゴのためにバンドをしているのに他ならない。
勿論、曲作りや練習はとても一生懸命やる。
しかし、誰かが笑顔になる様を思い浮かべたものではない。
そこにあるのは自分自身の衝動。
あるいは日常生活の鬱憤。
それをそのまま吐き出すのは芸がないので、あれやこれやとこねくり回しながら昇華している。
土曜日のライブはそんな自分たちとは真逆を生きているようなバンドに囲まれての演奏だった。
暖かい音楽をして、誰かに大切なことを伝えたくて。
きっとそれが音楽の本来あるべき姿なんだと強く感じた。
自分たちはトップバッターだったので、とても心地よく音楽に浸れた。
しかし、我々はそれを求めない。そんなハッピーな感情はやはりそれが似合うバンドに任せておけばよいのだ。
幸い自分たちはこんな方向性なのに機材は壊さないし時間も守るので、たびたび声を掛けてもらえる。
そんな風変りでステキな方に出会うために、ライブをするのが、バンドを続ける理由なのかもしれない。
ここからは対バン相手の感想
ハオディエンさん…1曲目My footは我々世代からしたら最高の選曲でした。MCは控えめでしたが、ヒリヒリするサウンド、カッコよかったです。オリジナルもよかったので、増やしてほしいなぁ。
過程崩壊さん…高校生とは思えない出で立ち、スキル、選曲。高校3年生らしいのだが、これからも活動を続けていってほしい。オリジナルは最近の要素に昔ながらのグランジやハードなリフがミックスされていて、とてもパッションが感じられた。ベースの彼と少しばかりお話が出来て嬉しかった。
kotonomiさん…やさしさに包まれる多幸感あふれるステージだった。曲だけでなく、ステージングに一貫した思いが感じられた。ベースの彼女がとても楽しそうに演奏しているのが印象的だった。またどこかで会いたい。
Relax-Jamさん…オトナの貫禄、安定感、そして耳なじみの良いポップネス。ステージも巻き込んでキラキラさせられることってとても素晴らしいことだと改めて思う。そしてギターの方のメタルゾーン愛に感服。
a little tall manさん…フロントマンの方のメンバーやフロアに愛される力を感じた。曲はしっかりとカッコイイのにMCとの対比がまたニクイ。timeという曲、カッコよかったです。
我々の演奏は良かったと思う。前回のようにじっくりねっとり聴かせるというよりも、トップバッターとして嵐のように演って去っていくという目標は達成できたと思う。
次回は3/30の今池。私自身はとにかく熱量高く。先輩だけど大人げなく目に見える全力でお届けしたい。