研究対象:人間。02 | 自分サイエンス研究所

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感じたことは、事実。


胸が苦しくなった。


腹が立った。


怖くなった。


悲しかった。


身体が固まった。


その反応が起きたことを、

なかったことにする必要はない。


気にしすぎ。


考えすぎ。


そんなことで傷つく方がおかしい。


そうやって感情を消そうとしても、

起きた反応まで消えるわけではない。


だから、


感情は否定しない。


でも、


感情から出した結論まで

事実だとは限らない。


返信が来なくて、

不安になった。


不安になったことは、事実。


「嫌われた」は、

まだ解釈かもしれない。


強い口調で言われて、

身体が固まった。


固まったことは、事実。


「私は否定された」

「私には価値がない」は、


その場で生まれた結論かもしれない。


相手が黙っていて、

寂しかった。


寂しかったことは、事実。


「私は愛されていない」まで行くには、

もう少し情報が必要かもしれない。


もちろん、


その解釈が

合っている場合もある。


実際に嫌われていることも、


否定されていることも、


大切に扱われていないこともある。


だからこそ、

決めつける前に分けて見る。


実際に起きたこと。


相手が言った言葉。


相手がした行動。


自分の身体に起きた反応。


そこから自分が導いた解釈。


全部を、

ひとまとめにしない。


感情は、

判決ではない。


異変を知らせる

大切なセンサー。


警報が鳴ったことは、

間違いではない。


でも、


本当に火事なのか。


湯気に反応したのか。


過去の火事を覚えていて、

早く鳴ったのか。


原因の特定は、

警報とは別の工程です。


感情を否定しない。


感情を神にもさせない。


感じた自分を大切にしながら、


その上に描いた物語だけを

一度、持ち上げてみる。


画像の赤い波紋は、

消していない。


持ち上げているのは、

怒鳴る顔や

指差す手や、

疑問符が描かれた

「解釈のシート」の方。


感情だけで結論を出さないことは、


自分の感覚を

信じないことではない。


むしろ、


本当に何が起きたのかを

丁寧に確かめること。


研究対象:人間。


信じたいから、

疑い尽くす。


JIBUN SCIENCE LAB.


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