何気なく言われた一言に、
激しく腹が立つ。
少し予定が変わっただけなのに、
ものすごく不安になる。
特定の場所、音、匂い、人に、
理由も分からないまま身体が固まる。
本人にとっては、
「昔から嫌いだから」
「私はそういう性格だから」
「普通にムカついただけ」
なのかもしれない。
でも、誰もが同じように反応するわけではない。
現在の出来事の大きさと、
出てきた反応の大きさが、
どうも釣り合っていない。
そんなとき、
身体は何かの情報を漏らしている可能性がある。
ただし。
強い反応が出たからといって、
原因まで分かったわけではない。
幼い頃の経験なのか。
繰り返し聞いた言葉なのか。
恥や恐怖の記憶なのか。
家庭や文化の中で覚えたものなのか。
反応だけを見て、
答えを決めてはいけない。
過剰反応は、答えではない。
ここを調べてほしいと、
身体が示している印。
だから、反応を責めない。
正しいとも決めない。
無理に消そうともしない。
何が起きたのか。
身体のどこが動いたのか。
本当は何を防ごうとしたのか。
その反応が持っている情報を調べる。
研究対象:身体反応。
過剰反応は、
データを漏らす。
JIBUN SCIENCE LAB.
