褐色脂肪細胞を増やす方法?? | トリニティカイロプラクティック新横浜のブログ
皆様こんにちは。

12月22日は冬至でした。この日は1年で一番お昼の時間が短い日。

ということは、今日から夏至までお昼がどんどん伸びていくのです。
冬には1日1~2分、春は3~5分くらい日照時間が延びるそうですから、これからが楽しみですね。

ただ、日が伸びてもすぐに暖かくなるわけではないですから寒いのを耐え忍ばないといけません。

・・・・そういえば、皆様、褐色脂肪細胞って聞いたことありますか

そうです。そうです。

茶色の脂肪細胞のことです。

普通の脂肪細胞は白いので白色脂肪細胞と呼ばれていますが、この褐色脂肪細胞はミトコンドリアという茶色の細胞小器官がたくさん発現しています。よって、茶色に見えるので褐色脂肪細胞と呼ばれているようです。

ミトコンドリアって久しぶりに聞きましたよね!!あのエネルギーの工場の役割をしている細胞小器官です。

この褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞の役割がまったく違っていて、白色脂肪細胞はエネルギーの貯蔵庫として働くのに対し、褐色脂肪細胞はエネルギーを熱に変換して使ってしまいます。

つまり、褐色脂肪細胞は体を温めるのにプラスして体に蓄積した糖分や脂肪などを燃やしてくれるのです。

ただ、この細胞は赤ちゃんの頃に最大でそれから成人にかけてほとんどなくなってしまいます。

しかし、最近面白い研究の結果が発表されています。それは、白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞に変身することです!!!

褐色脂肪細胞は、寒い環境に曝されると増えるという結果がでています。

そうなんです、この寒い時期が褐色脂肪細胞の増える時期なのです。

では、どのくらいの寒さに曝されればいいのかというと、全ての人に通じるかどうかはわかりませんが、17度の寒さに2時間、これを週間継続すると増加するという研究結果がでています。褐色脂肪細胞が増えるとダイエットが少しは楽なんだろうな~~と思いながら、寒いのが苦手なの自分を残念に思いました。

体を無理に冷やすと体調に良くないので皆様、くれぐれも風邪には気をつけてお過ごしください。