ベランダでドッキリ!! | アバディーン生活白書~リビアからスコットランドへ

アバディーン生活白書~リビアからスコットランドへ

リビアからUKアバディーンに移ることになりました。

何度かお話していますが、私は現在、旦那の会社(以下、DK)の
会社が所有する宿舎(ゲストハウス)に寝泊りしています。

DK社員のみが宿泊する施設で、宿代も食事代も
かからない、ありがたい場所です。
(新居の入居準備が整ったら、出る予定ですが)

旦那が長期出張(全5週間?現在3週目)で砂漠に
行ってしまっているので、私は現在、一人でこの宿に
泊まっています。

泊まっているのは大半が単身者なので、必然的に
部屋はシングルルームがほとんどです。

でも、私は入居から今まで、家族向けの広々1LDK
使わせてもらっています。
旦那が居ない今、単身者みたいなものなのにね。

この部屋の自慢は、超広いベランダ。

veranda1

他の部屋にはない、この部屋だけの特権です。

本当は海までの街並みや海岸線ってすごくゴミゴミしてるけど、
うまい具合に余計な部分が隠れ、
素敵な部分だけ
目にすることができる
ので、
とても気に入っています。

でもね。

実はこの素敵なベランダ、決して私だけの
プライベートスペースではないんです。

どういうことかと言うと、公共のスペースである宿の
廊下からも、このベランダに出ることができるんですわ。

veranda2

↑これがベランダから建物側を見た写真。

一番右に半分だけ写っているのが、廊下に繋がる窓。

私が写っている窓と、その左側のドアみたいな窓が
うちの部屋のダイニングスペースの窓。

そして、一番左に写っているのが、寝室の窓になります。

ね?廊下から出られちゃうでしょ?

時々、社員や掃除のおばちゃんが、このベランダから
夕日を眺めて黄昏たりしています。

まあ、この建物に出入りできる人自体がDK社員と
宿のスタッフ(既にほとんど顔見知り)だけなので、
別にアヤシイこともないし、特に気にしていません。

でも、流石にこの前の出来事には驚きました。

先週の週末のこと。

私は、fujiksさん とのランチデートから、上機嫌で
夕方4時くらいに帰ってきたんです。

するとなんと!

私の寝室の前に、セミヌードの男性が二人いるじゃありませんか!

どうやら、休日で暇を持て余した社員が、

「いっちょ日焼けでもするか」

と此処にきたのでしょう。

まあ、それ自体は責められませんよ。

日焼けをするのは彼らの自由だし、このベランダは
共有スペースです。

ええ、なんら間違いはありません。

でも何故、この寝室の前なんだ!

というのも、私は毎日、下着や靴下はランドリーサービスに
出さず、自分で手洗いしているんです。

それを、↓こんな風に寝室の前に干しているんですよ!


veranda3

この日も、バッチリ下着や靴下が窓の外ではためいています。

彼ら二人(若いヨーロッパ系男性)は、この洗濯物から
1~2メートルしか離れていない場所で寝そべっているんです。

夕方4時とはいえ、日没が8時過ぎのこの季節は、
ベランダ中がさんさんと日に照らされています。

何故この場所じゃなくてはいけなかったのか!!

何故、ダイニングの前に陣取ってくれなかったのか!!


窓はミラー仕様なので、彼らは私が帰宅し、部屋の中から
仁王立ちでにらんでいることに気が付きません。

「プレッシャーを与えて、どいてもらうか?」

私は堂々と窓を開け、椅子と洗濯物を取り込み、
“いかにもここの住人です”という笑顔で、

「はろー!」

と挨拶しました。

すると彼らは少しだけ驚いたようですが、

「Hi!」
「Hello!」

と笑顔で挨拶を返してきて、堪える様子がありません。

ああ、外国人に“以心伝心”や“推して察する”は
通じない。。。orz


がっくりうなだれて再び部屋の中から二人を観察していると、
何やらモゾモゾと動き始めました。

「おお、もう帰るのか!?」

いえ、うつ伏せになって背中を焼き始めました。。。

もう私も諦めて、本を読んだりして気を紛らわすように
努めましたよ。

すると彼らは、ディナー・タイムが近づく6時過ぎに、
悠々と帰っていきました。

いえ、別にだからどうってことはナニもないんですけど、
素敵なベランダの前に住むのも良し悪しだなと思った
地中海の夕暮れでした。