(その1)より続く。

 

 第3部は、病気になった場合の対処法である。現代医学では治せない病気(ウイルス性疾患、消耗性疾患、精神疾患、アレルギーやリウマチなどの自己免疫疾患、ストレスなどによる心身相関疾患、がん?)に罹ったら現代医学の医者に診せてはいけないとしている(ステロイドを処方されることは極力避けるべき)。それらの疾患には、食事療法などの自然医学、アーユルヴェーダ(インドの伝統的治療法)、呼吸法、頭蓋療法、生薬療法、ライフスタイルの改善、心理療法、鍼、バイオフィードバック(生体自己制御)、マッサージ療法や指圧などのボディワーク、イメージ療法、ホメオパシー(自然治癒力に働きかける治療法)、催眠療法、手かざし療法など。

 ともあれ、医師の否定的見解を鵜みにしないことが大切。必ず道はあると信じてそれを探す努力をすること。そして現代医学の薬物療法と違い、時間と忍耐を要する。

 花粉症などのアレルギーには乳製品をやめてケルセチン、イラクサを摂取すべし。

 そして「がん」の場合は、がんができていること自体が治癒系の機能不全という現象である。外科手術は納得できる。外科的切除が可能であればが手術を受けるべき。放射線療法と化学療法は、免疫系に損傷を与えるので、粗雑な方法であるから、データを集めて判断するべき。がんは全身病なので、精神的にも物質的にも生活を改善し、全身の健康と抵抗力を高める努力をせねばならない。

 

 博士の述べていることは、考えてみれば、病気にならないためには良い生活を送るということにほかならない。そして、現代医学では治らない病気が多々あり、それらの分野はまだまだ探求の余地があるということである。

 とりあえず、今後は脂肪に注意することにしよう。きわめて毒性の強いトランス脂肪酸を含むマーガリンやショートニング(スナックやビスケット、市販のケーキに使われる)を摂らず、ベニバナ油、コーン油、大豆油、ごま油(オメガ6)の摂取も減らし、その代わりにオメガ9というオレイン酸の多いオリーヴ油やキャノーラ油を使い、オメガ3の油(えごま油や亜麻仁油など)を、錠剤ではなく食品から適度に摂取することにしよう。 

 乳製品の摂取は10カ月前から止めている。それまでは骨に良い、腸に良いと思って常食していたものだが、止めても骨密度は10%ほどupしているから関係ないのだ。それを決心した時のスレ→https://ameblo.jp/trinakria/entry-12442905465.html

 さあ、明日は一年ぶりの健診だ。