劇団6番シード
「ザ・ボイスアクター アニメーション&オンライン」
公演後すぐに第一弾を上げておいて、
まさか次までこんなに時間が掛かるとは…
しかも相変わらず内容がまとまってない(^^;
そんなダラダラ書き連ねたものですけども、感想第二弾、行きます。
●大きかった変更点?
前回からの変更点ってところから考えて今回一番大きかった要素は、
モーションアクターなのかなあと個人的に思っています。
なんというか、SUMIOさんが凄すぎて、
これ以上の適任はもう存在しないんじゃ?という感じ。
そのハマり具合や存在感が作品全体にとっても大きかったのかなぁ~とね。
一番の見せ場アフレコシーンでの大活躍は本当にすごかった。
動きが細かく大きくそして剛柔自在。
水、鉄、といった違う属性への対応もこの上なくて。
そしてさらに表情ですよ。
ゲームに反映されるのは動きだけかもしれない、
モーションキャプチャーですからね。
でも、表情のあるなしでこちらに響くものは違う。
身体だけでなく顔の動きもあると、
ポチョミンの気持ち?は伝わりやすいはず。
その意味でSUMIOさんの大きな表情の変化は、動きの凄さと相まって、
すごく大きなものをこちらに届けてくれたと思います!
アフレコ以外でも!
序盤の御子柴さんとユリア橋爪とのせめぎ合い、
対決姿勢がハッキリして面白かったぁ~!w
きっかけはIT用語が分からない御子柴さんへの失笑から?
御子柴さんが「笑ったでしょ!」ってキレるところ。
その後ちょいちょい御子柴さんを挑発するように絡んだり、
「お前と一緒に旅なんてするもんか~!!」
ってポチョミンのセリフに合わせて、
御子柴さんが思いっきり橋爪を指差したり!w
序盤はこの対決感がいっそうの笑いになりましたね。
でも後半はそんな2人が…
というのはまた後で書きたいと思いますw
●新たな発見
今回改めてこの作品を観たときに、新たな発見、気付きがありました。
気付き・・・ウツボさんのオリジナリティ溢れるやつじゃないよw
というかですね、何故前回観たときに気づかない?
と我ながら思うことですが、
気づいてないと言うよりは、強く実感した、ってところかな?
気付いた点は、どっちもオンラインですが、2つ。
黒船軍団の本当の想いと、茜の芯の強さ、です。
黒船軍団…異種業界に殴りこんできた外敵?
ゲーム業界の2人、祐天寺と日野です。
最初とてもいけ好かない雰囲気だった2人ですが、
それは業種ごとの常識が違うためのこと。
他業種の人には自分たちの常識が分からない、
そんなのはどの世界でも良くあることです。
そして彼らは彼らで、自分たちの担当業務…
「期限までに成果物を残す」
…そこに忠実でなければならなかっただけ。。。
現場を何も分かっていない他部署の人間に、
無理難題を押し付けられてる訳ですよね~。
その中で「どうすれば要求を実現できるか」を探ったにすぎない。
会社に属する人間として、自分たちの想いとは別に、
最大限に業務を果たそうとしていたわけですよね。
で、この「自分たちの想い」です。
ことさらに書くまでもなく、分かってる方の方が多いですよねきっと(^^;
声優陣の、御子柴さんの、その力に、とても魅了されていたわけですよね。
彼女たちがどれだけ素晴らしいものを生み出しているかを、
身を持って分かってもいて、すごく感動もしていた。
祐天寺泣いてるくらいだしw
日野も本社からのバックを読むとき、
何だかすごく嬉しそうに感じられましたし。
そしてもしかしたら、気持ちは彼女たちに寄り添おうとしていたくらいでは?
そんな風にさえ思えました。
でも彼らは板挟みになってしまった…
個人としての想い、御子柴さんの声に、演技に感動し、寄り添いたい気持ちと、
会社に属する人間として発売に間に合わせなければいけない立場との間で。。。
そして彼らは後者を、「現実路線」を取らざるをえなくなってしまった。
それはきっととても「無念」なのではなかったのかな。
すごく印象的だった祐天寺の姿。
「これがあなたたちの求めるクオリティなの?」
その御子柴さんの問いかけに、じっと向かい合ったままで、
「答えて」と促されるまで答え(られ?)なかった。
そして御子柴さんが息子さんからの電話に出るためそこから動いても、
祐天寺は視線をじっと動かさないまま…
これは彼の無念さをすごく表してたんじゃないのかなあって思うのですよね。
特に千秋楽のこのやり取りは痛烈に印象に残りました。
でもね~
ホントにね~
一回観ただけでも分かりそうなんじゃ?って思えるくらいなのに、
いや、前回観た時もホントきっと少しは分かってたはずですけど、
今回改めてこんなにも実感するってのはなんなんだ。
ニブすぎやしないか自分?(^^;
そしてもうひとつ、茜の芯の強さ。
ダメダメで、ちょっとおバカでウザいところもあって、泣き虫さんの茜w
でも実はとっても強い子なんだってことを今回強く感じました。
前回では頑張り屋さんというところまでで、
今回ほど「強い子」というイメージは持っていなかったと思います。
あの御子柴さんの付き人なのですから、根性はあると思いますが
(天然っぽいから打たれ強さも結構ある?w)
その根性で、尊敬する師匠の、御子柴さんの、「力になりたい!!」って
自分が何としても支えるんだって、
それくらいのすごく強い意志を示したのかなって思いました。
観ている自分でさえとても辛い気持ちになる、御子柴さんの50音収録。
あの場の声優陣にはさらに身を切るような辛さを感じるものだと思います。
その収録の様子を大泣きしながらも見詰める茜の目の力…
ものすごい力が目に宿ってるって思えたのですよね。
それがあったからだと思うのですが、
その後一緒にポチョミンをやり始めたの茜の必死な叫びを聞いて
本当に前回以上に、「なんて強い子なんだろう」って思わせてくれました。
ん~~これもまたね
ホントに前回の時点で何故気付かないんだって感じではありますけどね(^^;
●気分は祐天寺?
御子柴さんの凄さに感動して泣いてしまった祐天寺ですが、
あの気持ち、何だかすごく分かるのですよね~。
アニメーション編もオンライン編もなのですが、
アフレコの凄さが加速して行くに連れてどんどん引き込まれてしまって、
何か自然と涙がじわりじわりと来るようでした。
この感動、感覚、両編で少し違う要素があるかな?
アニメーション編は…
ダメダメだった前田さんが少しずつ困難を克服して輪に加わって行く。
また前田さんのためにアフレコがうまく進まない状況になってしまった。
そういう中で、バラバラだったものがひとつにまとまって行く、
みんなの気持ちがひとつになって行く、そんな感動があったのかな。
バラバラだったものがひとつに…
これは自分のとても好きな展開でもあります。
オンライン編は…
これは上に書いた、御子柴さんと橋爪のせめぎ合いにも関わるところです。
これまたみんながまとまる系ではありますが、
御子柴さん単独の力&声優陣のまとまり、
それらと橋爪のモーションアクトが融合する?
前者の部分はアニメーション編同様にとても心奪われる凄さ、
しかも紙との戦いの中でもある訳ですしね!
それに加えてみんながひとつになって突き進む中で、
橋爪の動きも加速する。
せめぎ合いからの、熱い共闘がもたらす感動。
「後半はそんな2人が…」って上で書いたやつですw
御子柴さんたちの声と、橋爪の動きと表情の表現が、
すごくリンクしていったように思うのですよね。
特に御子柴さん単独のときはポチョミンの声そのままなだけに、
融合感が強いですけどね。
橋爪を見ながら御子柴さんの声を聞いていると、
だんだんポチョミンそのものを観てる気持にさえなりました。
声を聞きながらモーションアクトを観ていると、
そこに本当にポチョミンがいるかのような。
そんな…
そんな気持ちに…
なっちゃったんだよねぇ
って御子柴さんの言い方を真似てみるw
アニメもオンラインも紆余曲折があるお話ですが、
ハードルを乗り越えながらの、なんというか、疾走感??
観ていて本当に心を引き込まれるものがありました!^^
で、またね、
その疾走がピタッと止まったところに「決め」のセリフが来て、
その言葉でさらに胸熱くなったところに…主題歌が響く!
アツい!なんてアツい作品なんだ~!^^
●個人的想いとか個人的見どころに関して
今回は自分の中で初めての、6Cでの「再演」の観劇でした。
短編作品ならいくつか観た作品はありましたけどね。
初6CだったSSから昨年のロクバンタムでいくつかありましたし、
オレンジは本公演として改めて作られましたし、
そして「天気と戦う」は別の機会に観てもいましたし。
でも本公演のまるまる再演というのは初めてで、
とても楽しみにしていました。
で、やっぱり配役について気になるポイントがいくつもありました。
まず、前回から役が変わる方がいらした。
そして前回と同じ役を演じる方の中には、
「この間で流れた時間の重みが特に大きい方」がいらした。
前者の代表は、
絶対的主演だった小沢さんから引き継いでの主演土屋さんと、
珍しくクールな藤堂さん。
後者は、言わずもがな、ナガレ…じゃなくって(おでん大佐風)、
前回でキャリア4作目にしてこの大役を演じ、
そこからさらに大きく経験を積みつつ、6Cに入団までしてしまった!
くりゅちゃん栗生みな!
まあ素人なので何が分かるってんじゃないですけどね、
どんな姿が観られるのか本当に楽しみでした。
土屋さんは…
見事に老けた?(笑)
実年齢的には「ギリギリ青年」くらい?
中年というには若いのですがね~(笑)
でも何というか、若さと老け感とが絶妙に混ざってた気がしますw
ちょっと若作りしてる感じあるけどやっぱりおじさん、
でもすごいエネルギッシュなおじさん、っていう感じかなw
それとおもしろかったのが、何か肩の力が抜けてる気がするのです。
もちろん良い意味でです。
すごい熱くてパワフルで、でもってウザくて厄介なおじさんではある。
だから何か全身ガッチガチに力みまくってる感じの人。
でもガッチガチなくせにどこか肩の力が抜けてるような?
そんな矛盾した雰囲気が両方入ってるように思えました。
ちょっと不思議なKYな人っぽさとでも言えば良いかな、
「面白い」というより「変」な魅力を感じました。
全然褒めてるように聞こえないかもですが、良い方の意味で書いてますw
いつも思いますが、土屋さんって何か妙~~に
不思議な魅力があるような気がするのですよね~
藤堂さんは…
普段いろいろ言われちゃう方ですがw、やっぱりカッコ良い!
役者さんって本当に面白いですよね。
演技として役割をきっちり演じると、本当に全く違う人格が出てくるようなね。
良いなあ~と思ったのが、どこまでも怜悧冷徹な雰囲気!
前回の吉田さんは力強いというか「剛」って感じを受けていたのですが、
藤堂さんは「鋭」って感じでしたねえ、切れ味鋭い冷徹な頭脳?
オンライン初日、藤堂さんが最初にマイクに向かって話し出した時、
普段見ない目の鋭さに思わずゾクッとしちゃいましたもん。
というかそれがハッキリ分かるほど近くから観てないですが、
すごいシャープなイメージがズバッと飛んできたのですよね。
でもそんな雰囲気でありながら、先に書いたような、
すごく良い、葛藤しているみたいな姿があって。。。
その差がすごく良かったです^^
藤堂さんのこっち方面、もっともっと観てみたいですね^^
そしてくりゅちゃん。
彼女が前回どんな後悔をしていて、
それを今回でどう乗り越えようとしていたのか…
残念ながら自分には分からないことだらけでした><
が、上で書いてますが、茜の強い想いはすごく感じられて、
そこは前回と今回での大きな違いでしたかね~。
前回は「何となく」感じていたものを今回改めて認識させられたのでした。
黒船チームとホントに一緒。
それからこういう見方をしては本当はいけないのでしょうけど…
アニメ編の方で、オフ芝居するのが前回より(恐らく)増えました。
その中で御子柴さんと茜が何やら話してるところがありました。
セリフの方で、アフレコテストのときに「何だその演技は」みたいに
御子柴さんが叱るところがあって、その流れを受けて、
その後マイク脇や後ろの椅子の辺りでする会話。
セリフにもあるとおり最初は厳しかった御子柴さん。
でもアフレコ本番では、セリフを言い終わった茜に向かって、
「今のはなかなか良いんじゃん?」みたいに何か言っている…
これが、何かグッと来てしまったのでした。
前回は確か無かったこの小さなやり取りを、3年半経って観られた。
それはまるで、宇田川・栗生という師弟関係が、
3年半という時間を過ごしてきた先にあるリアルなものにも
観えてしまったりなんかしてねえ~~
いやホントこんな見方しちゃダメなのでしょうけど…
でも思わず目頭が熱くなるものが
あったりなかったりしないではいられるようないられないような…
(もうさっぱり分からないw)
そんなちょっとした感動があったのでした。
そもそもですね、自分にとっての再演なら、
やっぱりまずはこの作品を観てみたかったというのがありました。
6Cで初めて観た本公演がこの作品でしたし、
そして宇田川さんとくりゅちゃんという大きな要素があるから!
これが師弟関係の始まりの作品だと思ってましたし、
さらに弟子は「本当の」弟子になって、しかもとても仲良しな2人になって!
だから、くりゅちゃんの茜で、もう一度この作品を観たいって、
ずっと思ってはいたのですよね。
だからこのシーンはなんだかちょっと、嬉しかったのですよね~
といったところで感想はここまで。
まだ書いてない方も多いですし、書きたいこともまだ結構あるのですが、
何だかとてもまとめきれる気がしません(^^;
どこかで気が向いたら書こうかな~~くらいに今は思っています。
ってまだ書いてない6Cメンバーや、客演の中でも何人か、
すごい書きたい人もいるのですけどね~(^^;;;