OIL AGE OSAKA+TOKYOプロデュース
「ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー」
あらくないあらすじを終えて、、そして感想へ!!
あらすじ上げた時点で9割方書き終わってた感想。
なのにどうしてアップするまでに、
一週間以上掛かってしまうのか…ぐふぅぅぅ><
・・・・気を取り直して、いつものようにリンク貼りつつ行きますよ。
こちらが前回のブログ。
「ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー」振り返り(おはなし)
それでは作品自体の感想行きます!
○自分にとってのペパカン
やーー、泣きましたね(^^;
それはもう泣きましたね、
余韻強すぎて福地さんにいぢられる位に><
でもすごく笑えて。
春子の姿が楓にしか見えないことによって起こるアレコレ、
これは言ってみればベタなのでしょうけど、ベタで何が悪い!
ベタっていうのは効果があるからこそでもあるのか?
(↑それは「ベタ」ではなく「陳腐」の時に使え、
と突っ込んでくださる方とはきっと友達になれるw)
おはなしブログでも書いたことですが…
6Cの過去作品の中でも一番観てみたかった作品でした。
とにかく20周年のダイジェストで観た印象が強くて。
前回のOIL AGEの後、ペパカン観たいな~なんてツイートしてたらね、
プロデューサーさんからまさかのリプが来て驚いていたのです。
でも本当の驚きは、リプではなくて本当に上演されたところでしたw
そして、、、素晴らしかった・・・
期待が強くなりすぎるってことはだね?
ハードルが上がるってことなんだよ!!
相当高い満足度でないと「意外とこんなもんか…」って、
そういう印象になる可能性だって高いわけですよ。
でもこの作品にはそんなのまったく当てはまらなくてね~。
ハードルあったのだろうかって気がします。
おんなじことをブログに続けて書いちゃってますけどもう気にしないw
惜しむらくは…もちょっと観たかった…体調のやつめ><
作品のパワーに呑まれっぱなしで細部まで拾い切れなかった><
体調のやつめ><(二回目)
今年何度目かわかんないけど、
発券済み支払い済みのチケットを無駄にしてしまった…><
しかもなぜか○○りんチケットで複数回…○○りんごめん><
そんなこんなで自分にとってはとてもとても大きな作品になりました。
自分観劇史上でも最高の作品のひとつになり得る?
6C作品ではCall me Call youがそこにいたのですが、
それを超えてしまったかもしれない勢いです!
細かく言ったら突っ込みどころもちょいちょい。
松本さん作品らしい?ちょっと遠回しなところ?もあったり。
(なぜ早く核心を突かない?みたいなところw)
いろーんな意味でのちらほらがあったりなかったりするのですけどもw
作品の大枠というか背骨というか、そういうところが持つ力?
押し寄せてくる大きな流れのパワーに、もう完全に呑まれてました。
そういう部分のパワーは自分観劇史上有数でした、凄かった。
もうひとついうと、遠回しだなと思ったところも、
理解を深めてみると何となく意味が分かるような気がしました。
確たる理由がある訳じゃないですが、
きっとこういうことなんだろうなって思える感じですね。
○大枠な感じの感想
とりあえずまず寄り道話。
20周年のダイジェスト映像で観たクライマックス。
暗い中、ヒロイン(であろう椎名さん)を、
後ろから抱き締める主役(であろう妹尾さん)。
(「○○であろう」なのは、話を知ってるわけじゃなかったからw)
そして妹尾さんの、ぽつりぽつりと、
なんとか紡ぎ出すような歌声の中で、
幽霊のヒロインに当てられた照明が少しずつ消えて行き…
そして流れるバイオリンの音?のBGM。
再三書いている印象強いところというのはこの光景です。
が!
印象が強すぎたためにですね?
今回の初日、幕が開いて、聞こえてきた福地さんの陵の歌声……
「こ!!この歌は!!!」
と気付いた瞬間にもう涙が浮かびましたw
話の流れも何もないところで記憶と雰囲気に左右され過ぎw
こういう風に作品を観ちゃいけないと思いつつもいつもこれだw
でもその記憶の元が、ダイジェストでのほんの一瞬のものって、
そこが凄いと思うわけですよ。
それだけこの作品の持つパワーがすごいんじゃないかなって。
で、本筋な感想に戻りまして・・・
毎度良く書く「6Cらしいスピード感」、
これが今まで観た中でもよ相当に強いんじゃないか?と、
そんな風に思えた作品でした。
Call me Call youと双璧の感じですかね~。
でも「会話」に限っての速度感ではこっちの方が上なのか?
それからこれまた良く書く「緩急」の面でも、
「急」の方でとにかく押し切る!!
みたいな凄いパワフルさの印象が強いです。
凄い勢いからピタッと止まる、6C作品ではこれ良くありますが、
止まらずにひたすら押し寄せてくるような勢いって感じ。
「緩」の部分は、ひとつのシーンひとつの流れの中で、
緩急をつけるというよりは、もうちょっと大きな流れ?
作品全体の中で緩急があるというか(それはある意味当然か?)、
シーンそのものが「緩」の部分があったという感じですかね。
ま、あくまでも個人的印象ですけども。
そんな感じで、
止まってくれないジェットコースターに乗った気分?w
作品全体を通して、高速展開の勢いに呑まれまくって、
その流れに押し流されるように観ていて…
その中での様々な笑いを楽しむ!
ひとりの破壊力を楽しんだり、
複数人の高速テンポの掛け合いそのものに笑ったり。
そして春子&楓が絡むと起きる、認識のズレによる笑いを楽しむ。
そしてそして、、
見えてくる真実に驚いたり感動したり!
という感じ。
笑いと驚きの振り幅がホントに大きくてね~。
そういう落差の大きさが観ている気持を大きく動かしてくれました。
心・気持ちを動かす要素が幾種もあったのは間違いないと思います。
それでもやっぱり自分にとってこの作品は、
陵あってのものなのかな?と思います。
「この作品を自分は誰目線で観てたんだろ…」
(誰目線というかどこに感情移入してたか、ですかね)
っていうのが我ながらイマイチはっきりわからなかったりします。
それに男性と女性でも感想というか響き方が違ったりもするようで、
果たして自分はどういう感じで観てたのかな~とは思います。
ただ陵に相当こてんぱんにされたのは間違いないわけでw
幕が上がった当初からスイッチ入れられた訳ですからねw
っていうか結局、陵にやられたって人が、
多いですよね?・・・・ね!?・・・・ね!!!(ゴリ押しw
陵の人柄。
無愛想でとっつき悪くて、仕事もあまり真剣じゃない、
粗野な雰囲気もあったりしてね、
なんだかロクデナシな雰囲気にも最初は感じる。
でも本当は、
「奥さんの死のために仕事への情熱を失っている」
であろうことは、割と早くからふんわりと見えてくる…
(無愛想なのは元からっぽいところありそうだけどもw)
そういう感じはありました。
だからやっぱり、楓の八面六臂の破壊力を目の当たりにして、
え?一体誰が主役なの??という想いを抱きながらも、
陵の想いの部分に沿って(「添」の方か?)観てたのかな?
○好きなシーン的なお話
全部です!
話が終わってしまったw
これじゃ意味がないのでちゃんとしますが…
とりあえず全体的に良いとこだらけだったのは間違いないです。
だからこそ、「好き」「良い」ではない部分?、
特に何もない普通のところとか、マイナスの意味のところも、
数が少なくて逆に目立ったかもしれません。
良い印象でいろいろ埋め尽くされた、本当に楽しい作品でした。
中でも特に印象が強かったり好きだったりするところを、
いくつか挙げてみます。
まずは
「陵」です!
シーンじゃねーし!!
や、すいませんホントすいませんw
でも仕方ないじゃないすか良かったんだから。
ちょっと悪そうなやつが実は良い人でした的なのはズルいと思うよ?
でもそれをここまで徹底的に素晴らしくやられますともうね、
どうしようもないですよねw
作品を通して陵の姿・雰囲気は変化していきますが、
彼の姿が崩れて行くとでも言いましょうかね、
本当の心を覆っていた壁が崩れて行くと言えば良い?
固いはずの心の壁、でもほんのわずかずつほころびを見せて、
そこから垣間見える彼の中の気持ちに「おや?」と思わされる。
(この辺は菱沼さんの功績が?)
それが調査ノートや人権団体とのことをきっかけに、
一気に崩れて本当の心が表れたとき、
もう胸を打たれないではとてもいられないわけです。
すごくぶっきらぼうだけどきっとすごく不器用なだけで、
中に秘めたものはとても熱く滾り愛深い…
そういう姿への変化は、それはもう素晴らしいものでした。
記事にして何になるんですか
記事にして春子は帰って来ますか
俺にはなぜ春子が見えないんだ
あーーーー
とりあえず泣いて良いですか?
あの陵の叫びを想い浮かべるだけでダメだ・・・(TT)
次は日比野デスクによる陵への痛烈な問いかけ。
嬉しくないの?悔しくないの?
というやつですね。
もし他社に抜かれることがあったら、
あと一日早く、あと少し粘っていたら、と後悔することにならないか、
記者としての想い?からの言葉。
こういう想いは他業種からでも分かりやすい?
なるほど!ととても思える言葉であり、辛さでもありました。
が!
ピンと来た人も多かったのではないでしょうか。
奥さんの死と自分の仕事とのことで、これこそが核心なのではと。
これはもしかして陵には言っちゃいけない言葉に等しいのでは…と。
初見でのこと何となく覚えているのですが、
日比野さんのこの言葉にストレートにグッと来たのですが、
あれちょっと待て?もしかしてこれか??
と、その後にふと思ってしまったのでした。
そして、これが後に繋がって行きますよね。
医者から言われた「あと10分発見が早ければ」。
そして仕事に熱心なあまり張り込みにのめりこみ、
まさにその10分で大切なものを失ってしまった。
日比野デスクのこの言葉自体がすごく印象強くて好きでしたが、
後から分かるこのことで、リピート時にまた違った印象が生まれる。
この作品の核心部分にぐっと踏み込むとても印象深いところでした。
次は、編集局長。
誰しもが思ったことでしょう。
陵が本当の心を表し、あの場にいた誰もが、
動くことも言葉を発することもできなくなったあの瞬間に、
たった一人だけ行動することができている局長、
なんてすごい人なんだ!と。
上司として、指示者として、素晴らしかったのはもちろんです。
でもそれだけでなく、あの時の局長の心境、本心、
そこを聞いてみたかった!
確かに仕事が進まなくなっていた。
最終版完成に向けて時間がないのに手を止めている暇はなかった。
その中で作業指示者としてひとりひとりにクギを刺していく。
あの空気の中でのこの的確さはそれはもう素晴らしかったのですが、
それだけだったのか、それとも他の意図があったのか。
あったのでは、ないのですかねえ。
あの言葉によって、凍りついたあの場の全ての人間を、
救ったと思うのですよね。
普段?の姿、序盤のヤンチャ?チャラい?雰囲気w
(まあアロハ効果もあるだろうしw
それもホントは休暇のはずだったから仕方ないがw)
そういう姿を見せられていたから、昼行灯じゃないですけど、
いざのときの姿が本当に素晴らしく映りました。
ヤンチャなところから、人権団体への皆を守るような一喝、
そしてこのシーンへ…もう素晴らしすぎる><
あのヤンチャな姿だって、もし普段ああだとしたら、
うるさいかもだけど、ある意味職場も和むだろうしなあ…。
そして調査の真相が明かされて行くときの流れですね。
全体の流れで緩急、みたいに上の方に書きましたが、
悲しい展開に心奪われていた中から、
いろんな情報が結びついて解決の糸口になり、
みんなが一斉に動き出していくところです。
ここは心が沸き立つものがありましたね~。
どんなお話・作品でも、こういう部分はあるのでしょうけど、
悲しみのゆったりした展開が素晴らしくて、
そこから加速して行く展開がまた素晴らしくて、
やっぱりワクワクさせられちゃうのですよね!!
妙子のところとかまだまだ書きたいところもありつつ、
次回に…続く!!!
のか!?w
