未来に向かって ~旅立ちの朝~ -11ページ目

未来に向かって ~旅立ちの朝~

応援している大切な人たちのことを中心に、日常をつづっていきます

劇団6番シード

「D・ミリガンの客」


感想第二弾です。

すきなところをひたすら書き連ねるだけのブログになりそうです。

ははは・・・長くなりそう(^^;


さあ行くぞ!


だがもちろんまだだ

前回の宣伝からだww

またいつものこのパターンだww

「D・ミリガンの客」感想(そのいち)


さあ本当に行くぞ!!




●カレー考察w

みんな大好きカレー!!w

扇田さんと松本さん、いつもは作り手のお2人によって演じられた、

この役についてあれこれ書いてみます!!

後半戦の登場だった分、

松本カレーの方が印象はやはり少し強く残ってますが、

どちらも相当なインパクトだったことは間違いなく!!

カレーが登場すると展開が一気に変わる気がしますからね~w


扇田カレーと松本カレーの違いは、

スピードとパワー?


扇田カレーは軽さがスピードに繋がった感じですかね。

声の高さと話し方、体格と動き、それらの軽妙さやら素軽い感じが、

良く合わさっていたように思いました。

後は周りの人とのやり取りも、

6Cらしい絶妙のテンポ感でポンポン繋がっていた気がします。


松本カレーは、重みのあるパンチが!

声は同じように高いのですけどね~、タイプが違う!

話し方に重みと粘着力がwwうわーイラッと来るww

そして言葉の力?声の力?で展開を強引に引き寄せるかのような、

そんな剛腕っぷりが感じられました。


川の流れに巧みに身を任せる扇田カレーと、

その流れを強引に自分に合わさせる松本カレー、

タイプは違えどどっちもすごい!そんな感じw



周りの人との絡み方のテンポ感については、、、

これ完全な憶測ですけどね?

扇田カレーでは松本さんがいつも通り演出できるので、

忠実に流れて、いつもの6Cらしさが出るのかな?と思えて、

松本カレーでは演出ご本人が渦中に入ってしまうのと、

あとは周りの劇団員が、松本さんに(演技的)無理を強いた?w

身内ゆえの遠慮のなさ、あるいはいつもと違うやりにくさw

そういうものがあって松本さんの剛腕っぷりが前面に出た?

なんかそんなことを色々勝手に憶測したりしていましたww


あとカレーの「イラッと感」の違い。

同じくかなりイラッと来るのですけどもwwその上で…

扇田カレーは、ちょっとなんか許せる感じがあり、

松本カレーは、ガチでイラッと来る感じがあって、

ここは両カレーの話し方の違いによるものなのだろうかww

セールスマン土屋さんのイラッと来てる言葉も、

対松本カレーの方がより強く重々しく聞こえてみたりしましたww


セールスマンとカレーのどつきあいも良かったw

扇田カレーはちょっとどつかれるとポーンと飛んでっちゃうし、

扇田さんの身体のサイズと動きの素軽さが大いなる武器にwww

武器というか笑いの凶器?

松本カレーとのやつはガチ感!

重い!!重いよそのどつきあい!!!そんな風に思ったりもw

あと序盤はまだちょっと手探り感があったのかなあ、

松本さん相手だと土屋さんやりにくいのかなw

それが後半に向けてどんどんこなれて行って!!

良い意味でヤバいどつきあいになって行きましたww


見事にタイプの違うふたつのカレー。

どっちも好きだったなあ~。

扇田カレーはダイジェスト版だけの映りなんだろうけど、

いまさら叶わない願いとしては、両編とも売って欲しかったww




●好きなとこ ←この章題は果たしているのだろうかw


お話全体のところは前回書いたので、今度は細かな部分ですかね。

これまた重箱の隅をつつくようなやーつだw

ホントにこまーーいですよ~~ww



あ、最初に。

各人の長ゼリフシーンは除外。

あれは誰もが全員のを大好きだと信じてるから!!


っていうか自分は全員のシーンが大好きでした^^

重厚なオーケストラのソロみたいなやつも、

感動多めのやつも、笑いに包まれるやつも、

もはや笑いしか存在しないやつも←


あ、一応その中で一つだけ。

質屋の落語!

海に流されたやつらのところからボスのところに切り替わる…

そのあとのアレですwまだ終わらんよ…って素で話すやつw

あれ、見ている自分の現在位置を見失うくらい好きでしたw


あれはきっと松田さんが巧みすぎるからに違いない!!

劇中劇の方に引っ張りこまれ過ぎるんですよね。

だからそこから質屋に戻ってきたときに、

自分が質屋のところに戻ってきて観ているのか、

うっかり松田さんのところにまで戻ってきて観ているのか、

居場所を混同する!質屋と松田さんの違いが分からなくなるww


「まだ終わらん」というのを聞いている自分が、

質屋の客としてなのか、自分自身としてなのか、錯覚?w

あの虚を突かれるような質屋の落差にはコテンパンでしたww



てことで本筋(?)へw




まず開幕が凶悪w

初日は特に!ww

前述の通り着地点を全く読むこともできずにいるとこで、

どんな話だーーーと思っているところにいきなりこのコンビw

あの表情の対比もヒドいw(無論褒め言葉)

笑って良いのか良くないのか客席がまだ手探りなのに、

さらに静寂いっぱいで投入してくるのがこれ!

無理!!笑えと言われても無理!!でも可笑し過ぎる!!

もうね、いきなり必死で笑いを堪えなきゃならなくなって、

プルプル小刻みに振動させられる羽目になりましたよ!ww


それに初日は樋口さんの溜め時間、割と長かったですよね?

2日目以降やや短縮された?

正直短縮はちょっと助かりました、

笑いを堪えるプルプルが長いのは辛い!w

それとも時間的短縮は実はなかったりしたのかな…

無限に続く時間と感じるくらい、

初日のあの幕開けにはインパクトがあったのかな…w




序盤の静かなせめぎ合い。

セールスマン登場時のオーナーとのやり取り…なのか?ww

もし万一ああいう事態に遭ったら、

ホントにあのセールスマンみたいになっちゃうんだろうなww

そしてシスター登場!

舞台の両端でのセールスマンとの遠距離砲撃ち合いw

というか、シスターがセールスマンを、ロックオン?ww

こういうところに不慣れで困ってるシスターの、

彼に救いを求めるがごときチラ見&表情!!

これもうたまらなく大好きでした!!

ここも静かにプルプル震えてましたww

チンチン鳴らしまくってセールスマンからの声が飛んで、

あわててベルを両手で押さえちゃうのも大好きでしたww

ここの一連の流れ、なんだあの可愛さと面白さは!!




質屋がやってきてキャットが絡む…

胸ならぬボールを頭に乗っけられたところでの、

「なにがしたいんだこのあばずれは」

っていうのも地味に好きw

何がしたいんだキャット…と突っ込みたくなる気持ちをね、

質屋が代弁してくれている!!

ホントもう誘惑したいんだかしたくないんだかどっちなんだww

パン食べてて後ろからグイッとやられて両足上がっちゃってる質屋と、

それを上から抑え込んでるキャット、という構図も何か好きww


すぐにはお金を払っちゃダメ!とせっかく学んだのに、

心が弱かったシスターもホント楽しい。

心が折れたときのキョドった感じも、

セールスマンに突っ込まれて踏みとどまりつつ、

自分の手をたたいたりする様もとにかく楽しいw




それからキャットで、特定のというよりも全般的にですけど、

ホント自由だなーーと思うことがしばしばwまさに猫な感じでw

興味のないカオしてちょっと輪から離れたりしてるけど、

しっかり聞き耳は立て、いざ何かを見つけると途端にまっしぐらw

顕著なのは、バーテンの涙のところ。

きっと獲物を見つけて目をきらんと輝かせる猫そのものなんだろう!

気がついてから、まっしぐらに彼の許へ向かうw

そして覗き込み、、、ウケるwそしてすぐさま去るww

ヒドい弄び方だww

キャットが一番OFF芝居でいろいろ勝手に動いてただろうか。

何をするでもないけれどふわふわ遊んでいるのが観てて楽しい^^




カレーが来て匂いにつられたみんなが集まった時。

「いい匂い、ですな」のときのオーナーの顔が凶悪w

にこやかに嬉しそうに笑顔を向けてるだけなんだけど、

その表情の動きだけで笑えるww

いや、前振りがあるからこそ、あの笑顔で笑えると思うんですけど、

それにしても顔の動きが素晴らし過ぎる!ww


それから誰が金を払うかのところ。

一口しか食べてないという質屋の主張を聞いて、

アナタいっぱい食べてたもんね~^^、バーテンがキョドるw

ソファまで逃げてきちゃうww

こういうの最後のセールスマンが帰るところの質屋もだ。

サンドウィッチに手をつけてないってオーナーが言うと、

「やば~」ってな感じにこっそり柱の辺りに逃げてくるw

こういうのホント楽しいww




みんなが食べて空になった皿を受け取る松本カレー。

お皿にちょこっと残ったルーを、指ですくってペロッと舐める…

そんときむちゃくちゃ良い笑顔してるんすよね~!

キミはホントにカレーが大好きなんだなあ~^^

と言いたくなるような嬉しそうな笑顔!

あんなにイラッと来る松本カレーだったけど、あの笑顔は最高だ!


これ…扇田カレーの時はどうだったんだろ…

何かやってたのかなあ

扇田さんのときはそこまで細かく押さえきれてなかった><




バーテンは、涙もだし、長ゼリフのうっかりさんっぷりから、

怖そうだけどちょっと残念、でもそれがかえって良いやつっぽく、

人柄をとってもマイルドに見せてくるのですよね。

セールスマンに絞り出すように懇願する姿にも彼の人柄が出て、

そこにとっても胸打たれるわけですが。

で、その姿を知ってから戻ってみると…

ひとり金額が小さすぎてハブられそうになったときのこと。

「俺も仲間に入れてくれよ」というのがね、

声はドスが効いてて怖いのに、なんかちょっと可愛くというか、

愛すべきヤツに見せてくるから面白いもんですw


ああ、、そうそう忘れちゃいけない。

バーテンの知るリサが、シスターが育てたリサであるとを分かったとき、

リサは元気?・・・元気にしてる

というやり取りで2人の間に流れる時間と空気がね、

ものすっごくいいのですよね~><

じんわりしんみりきちゃいます!




D・ミリガンの手紙をみんなで読む。

これ、各人自分に当てはまる内容を読んでるのですよね。

このリンクしているところ、ニクいなあ^^

バーテンのくだりなんかグッとくるよね。

そして、シスターは、読み方反則w

ちょっと気持ちこもりすぎですよ~、、ずるい~w


この、手紙を皆で読み終えた後、照明が戻った中でね、

シスターが視線を落とすようにしている姿が、

これまた大好きでした。すごく心にじわ~っと来る姿でした。




そしてお話全体の雰囲気の話にもまた戻る感じですが、

みんなで謎を解き明かそうと疾走しまくってしまくって、

そして手紙が届いてみんなが心を打たれて・・・

というところからのね、みんなの雰囲気がすごく好きでした。


もちろん先述のシスターやバーテンもなのですが、

「助けてやったら~」っていうキャットの言葉もね、

どうなんでしょね、こちらが勝手に思っているだけなのか…

あのキャットの声はしれっと話してるようで、

実は想いがこもってたりするんじゃないだろうか?

なんて思ったりしました。

キャットもリサとは、同じでないとしても何か似た境遇。

感じるものはあったのではないかと思う訳です。

嫉妬に繋がっても不思議なさそうな気もするけど、

でもほら、この街の奴らは気の良い奴ばかりだから^^


質屋もそう。

最初は質屋は、D・ミリガンのこと考えるのなんてどうでもいいって、

そう言ってたのですよね。

でもあの大騒ぎと手紙を経て、セールスマンが怒り始めると、

椅子に座ってじっとうつむくようにしている。

そして、指輪を返したり、ハンカチをシスターにあげたりして、

「金の価値なんてそんなもんだ」と、

爽やか…ではないなw…カラカラと笑うようにしれっとね。

カッコ良いし、すごくあったかい、質屋良い人すぎるよ^^

そこを観たあとで、またあの黙ってうつむいてる姿を観るとね、

何かをじっと考えているような姿にまたいっそう深みを感じたり^^

最初は固くてケチっぽく見えるけど、真実が分かった後は違う…

お金の本当の価値というものを分かってる人物に見えてきます!


セールスマンは、、、ひとりすごく尖ってたけど、

オーナーの「小人」の話の途中で心が折れる、もちろん良い意味で。

尖った目のままオーナーを見据えて話を聞いていたのが、

話を聞いてる途中でスッと視線を外す…

ああ、今心が折れたのか~って思うところ。

そして、尖っているけど素直じゃないけど、

優しさが顔を出した最後の言葉、かな?

「書いてやるよ、鑑定書」


このセールスマンに掛けたシスターの言葉、

「正直者に幸あれ」

これはどういう意味だったのか測りかねてるけど、

セールスマンは、何らかの理由があってか尖った態度に出た?

# 仕事上の矜持ゆえとかさ

# 善意で動くなんて俺らしくないと思ったとかさ

# まあそんな憶測はいろいろできますけどね


でも本当は助けたい心が彼にもあったのか?

最後に、素直じゃないながらも、その気持ちを表した。

そんな彼に対して「正直者」といったのかなあ。


それともね、字面の通りというか、

今後の人生を正直に生きて幸がありますように…

というものだったのか。。。

でもでもとにかくここのやり取りはとてもほっこりで良かった^^





好きなところ…この話を片っ端から書き連ねるだけだよなあ実際w


特筆というか、重箱の隅をつつくようなところで書き出しましたが、

結局それ以外のところもいっぱい好きですしね~。

まだまだ書きたいところはあるのですけど、

ガマンしてこの辺にしておきます。




長々感想、お付き合いくださってありがとうございました!!




今年もやっぱり6Cは楽しかった!!^^

来年の公演にも、いっぱい期待しています!!!

劇団6番シード

「D・ミリガンの客」



内部はいろいろ大変だったようですが、

とにもかくにも20公演が無事終演しました。

身体に爆弾を抱えたりする方もいらしたようですが、

無事にゴールテープを切ったことにまずはホッとしています。


そして、楽しかったw

自分のホームの劇団の感想、そういえば久々だw

でもとにかく楽しかったww


今年はすっかり観劇を、というか趣味関係を、縮小傾向。

(あ、酒はむしろ拡大傾向か…これはいかん!!)

だから最初は4公演しか取ってなかったのです。

それでも当然のように1~2回くらいは増えるだろう…と思っていたら、

増えたのは3回になりましたw

それも、かーなーり、セーブしていてですww

楽しかったなあ~。



観れば観るほど注意ポイントが増えるというかね~。

普通なら多少なりとも慣れとか飽きとか出そうなものなのに、

観る回数に比例して、より観たい感が増す…

この感じがこんなに強いのは今回が初めてかもしれません。

第一印象は比較的ライトだったのですが、かなり変わりました。



さて、今回は台本を買ったので、

いつものあらくないあらすじは書きませ~ん。

ただのカンニングになっちゃうからねw

あれはカンニングしないで書くのが楽しい自己満お遊びだからねww


なので早速感想行ってみましょう。

ここまでも感想だよなとか突っ込まない!!




●まずはざっくり

タイトル

劇団ホームページでざっと見られる過去公演の情報

当日入場しての舞台セット

事前に明かされていたみんなの衣装

そして開演時に暗転して行く中で聞くあの曲、、、


これらの印象からはですね、

こんなにもドタバタなコメディになっているだなんて、

ひとっつも結びつきませんでしたw


瀟洒で古風な素敵芝居!

っていうのを一瞬想像してしまった自分を殴り飛ばしたいw

6Cだからそりゃもちろんコメディなんだろうけど、

ここまでどったんばったんなんて頭のどこにもなかったw


ただ、やっていることは、いつもの6Cらしいものではない?

会話の高速パスが緻密にぼんぼん繋がって、

舞台上のみんなが緻密に動き回る…

(っていうのを本当にいつもやっている訳では必ずしもないが)

その中で、ストップ&ゴーというか、

動と静の大きな振り幅による緩急、

そういうものを楽しむ、という感じではなかった。

どちらかというと全体がゆったり流れて要所要所で勢いづいて行く、

そんな感じ?

この印象は各人のあの長い独白によるところが大きいのかな?

もちろん全体的にもあるでしょうけども。

まあどったんばったんの方の印象にしたって、

カレーと郵便屋にその責任のほとんどがあるはずですがww



でもでも、そういういつもの高速感は薄めなのに、

ゆったりの中からにもかかわらず、

さらに止まる張り詰めるような空気!

(いつものストップ&ゴーのストップの方ね)

やっぱりこういう緩急というか緩とさらに緩?wが、

巧みに使われていて、こちらの心を引きこんでくるなあと!


とまあ色々書いてはきましたけども、最終的には?

どんなに笑ったりぐいぐい引っ張りこまれたりしていても、

どこかゆったりとやわらかく、やさし~い雰囲気が流れている…

そういう雰囲気がこの作品では一番印象強かった気がします。

もちろん話の結末があたたかくやさしいものではありましたが、

結末だけでなく道中のやりとりもまた、

やさしいものが潜んでいたのかなあ^^




●ストーリーについてそのいち ~大いなる「?」~

今回の感想の中でのマイナス面…って程でもないですが、

んーーあらさがし?でもないか?w

重箱の隅をつつくように憶測を並べたてる話ですw

決して良いことってわけでもないので先に書いてみようと思います。



D・ミリガンなる人物からの手紙を持った人間が集まり、

皆で謎を解いた結果、その人物が遺した想いを知ることになり、

大切な娘へのその想いを叶えるために皆の心がまとまる・・・


この絵面を企図したのは誰かということですけども、


「脚本家だよ?」


と、とぼけた口調のカレーの声が聞こえてきそうですがw

って何でそこに居るんだよ、帰れよ!!ww


もちろんこれを描いたのはオーナーですよね。

ではオーナーはどのような目的があって、

この複雑な図式を描いたのか…そこが気になりました。


ま、法外な利子の質屋で20年も眠ったものを取り戻すなんてね、

真正面からお願いしても無理な話かもしれませんからね。

確かにこういう劇的な展開を演出する必要はあったかもしれません。


この点はまあ憶測で色々と理由づけできなくもないですけどね。

で、それを始めると、今度はどうやってこの人たちを集めたのか、

というところも気になってきますww



質屋とシスターはすぐにも突き止められる。

質屋がどこかはもちろんD・ミリガン本人から聞いているでしょう、

リサを孤児院に連れて行った経緯も分かるでしょう。


ただ、孤児院から抜け出したリサの消息を、

どうやって追いかけることができたのか…

これがまず気になります。

シスターも知らないことだから、手紙のやり取りでは判明しない。

ではどうやって??

実はシスターに知られないようにずっと見守ってたとか?w


で、そこのノウハウはひとまず置いといて、

とりあえずリサの消息を掴めてさえいれば、

見た目と裏腹に良い奴のバーテンにはすぐ辿り着けるでしょうw



そしてもう一つ気になるのがセールスマン。

おそらくですが、宝石商であれば誰でも良いわけではなく、

あの人でなければいけなかったのではないかと想像。

あの指輪のイミテーションを扱っているからこそ、

質草になっているあの指輪を本物と判断できるはず。


でも、そういう宝石商がいるなんて、どうやって知りえたのか。

実はこれものすごく難しいことなんじゃないかと思う訳です。

世界で一つだけの指輪ですよ?

それを売っていることをどう知る?

それにイミテーションを売っているなんて世間に知られたら、

その宝石商は客を丸ごと失いますよね?

訴訟になって莫大な賠償金とかってことになりますよね?


そういう「イミテーション取り扱い商」なんて、

果たして探しうることができたのだろうか…

と思う訳なのです。



とはいえ・・・

D・ミリガンについてあれこれ想像しても休むに似たり、

とかなんとか質屋が言ってましたよね。

ホントその言葉の通りですねこれもww


何が真実か語られませんし、恐らく作った松本さんも、

良くあるパターンの「そこまで考えてない」ってやつかw、

(でも本当に考えてないのかなあっていつも思いますw)

こちらの想像任せの部分になるのでしょう。


そして何より、こういうあーでもないこーでもないの議論が楽しくて、

さらにはこの作業、ビリーブユーに集った人たちがやっているのと、

同じではないですかね?D・ミリガンについて想像を巡らせるみんな^^




●ストーリーについてそのに ~普通に作品の感想~

てことでまっとう(なのか?)な感想へ。


公式サイトのあらすじを読んでみたときに、

話の着地点がさっぱり想像できなかったのですよね。

D・ミリガンが出て来るのか来ないのか、

そして出て来ようが来まいが、この登場人物たちにどう絡むのか。

そもそも時代背景や世界観そしてどういうお話なのかさえ(笑)

だから手探り感いっぱいの中での観劇になりましたが、

いやぁ、楽しかった^^


でね、その手探り感、着地点が分からない感を象徴するように?

ああなるほどこういうお話か~~

と思ったところで終わらなかった!!ww

いや、終わってはいるんだけどもそこまでで止まらないというかね。


ざっくり流れを書いてみましょうか。

話の流れと気持ちの流れの混同みたいな箇条書きw


良く分かんないけどなんか人が集まってる

それぞれ身の上とか個々事情とか話し合ってる

なるほどD・ミリガンの目的を調査…死んでるの!?

素晴らしい感動のお手紙が届いた!!

ハッピーエンド!!…で終わらない?セールスマン空気嫁ww


おお、納得して、、ひとりひとり去って…おお~テンリロ感!

…む?テンリロ感???

ってことは最後に残るやつが?オーナーあんたが首謀者か!

・・・ってアンドレピザ屋!!??

再三脳みそに刷り込まれたピザ屋がまさかのここに繋がる!?

うわぁ・・・なんだよこれ・・・めちゃくちゃやられたよ・・・


みたいな感じでですね…

リサへの父の愛が素晴らしくて感動したのに問題の最後の最後!

本編に関係あるかないかの絶妙なところでの、

まさかの展開に驚きを隠しきれませんでしたw

だから初見の印象は、感動よりもはるかに驚きが勝りましたw

しかも感動の驚きとかそんなごたいそうなのでもなくて、

感心と呆れが共存してるみたいな(褒め言葉w)

なんというか開いた口がふさがらないって類の驚きww


でもそれがなんだか、

色んな意味で作品の全体の印象をマイルドにしている?

そんな気がしてとても良いびっくり感ではありました^^

すごく笑って感動もしたけど、

それらの印象が良い意味で強烈すぎない感じですね。



そして何度も観るにつれて味が深まるというか、

観れば観るほどどんどん目が足りなくなって行くような感じでした。


出ずっぱりとはいえ人数は少なめで動きも少なめ。

いつもの6C公演と違って、渦中の動きに対して反応が小さい?

置き物になっている人が比較的多い印象でした。

だから最初はOFF芝居への注目度は抑え目で良いかな?思ったら、

いやいや要所要所で何かやってる感じなんですよね。

しかも、主旋律側が強烈過ぎてついついそっちに目が行っちゃうので、

OFF芝居をチェックしようとして失敗することが何度も何度も!

ぐはあ、これは楽しい苦しさww

だから7回も観ましたけども、最後の観劇の機会にようやく気付いた、

ってところもちょいちょいありました(^^;



あ、ちなみに…

樋口さんが公演終了後に書いていたこと、

正直者と嘘つきの対比になっているってところ、

そこに気付いたのはちょくせつ説明されてからでした(汗)

オギーの話は、このお話を正反対にしてなぞっている?

そんな感じだな~ってところで考えが止まっちゃいました(^^;

思慮浅くてセンスなくてすいません←




第一弾はこんなところで。

お次は好きなシーンなどつらつら行ってみようと思います。

これまたながそうだw

希望の星 旗上げ公演

「希望の星」


今度はキャストさんのことについて、

何人かですけども感想を書いてみます。


その前のお話についての感想がこちら

「希望の星」感想(おはなし編)




今年の初めにとても楽しませて貰った舞台、慾張り羊のシャグラン。

そのとき観たキャストさんが何人もいらして、

その点でも期待はあったのですけどね。

今回も良い役者さん多かったなあ~と改めて思いました。


っていうかよくばりひつじのでーぶいでーはまだだろうか…

あの舞台をまた観たくなっちゃいましたよ~

はや~~く!!早く観たい!!(笑)




そんな中から、希望の星主宰の丹羽隆博さん。

観に行った日に最初外にいらして…

「どっかで見た覚えが…ああ!!!」と気付き、

そこから今回のキャストとの関連に気付いた次第でした。

わたさきさん一緒でしたもんね、慾張り羊。


ただ丹羽さんは当日パンフの配役に名前載ってないし、

脚本演出だから出て来ないのかな~><と思っていたら!

いやぁ、い~いポジションで出てきた!

なるほどこの役ではパンフに載せられないねw

ユミトの姿、テールの想いを汲んだその言葉は、

本当に素晴らしかったです。




そしてクニーの野田あゆ美さん。

表情がどえらく魅力的な方。笑顔の破壊力がすごいw

慾張り羊のときはクールセクシーな役の印象が強かったですが、

今回はそれとは真反対の明るくて元気でとびきりの笑顔が印象的で。

そして先述の通りの悲しいものを負ってしまった姿がやはり良くて。


あとね、歌声がまた素晴らしい><

クライマックスで流れた歌声、この歌誰だろうと思ったら…

びっくりでしたよ~!!

でもねーーー千秋楽、もたもたしていてCD買い損ねちゃった><

バラしがあるから終わるの早いって言ってたのに、

ホントもう自分のバカーーー><


ふと調べてみたら、声優さんだったのですね。

確かに1月の時も影ナレ?ですごく良い声だな~と思っていたので、

何だかいろいろ納得してしまいました。




ヴァンの中込博樹さん。

最初の印象はクールな職人。

パイロットとして正確無比な技術を持っているらしくて、

普段のきちっとした性格が反映されてるのかなあと思ったものです。

歩き方というか、移動するときの動線?が、

宝塚音楽学校の生徒さんがきちっきちっと廊下を歩くような?

(いやそこまでじゃないですけど)

そんな風にも思っていたのですが…人工知能だったとは。


ロボ…というか人工物、と分かって見ていると、

普段の挙動の中にも、人間と同じようで少しロボロボした感じの?

動きがあったように思えてきちゃうものですね。

でも、実際再起動後はやはり、多少スムーズさがなくなって、

ロボ感が増すと言いますか、無垢な子供のシンプルな動きにも似る?

その姿にもう目頭が熱くなるものを覚えました。


もう一度書きますがね、

「可能性はゼロじゃない」

ユミトが発したこの言葉に、

ハッとするかのように反応したヴァンの姿。

表情は「無」ですが、彼の「心」を感じる瞬間。

あの姿に気付けて本当に良かった…思い出しても目頭が熱くなる><


あれは…DVDには映るのかなあ…

あの瞬間はぜひ引きの映像で残して欲しいです。




ステッラさん金子優子さん。

ひと役でいろいろな姿を見せてもらいました。


テールのおっかない教官だったらしい。

なるほどそういう巌のような雰囲気は確かにびしばし!

飛行士になり立てのときとか事故のシーンはおそらく若い頃。

まだかなり儚く可愛らしい(と言って良いのか?)雰囲気が。

ただ、あの厳しい体験をして、そして厳しい世界の中で経験を積み、

上位者らしい重みと強さを感じさせる今の姿になったのかな…

ということをなんだか感じさせられて。

振り幅の大きさ、今の威厳ある姿、素晴らしかったです。


でもすごく熱くてすごく温かい人。

宇宙のかなたへの想いをほとばしらせた叫びは、

こんな人だったんだ!と少しびっくりするくらいでした。

そしてさらにクニーを守ろうと優しく包み込んだあの雰囲気、

決して大きな身体ではないのにっていうかむしろ小さいのに、

すごく大きなもので包み込んでいるような雰囲気でした。

強くて、あたたかい、素敵なリーダーでした><




さあそして今回のお目当て2人ですが…


これは長くなるぞ~!!テール藤代海くん。


ひとことで言えば、「藤代無双!」でした。

宇宙の果てで友達を見つけたあのシーン…

シャトル・ホープの時代を最後に根こそぎ持って行った!


毎回海くんの舞台を観ている訳ではありませんが、

良く観る海くんらしい雰囲気と似ているようで、でも全然違う、

少なくともこれまで観た中では初めての雰囲気でした。

いつ観ても、良いハマり方をする人だなあと感じてきましたが、

少なくとも自分にとっては今回が一番のハマり役でした。

ご本人はあまりない役でちょっと心配されていたようでしたが、

いやいやいや、海くんのそのウデが、

しっかりハマり役として引き寄せてたんじゃないですかね!


これまで観たときの印象。

「頭の良い人」の役、という印象が多かったです。

ライフイズの松山くんは完全バカだと思いますがw

そういうことでなく、狡猾さに似た雰囲気といえば良いですかね…

ちょっとこう、斜に構えて俯瞰視できてしまうようなね、

決して褒める意味でない方の頭が良い人ww

一見チャラくてもそれは頭の良さゆえにそうしているかのようなね。

あとはストレートに頭の良い巌のような雰囲気とかね。


が、今回は、これまでとは本当に違う。

どストレートのバカでしたw

勉学の話じゃもちろんない、性向がまっすぐバカw

まっすぐしか走ることができないような単純直情型?

ステッラさんが「憧れだけでここまできた熱血バカ」、

とかなんとか彼を評しますが、その言葉がすべてだと思うw

ホープの皆やサンとのやり取りを見ているとそれをすごく感じる、

いつでもどこでも正面切ってまっすぐ明るさを届けてくるような、

そんな素晴らしいまでの愛すべきバカ、でした。


子供のまんま大人になっちゃった感もあるかな。

最初の登場、少年感がハンパない!!

オープニングの皆の言葉が少年時代を語るようなものだったから、

その印象に僕が引っ張られたのかもしれませんけどね。

でも、嬉しそうに空を見上げながら出てきた姿は、

本当に少年の頃の憧れをそのまんま映したように見えました。

そして、彼は最期まで、そういう姿のままでした。


何がどうっていうのを全く説明できないのですけども、

テールの最期のあの姿はただただもう良かった…良すぎる姿だった…

すっごい複雑な気分にさせられるシーンですがとにかく良かった。

良かった以外の言葉が思い浮かばない><

悲しいけれど、すごく悲しいけれど、

彼は喜びの中でその命を終えられたのではないだろうか、、、

そう思いたいというかそうとでも思わないと辛すぎるのですがね。




そしてわたさき渡辺咲季さん。

珍しく、ストレートに可愛い人、というか、

珍しくとっても普通の人だった気がしました。


剛腕とか強キャラっぷりを発揮してみたり、

あるいはちょっと弱いくらいの雰囲気に思い切り寄ってたり、

今まで観たそういう感じではなくて、

本当に普通の人間?そんな感じ、でもすごく難しそうな役。


世界テレビの超人気アナウンサー。

実力もルックスもとっても求められるであろう立場ですよね。


番組だからではなく、歴史的瞬間を目前にしたため?

と~~~っても高~~~いテンションで番組の始まりを告げる。

こんなわたさき観たことない!!!www

(「あ"あ"!?」とドスを効かせるような姿から突然切り替えて…

 とかの、作ったであろうハイテンションなら観たことあるけどw)

上ずってる?くらいに思えるハイトーンボイスがとても可愛いw


そして番組アナウンサーでありながら、

ゲストの紹介を忘れ自分がぐいぐい前面に出てしまう。

困ったお方だww


そういう姿があってからの、逆方向。


進行役として客観に徹することがないために、

ゲストに怒られてしまう…っていうかかなりの嫌味を言われる。

まあ怒られて仕方ないのですけどもw


そこで少し意気消沈してしまったかのような雰囲気と、

それでもADさんに元気づけられて何とか前に進もうと気を張る。

アナウンサーだから、大きな振り幅を見せて良い立場ではない。

それだけ演じるのも難しいと思うのですけどね~、

ただ少し凹まされている様子が、、、ちょっとまた可愛くてw


良く見せてくれる大きな振り幅の姿じゃないですけど、

でもそれが何だかとっても普通の人らしく見えてね。

ああ、わたさきさんも普通の人だったんだな~と

実感することになったのでした(おい!w)

や、こういう姿で観られたのが嬉しかったのですよ?

いやマジで!



でもやっぱりそれだけでなくて、、

アナウンサーとしてまっすぐ見せるときのすごさ!

ニュース報道になると一気に加速!!

やはり話し言葉でなく報道としての言葉になったかと思うのですが、

凄まじい速度で、でも極めて聞き取りやすく、ニュースを伝える!

凄いな!なんという正確無比な発音発生!!

ひたすら感嘆するばかりでした。

ガチでアナウンサーやってみて欲しい^^



そんなアルコ・イーリスが、一番気持ちを大きく見せた姿。

番組最後…舞台の最後の、被災した人への言葉。

ひとりではないと知った…人は孤独な存在ではない!

それをうったえる姿は、やはり心打たれるものがありました。

こんなわたさきさんもいるんだなあ…

変幻自在の女優さんですが、また新たな一面を観られました^^

こういう普通の人の普通の弱さといった姿の役も、

もっと観てみたいです!






といったところで

希望の星旗揚げ公演

「希望の星」

感想を終わりにします。


いつもは分ける長さを一気にまとめて書いてしまいました。

この長さを読むのは大変すぎると思いますが、

お付き合いくださった方、ありがとうございました!!


希望の星 旗上げ公演

「希望の星」


先週観てまいりました。

と~っても素敵な公演でした。


渡辺咲季さん、藤代海くん、おなじみの2人がご出演。

自分の知人の間でも注目度高めのお2人になるかな。

い~い姿を魅せてくれましたよ~!




諸事情によりいつものあらくないあらすじにはなりませんが、

(作りが良い感じの入り組み方で僕の処理能力を越えるw)

お話のことをまず書いてみます。



このお芝居は、はっきりいつの時代かは指定されていませんが、

未来の地球のお話です。


そして2つの時間軸?のエピソードが、

交互に入れ替わりながら並列で進みます。


ひとつは…

世界初の有人での太陽系外探査に向かうシャトルとクルー、

彼らの出発から旅の先にあるものについてのお話。

もうひとつは…

全地球に放映されるテレビ番組の様子。

(この時代だと地球全体に一括放映するレベルのテレビがある?)

数年前に旅立った有人探査シャトル。

それがいよいよ今日、目標の星に到着し、現地と中継で繋がる。

その歴史的瞬間を生放送するという番組でした。


この番組について言うと、現代でも見るような構成です。

例えばスポーツなどで歴史的試合があるときなど。

専門家・著名人をゲストに招いて、試合の瞬間までは、

関係あるようなないような…なトークをいろいろ流した上で、

最後にようやくその本命の試合が流れる、なんてのありますよね。

そんな感じでした。

この宇宙自体の説明や、宇宙食のこと、etcetc…


そして、番組で宇宙食のことを取り上げると、

船内でクルーたちが食事するシーンのことが描かれたりと、

舞台上で交互に表れるシーンがややリンクしていたりなどします。



そして、あらすじに行きますが、

これはメインになるであろうシャトル側から書いてみます。


ざ~~っくり言えば、

地球外知的生命体からじゃないの?って信号をキャッチしたので、

世界で初めて人間を乗せた状態でその信号の発信元に飛んで行く…

地球人以外の生命体を、人間が乗っかって状態で探しに行く、

その軌跡を追うようなお話です。

(無人探査宇宙船なら今既に飛んで行っていますが、

 有人でとなるとやっぱり話が違いますからね)



てことでまずは公式のあらすじ。


---------------

遠くない未来。

人類は遥かな宇宙に変わらない憧れを抱いている。

偶然キャッチした電波を頼りに、5人のクルーを乗せたシャトルは、世界中の夢を背負って飛び立った。

地球外生命は存在するのか? その長き問いに答えを出すために。

テレビを通して歴史的瞬間を待ち受ける人々は、彼らのもたらした答えの意味を知る。

 

「……なあ、俺たちはこの広い宇宙の中で孤独だと思うか?」

 

2005年に丹羽隆博がオリジナル作品として行った公演。

12年振りに堂々の再演!

---------------



それでは参ります!


~~~~~~~~~~~~~~~~~


宇宙からの電波を受信したWSA(世界宇宙局)。

地球の人類以外の知的生命体が発信したもの?

その可能性が高いものであるとして、

初の恒星間有人探査のシャトルを出発させます。

シャトルの名前は「ホープ」。

世界中が注目するプロジェクトでした。


ホープが旅立ち、太陽系から外宇宙へのワープをしようという頃、

WSAの元に衝撃的な情報が入ります。

それはホープ出発のきっかけとなった電波の発信元が、

実はライバル国家が極秘に打ち上げた超長距離衛星だというもの。

恐らくはプロジェクトをわざと開始させ、

予算を無駄に消費させようという策略…


そして同時に、

まだ人類は地球外の天体とコンタクトできていない、

それを示すということでした。

ホープの旅が無駄に終わる確率が跳ね上がる事態。


ホープは世界最高のシャトル。

今ならば船体へのダメージも少なく再度の航行も可能になる。

WSA管理官は苦虫を噛み潰しながらも帰還の命令を出します。


経験も技量も実績抜群のコマンダー(船長)、ステッラは、

命令に従い即座に帰還の指示を下します。

しかし初フライトとなった気鋭のテールは、

命令違反となっても、可能性は低くとも、

挑戦したいという思いをぶつけます。

ずっと憧れてきたことだからという素直な思いを。

それが皆の心を動かしました。

ステッラも他のクルーも、同じ思いが実は心の内にありました。


さらには仮にごく近い未来にもう一度チャンスが来たとしても、

一度失敗しているという理由で、

(彼らに責任はなくてもゲン担ぎとかある種人気商売だから)

彼らが再び乗り組める可能性はないだろうということも。

それならば何の成果もあげずにただおめおめと帰るのではなく、

何らかの調査データを持ち帰ることができれば…

それは命令違反も帳消しにできるだけの成果となる。

そしてそれを可能にするだけの航行能力がホープにはある!


こうして彼らは地球との通信を断ち、

ワープを実施、、外宇宙へと旅立っていくのでした。

少しでも可能性を上げるため当初の目的から少し方向を変えた先。


それは奇しくも、テールが幼い頃から「友達がいる」と思っていた、

かに座のアクベンスの方角でした。

夜空を見上げて、そこに友達がいる、と思っていた少年。

その憧れが彼を宇宙飛行士への道へと導いてきていたのでした。

その友達に、会いに行くための旅に、なったのでした。



意気込んで出発したクルーたち。

ハビタブルゾーン…生命が存在可能と考えられる領域…

の惑星を探査しながら進んでいきます。

しかしそんな彼らをさらなる事態が襲います。


3回目のワープを終えたところで突然、クニーが倒れました。

テールと同じく若手で、管理官の姪であるクニー。


医療や軍事など多方面の高い技量を持つマックが診察したところ、

あと一度でもワープをすれば彼女の命の保障はできないということ。

初めての有人ワープ航行、いかに訓練や検査を積んでいても、

人体への影響は推測の域を出ない。

彼女の心肺機能はワープに耐えられるものではなかったのでした。



3回ものワープをしたホープ。

通常航行ではもう地球に戻ることはできない…

それだけのエネルギーも食料も水も、積んではいません。


安全に地球に戻るためにはワープが必要。

しかしそれには彼女を犠牲にしなければならない。

もしくは彼らが求める惑星を探し当て、

彼女の回復や補充を行って帰るのか。

しかしそれは極僅かの可能性…途方もなく低い…への賭け。


この事態で、パイロットのヴァンは冷静に、帰還しようとします。

その行動に驚く一同。何の迷いもなく彼女を犠牲にするというのか。

必死に止めようとするマックとテール。


すると「自分がクニーを殺せば皆納得するのか…」

クニーに向かおうとするヴァン。

そのときマックが叫んだのは、

自分の端末でヴァンを強制停止させることでした。

マック以外の皆が知らなかった事実、

ヴァンはWSAが開発した人型人工知能だったのでした。

それゆえパイロットとして高く正確な技術を持っており、

さらに、冷静な判断を下すことができる…

ヴァンが下したのは、全員を守るために一人を犠牲に、

という判断でした。


ヴァンが人工知能であることに偶然気付いていたマックは、

彼の機能を密かに調査し、強制停止の方法も見つけていました。

しかしそのマックの言葉にも躊躇せず、

クニーをその手に掛けようとしたヴァン。

テールはやむなく、強制停止操作を行いました。


強制停止はデータの損傷が大きいようだ、そうマックは言います。

再起動しても仲間たちとの記憶もパイロットとしての技術も、

ヴァンには残っていない可能性が高い…そういう状態でした。





通常航行を続けたホープ。

ヴァンを失い、そしてクニーも亡くなり、3人だけの旅。


以前にステッラは、テールに伝えていたことがありました。

ホープのもうひとつの、極秘の、任務のこと。

それは人類が移住可能な惑星を探すこと。

それは、そう遠くない未来におそらく、

人類が他の惑星へと移住が必要になるであろうことを意味し、

テールもそのことを理解しました。

そのうえで、そのような惑星を見つけたときには、

どうするのが良いと思うかを、ステッラはテールに問うたのでした。

憧れだけの熱意でここまできてしまったまっすぐなテールに。


最初はその答えが思いつかなかったテール。

しかし長い旅の中で、それを見つけていました。



そしてついに、彼らは見つけました。

酸素があり、水が存在する可能性がある惑星を。

シャトルを着陸させ探査に向かいます。



探査の範囲を広げるため、3人はそれぞれ別行動することにします。


もう資源が尽きるホープ。

何も発見せずここに戻っても意味はない。

戻ってくるのは何かを見つけたときだけ。

探査車が動かなくなった時には自分の足で進もう。

ステッラは2人にそう告げます。


テールはいつかの質問の答えをホープに残して行くと、

ステッラに伝えました。

ここに戻ってきたときに読んでくださいと言って。

テールはこれまでの道程で毎日、日記を書いていました。

帰った時に婚約者にプレゼントするために。

その日記に答えを記したのでした。


マックは旅立ちの前に、ヴァンの電源を再び入れました。

もしヴァンの中に少しでも記憶が残っていたら、

ぶっ倒れても探しに来てくれるかな、と笑いながら。


こうして3人はそれぞれの方向に進むためシャトルを発つのでした。




探査に出た彼らの前に広がるのは、岩と砂ばかりの大地でした。

地球の高度4000mと同程度の薄い酸素の中、

探査車は燃料が切れ、それでもひたすらに歩き続け、

そして、命の力も、尽きようとしていたテール。

朦朧と、ただ、何かを求めてさ迷い歩くそのとき、

不意に転倒しました。


気づけば、足元がぬかるんでいる?

水がある!?

そうして上げた顔の先にあったものは…


苔?

見たこともないような種類

でも緑色で、光合成をしている?

そしてテールは優しく語りかけました。


「お前たちはいつからここにいるんだ?

 他に生物はいるのか?

 聞きたいことがいっぱいだよ」

「何もしないよ

 俺はただ・・・友達に会いに来たんだ」


そう言って笑顔を向けるテール。

そして彼はこの地で生命に出会えた喜びを大声で叫んでいました。

そして静かに、、倒れていきました。。。


~~~~~~~~~~~~~~~~~


ストーリーの話から離れて、作品のことへ。

と見せかけてまだあらすじも書きますが…


徐々に悲愴感が濃くなっていくシャトル側の光景がある一方、

番組の方は、変わらず、楽しく、進んでいました。

この平行して進む2つの世界の話では、

纏う空気感が大きく異なっていて、それはある種の違和感でした。


そして「ついに中継が繋がった」という言葉を残して場面が変わり、

テールたちシャトル・ホープの最後の姿を観ることになります。


テールが絶叫の中で倒れ、その余韻を残した場転のあとで、

場面は再び地球のテレビ番組に戻ります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~


繋がった中継。

アナウンサーがシャトルに向かって呼びかけたその言葉は

「シャトル『フューチャー』の皆さん!!」


4年前に初の有人惑星探査のために地球を発ったシャトル。

それが目的の星に到着したまさにその瞬間。

しかし中継先に登場したコマンダーのユミトは神妙な面持ちでした。

彼が地球の皆に伝えた言葉は、意外な事実でした。


「ここが目的の惑星なのは間違いない

 しかし追っていたのはこの星の知的生命体からの信号ではなかった

 ここに訪れたのは我々が初めてではなかった

 132年前に地球を発ち消息が途絶えていたシャトル・ホープ

 彼らがこの地に先にたどり着いていた」


驚く地球の面々。

ゲストとして出演していたWSA幹部でユミトの上司となるアヴローラも、

単なる失敗として認識していたホープのプロジェクト。

しかし行方不明となっていたホープがそこに辿り着いていたことが、

130年もの時を経て明らかにされたのでした。


さらにユミトは語ります。

シャトルと、クルーのものと思われる骨を回収したことと、

唯一の"生存者"がいたこと。


それはヴァンでした。

3人が去った後のホープで再起動した彼は、

ホープから地球に向けて信号を発した後、

自らをスリープモードにして130年近く待ち続けていたのでした。

フューチャーの任務もホープと同様、有人惑星の探査。

地球外生命体からの信号と考えこの地に向かって来ましたが、

それはヴァンがホープから発したものだったのでした。



目的の星ではあるものの、

目的を果たすことはできなかったフューチャー。

しかし植物という地球外生命体を発見したことで、

アヴローラはユミトに情報を持ち帰る任務を遂行するよう伝えます。

しかしユミトはその命令を毅然と拒否しました。

それは、第一発見者であるホープの、テールの、遺志ゆえでした。


ユミトはその手に小さな冊子を持っていました。

それはテールの日記でした。

再起動されたヴァンは、データは断片的ながらも残っており、

テールの日記を読んでいたのでした。

ユミト達が到着しスリープモードから戻った際に、

ステッラ達クルーのことをユミト達に伝え、

そして、テールの日記も渡していました。


そこに書かれていたのは

「もしここに誰かが到着しても、この星をそっとしておいてほしい」

という言葉。


地球から遠く離れた星。

生命がいようといまいと、全く別の独自の進化をするであろうこと。

それを守りたいというテールの想い。

かつてステッラから問われたことに対する、それが彼の答えでした。


第一発見者の彼らの想いを自分たちが犯すことはできない…

ユミト達はそう判断したのでした。




ユミトの命令拒否の言葉はアヴローラを怒らせます。

それは、彼らに与えられた真の目的…

シャトル・ホープと同様に移住可能な惑星を探す任務、

ユミト達もそれと同じ任務を負っていたためでした。

人類が増えすぎたことによる地球の危機は目前。

人類の誕生という奇跡の歩みを止めるわけにはいかない、

早急にこの極秘の計画を進めなければならない。


全世界が見ているにも拘らず極秘任務のことを口にして、

命令の履行を迫るアヴローラ。

しかしユミトは

「バカなんですよ、ホープのクルーたちと同様、我々も」

そう言ってやはり拒否します。

テールたちの想いを尊重すると同時に、

現代のエースである自分たちのプライドのために。


この星ではなく、自分たちが第一発見者となる新たな星を探し、

そのときこそは情報を持ち帰る、その決意を伝え、

彼らは新たな星へと向かうのでした。。。



☆あらすじここまで☆




といった感じであらすじを終えますが、

いろいろぶっ飛ばしてます。


テレビ生放送中に起きた大震災のことや、

震災のこと地球外のことを全てを受けての、

番組最後のアナウンサーの、涙の、心の、叫びとか。

それからホープの時代の地球側のエピソードも。

テールの幼馴染で婚約者となったサンのこと、

クニーのおじさんである管理官や、マックのお母さんのこと。

良いエピソードがい~~っぱいなのですけどね。


そこは感想の方で触れてみるということで、

ここではいったんおしまいにしたいと思います。





そんなこんなで続けて感想へw

長いよ~ひとつの記事にするにはすごい長くなってるよ~~w




○とりあえずまず

公演から一週間以上経ち、もう落ち着ききっているのに、

今でもどこから感想書くか困るくらいでした。


とりあえず、2回目観たらこれやばいだろうな~と思っていたら、

本当にやばかったです。

オープニングからこみ上げてくるものが危険「水」域に達し、

隣で観ているのが初見の友人だったので、

「いかん、『何で泣いてるの?』と不思議に思われるから、

 こんな初っ端っから泣いてるのがバレるわけにはいかん!」

と必死に隠していました。


全然隠せていませんでしたばればれでした不思議に思われました><


とにかくそういう作品です。

って全然説明になってない?w



○作品全体として

緊迫感や悲愴感できごとだけではなく、

楽しくて笑えるところも随所にあって、

たくさんのいろんな要素が盛り込まれていた作品だったと思います。


あらすじに書いたシャトル・ホープの旅をメインとするなら、

サブというかもうひとつのメイン?テレビ局の様子があって、

そしてホープを送り出した地球側の人々の姿があって。

これらのシーンが入れ替わり立ち替わりするのが作品の流れでした。

で、サブ側にもすごくしっかりストーリーがあって、

メインのお話をとても良い感じに彩ってくれていました。



軽くそれらの方々のエピソードに触れますよ。


テールとサンは幼馴染。

関係性は深くは描かれませんが、

テールが唐突に付き合おうと言ってサンが驚いて(でもくっつく)

そして宇宙に発つ前にはテールが唐突にプロポーズしたり。


マックの母は難民。

(相当な未来でしょうけどそういうのがまだあるのですね)

実は実母ではなく、戦禍から逃れようとするときに、

亡くなった両親の腕の中で泣いていた赤ん坊を助けて逃げた人。

その時に足を撃たれて不自由に。。。

ちなみにマックは実母であることを知らないと思っていたら、

不思議なことに、知っていたことが後から分かる。

ここはひどいやられ要素…泣かす気満々か!!w


ホープを送り出したWSA管理官はクニーのおじさん。

クニーの母も宇宙飛行士で(しかもスゴ腕、ステッラの先輩)、

でも船外作業の事故で亡くなってしまった。

そのためクニーを実の娘のように大切にしているし、

このフライトから帰還したら飛行士を辞めるよう約束させていた。

このくだりは公私混同満載でおもしろいのですが、

つまりそれだけ大切に思ってて、

母と同じ危険な目に遭わせたくはない想いがあるのですね。


管理官と共にホープを送り出すクロワは、ステッラと同期の元恋人。

ふとしたやり取りが何か深さを感じさせる中で、

後から元は恋人と判明しますけどね。

ステッラのミスで起きた事故から彼は片目の視力を失い、

一緒に宇宙飛行士になる夢をあきらめざるを得なくなります。

その彼が頼んだ、観たことがない星空・光景の写真撮影…

ステッラはこれを最期まで続けていました。


テレビゲストで来ていた食品会社の社長さん。

味にもこだわった宇宙食を開発して呼ばれたのだけど、

そもそもこの方が食品を作ることをしているのにも理由が。。

かつて自分が大きな震災に遭ったときにその地域が孤立、

食料に困った事態があったから。

だから番組中にどこかの国での震災のニュースが入った際、

この方すぐさま席を立って支援物資の手配をしに行っています。


とこんな風に軽く書いてもいろいろです。



で、作品の流れとしてはですね~、くるんくるんシーンは変わるし、

テレビ局の場面ではCMに入ることがあるのですけど、

このCMがまたヒドいんだ!(←完全褒め言葉ww)

完全に現代の実在CMまるパクリで、

しかもパクリであることを前面に推し出してくる映像!!

ちなみに本作のキャストが出演して実際に撮ってるものを、

スクリーンに映してますw



下手に作ったら観ていて気持ちがぶつ切れになりそう?

そんな流れになっている作品でしたけども、

自分でもちょっとびっくりするぐらいのめり込んで観てました。

集中切れやすい自分なのに。


小ネタや掛け合いの面白さに笑ったりしながら、

お話の良い要素に心打たれたりしながら、

とっても集中して観ていました。



そして交互に進むお話の中で、違和感がどんどん大きくなります。

それはホープの中と、番組内の、温度差によるものです。

最初は完全に、ホープがどこかの惑星に辿り着いたのを中継する、

と思って観ている訳ですが…

ホープの方が悲愴感がどんどん増す中、番組の方は能天気なまま。

「こんな状態のホープが惑星に着けるの?中継できるの?」

その疑問がどんどんふくらんでいくのです。


それがクライマックスには、

「シャトル・フューチャーの皆さん!」

の言葉に、あっと驚かされるわけですがね。

テールが力尽き倒れて行った直後のシーンでこれがくるので、

ええ、それはもう素晴らしき驚きでしたよ。

涙が全部飛んでいくくらいのw


完全に作り手に「してやられた」展開でした。

でも、そのフューチャーのユミトの想いにも、

またやられるのですけどね。


大変失礼ながら、メイン部分のお話自体は、割とベタと思います。

が、そのベタを、とっても上手に見せてもらえたんじゃないかなと。



それから音楽が素晴らしかったな~><

っていうかもうズルい!音楽ズルい!!><

この作品の雰囲気作りにこの「曲」の力というものがね、

素晴らしく関わっているように思えましたよ。

クライマックスで流れる主題歌?これも素晴らしく良かったし。




舞台が終わった時は、自分の感情がどこを向いているのか、

まったく分からなくなっていました。

良い感じにバカで笑えて、

良い感じに悲しくて泣けて、

良い感じに未来に繋がるものがあって、

なんかこうすごく辛く悲しいものがあるのに、

その想いを受け継いだやつが未来を拓こうとしていてね。


それに、彼らが持ち帰ってくれたからなんだと思います、

最後にテールの日記が、サンの許に届く。

このシーンの描写がだいたいズルいんすよ。


すごい悲しいのに、そういうね、良いエピソードがやってくる。

ユミトの想いにしろラストシーンにしろ、

どか~ん!とパンチがあるシーンなのではなくて、

心にじわ~~~~と沁みこませるような感じがするものでした。

個人的にはそれがもうズルい。

じんわりほんのりだからこそ、心が大混乱した気がしますw


これ…こういうシーンのこと、全部書き出したくなるな、細かく。

笑ったシーンも良いシーンも。

でもあれだ、DVDが届いたら見せたい人たちがいるから、

ガマンして書かないでおこう・・・ガマンだガマン。。。



ガマンしろ?w




○一応書いとこう……人によっちゃダメかも?w

いろいろ全力で褒めに掛かってしまっているので、

一応マイナス方向になりえそうなことも書いておきます。

ほら、あんまり言うと良さが薄れそうだからw

これからDVDででもいいから観て欲しい方もたくさんいますし!

なのでバランスねw



人によっては気になっちゃいそうなところ…

っていうか普段の自分なら作品がダメって思っちゃうくらい、

引っ掛かっていたであろう部分も結構ありました。


お話自体に突っ込みどころも多々あるとは思うのです。

敢えていぢわるして掘り起こそうとするとって感じですがw

太陽系外に初進出だったらワープ実験繰り返さないかなとか、

ワープ訓練積んだクルーで出て行かないかな~とかw


あとは笑い系の現代ネタの数々もかな。

未来の作品なのに、

「ん??現代のそのまんま??」

って思ったりもしちゃうw


こういうところが気になって「う~ん…」になっちゃう人は、

やっぱりいると思うのですよね。

自分も普段気になったらダメになっちゃうタイプですし。


ただ、不思議とこの作品は違いました、自分は全然大丈夫でした。

こういうテーマは割と好きなのですけどね、

好きなテーマのもので突っ込みどころあると普段はダメになりやすい。

戦国ものとかそういう傾向強いしw


それなのに!!

そういう突っ込みどころなんかも、しっかり認識しながらも、

全然受け入れられちゃうという不思議な感じ。


塩梅ってやつなのですかね~。

まじめとお遊びの出し入れが自分としては絶妙だったのかなあ。






○好きだったところ

まず笑わされたところ全般はどれもかなり好きでした。

テールとサンの、噛み合わないやりとり、いきなりクスッと笑えるw

ここはテールがひどいw

テールが元凶、と思いきや、サンもひどいw

管理官とマックのお母さんとの会話になるとサンが大暴れするw

この噛み合わなさとかすっごい好きでしたww

大笑いさせられる感じのシーンじゃないので、

笑いを堪えてめっちゃ腹筋プルプルしてたww

なんだろ、全体的に、こういう地味にというか、

「巧いな~」と思わされるような笑いの要素が多かった気がする。


あとはね、演劇であることを前面に押し出したあのシーンだw

見てない人は是非DVDを待っていてくださいw



そして感動系…悲しみ系…

というか笑いじゃない方って言えば良いかな。

これはひどいぞ~、多いぞ~。

片っ端からになりかねない!


管理官から、サンとお母さんへの告知。

シャトル・ホープはもう帰ってこないと告げるシーン。

感動、ではないか、ただもう心が痛かった><

告げられるふたりの辛さはそれはもう絶対的にある。

加えて、本来は乗組員の身内であるはずの管理官が、

その意味ではサンたちと同じ立場の管理官が、

私心を押し殺して告げている…彼の心の中はどれほどのものか…

こういうのもう無理><辛すぎる><



クニーが、自分の身体がワープに耐えられないこと、

そして命がもう長くないことを知り、

銃を持ち出しみんなに引き返すよう懇願するところももちろん良い。

揉み合う中でマックの足を撃ってしまう…

自分がしたことの大きさに茫然として、唇を震わす姿。

彼女の想いがあって、そしてこういう姿があって、

何でこんな子を犠牲にしなければいけないんだ…

とやるせなくなりました><

そんなクニーを優しく抱くステッラさんのあたたかさと、

その腕の中で号泣するクニー…

これも辛いですけど良いシーンでした><



そしてヴァンだ。何よりヴァンだ。

ここは後で触れよう。



テールとサンのやりとりは、序盤は噛み合わなくて、っていうか

「テール話聞けよ!ww」と突っ込みたくなる可笑しさですが、

それがね、出発前のプロポーズのところになると、すごく噛み合う。

ちゃんと会話してるというかね。

そこがなんだかグッとくるわけなのですが、

ただ、良いだけにね~、死亡フラグがビンビンすぎて><


とりあえずテールとサンのコンビは何だかすごく良かったな。

まるでミュージカル観てるみたいな…

律動的ってやつ?

一緒に歌を歌っているかのような会話が本当に好きでした。



それから、最後にホープを離れて、地表の探索に向かう3人。

ああいうの無理><なんかもう切なすぎて><

すっご良いシーンですけどね!!!

ステッラが2人に伝えた言葉は、希望が含まれているのと同時に、

もしかしたら3人の最後の別れを示唆するものだったのかな。

何も発見せずここに戻っても意味はない、

戻ってくるのは何かを見つけたときだけ…って。

極小の可能性の中から見つけた奇跡のような事態の中で、

そこからさらに僅かな可能性を探しに向かう訳ですもんね。

肩を組み合った3人の姿はそれはもう涙なしではいられませんでした。


そういう中で、しっかり惑星の写真を撮っているステッラ、

それもまた泣けたなあ~><

まだ可能性を信じて帰ろうとする信念ゆえ?

そうとも思えない気もしつつ説明はできなくて。

でもでも、すごく心打たれるところでした。



そしてオープニング。

皆が繋いで行く言葉がすごく素敵でした。

テールがなぜかに座のアクベンスに友達がいると思っていたか、

幼い頃に空を見上げて憧れた気持ちがつづられます。

これは初見からすごく気に行ったシーンでした。

そして、誰かの日記を読むかのように変わって行きますが、

後から分かります、テールの日記だということが。


そして、皆から離れて一人ポツンといる、

いかにも宇宙船乗りの雰囲気の服を着た男性。

彼がポツリポツリと何かを読んでいる…

初見では、これは何だろうと思わされるのですが、

これまた後から分かるのです。

再起動後に記憶がやや断片的になったヴァンが、

ひとり残ったホープの中でテールの日記を読んでいるということが。

さっき書きましたけどね、ヴァンのこと、それがこれです。

二度目の観劇ではも~うここでホント泣かずにはいられない><


また、ヴァンに関して言いますと、まだふたつ。

開演、前になるのか?ひとりで船内に佇む姿がありますが、

これはきっと、彼が地球に信号を発して、

そのあとスリープに入るところなんだと思いました。

二度目の観劇でそうだろうと思いましたが、

今はもう一度このシーンを観てみたいと思っています。

もうひとつは最後のユミトのシーン。

ここで後ろにヴァンがいるのですが、

テールが良く口にしていた「可能性はゼロじゃない」、

この言葉をユミトが口にしたときに、ヴァンが反応するのです。

壊れかけ(と言っていいのか?)てもなお仲間を想った姿…。

ユミトに日記を差し出した姿もですし、

テールの言葉の記憶が、みんなのことが、彼の中に残されている…

そこにまた胸を突かれるものがありました><





結局片っ端から書いちゃってるなあ…

ガマンすると心に誓ったはずなのに!(^^;




お話自体についての感想はここまでです。

次の記事でキャストさんの感想を書いてみます。



劇団ZTON

「覇道ナクシテ、泰平ヲミル~護王司馬懿編~」


はい、ついに初のZTONさん観劇でした!!


そして・・・観劇で感激!

う~わ寒っ!!ww




今回の感想を書く前に、まずはちょっとこれまでのことを。。。


ZTONさんは、身近にいる2人の主犯格により、

日夜ステレオで評判を吹き込まれ続けてきました。

自分にとっての観劇ヲタ仲間界では、関西の主と、東海の主w


さらには覇道のDVDもお借りすることになり、

そして重ねてステレオで吹き込まれ続けていた訳ですがw

とにかく、面白かった!

DVDで観ても、面白かった!!

DVDで舞台観てもね~とか良く言われますけど、

自分は舞台のDVDも結構見ますけど、

それでもとにかく面白かった!!


三国志とか戦国ものはかなり好きな自分。

時代背景や設定などの違和感があったりすると、

ちょっとしたことで「え~?」となって興醒め…みたいなことは、

これまでもたびたびありました。


が!

覇道はあくまでも歴史IFもの、というのを最初に聞いたおかげか、

すんなりこの世界を受け止められた気がします。

なにしろね、最初に突きつけられる事実が、






劉備がゲスい!!






義兄弟三人が悪党ですからねw

ここでもう世界観を最初からまるごとひっくり返されるw

こんな徹底的なちゃぶ台返しもなかなかないw

だから事前に「歴史IF」と聞いていなくても、

世界観を受け入れられないなんてことはなくて済んでたかも知れんw


で、そんな世界観への動揺や、気持ちや設定の脳内整理をしつつも、

なんかね、結局人間のドラマが面白くってね!!


確かに殺陣はなんかすごい。

主犯格のひとりである熟練の芝居ファンが、

ZTONさんの殺陣やアクションの実力について太鼓判を押していた。

やはりそれは伊達ではなかったのでしょう!

DVDってやっぱり分かりにくくなりやすいけれど、

それでもなおその凄味が何となく伝わってくる?

これはなかなかない経験でした。


あともう一つ言うと、自分は殺陣芝居があまり好きではなかった、

でもこの作品は全く違って、とても面白かった。

余談ですが、この作品を観て思ったのが、

自分が殺陣芝居をあまり好きではなかったのは、

「お話の上で意味のない(薄い)殺陣・見せること自体が目的の殺陣」

がある作品があまり好きではなかったのかな?ということ。

もちろんそういう作品を否定している訳ではないです。

ただの好みの話ですので。


でもこの作品の戦いはそもそも凄いだけでなく、

ちゃんとお話の中に溶け込んでいる感じでした。

そして何より、そのお話が、すごく良かった。

人間のドラマとして、生々しさが実に面白い!

善玉悪玉問わず、この世界の人たちはみんな生々しい!

生きている生の人間臭さいっぱいに輝きまくっていた!!


それから悪党どものバリエーションが実に豊富な上に、

(っていうか悪党がかなりの割合を占めている?w)

どいつもこいつも清々しいくらいのクズだ!!w

そしてなによりも!!!

劉備のゲスっぷりは飛び抜け過ぎるくらいに素晴らしい!!


いろ~んな意味で、登場する人間が、すごく魅力的だったのですよね。


それは龍である5人についても同じでした。

中国大陸の覇権を争う歴史は、五行を司る5匹の龍の争いの歴史…

覇権を握った王朝には必ず5匹のいずれかの龍の力が及んでいる。

そんな風に人間を超越するものとして登場する5人の龍。

でもそんな高次元の存在と思っていた彼らが、

物語が進むにつれて非常に生々しいものとして描かれて行く。

自分の感情のままに欲望をむき出しにしていくようなね。

その姿を見たある人間の「龍も人と同じか」みたいな言葉あって、

(これ言ったの誰でしたっけ?(^^;))

それが真実なんだなあとしみじみ思わされるのです。


最初は少し畏敬の念みたいな感じで観ていた龍が、

どんどん、、何というか「コイツ小さいな…」と思えてくる。

そして先程の言葉によって事態を理解させられる。

するとね、龍が感情むき出しにして保持者に詰め寄る様などもまたね、

人間ドラマのひとつの形としての楽しさになっていました。

(特にあれね、曹操と水龍)



そしてさらにお話の壮大さですかね!

む・・・お話が壮大なのか、劉備の戦略眼が凄いのか、

どっちによるものなのかだんだん分からなくなってきた…w

とにかく!!!

観ていて驚かされるときの振り幅がでかい!ww



それと、やはり殺陣の迫力ですね。

自分は詳しくないので多くは語れませんが、

DVDなのにね、楽しいんだもん!


特筆はやはり劉備。

為房さん…あんな見事な双剣使いは自分は初めて観ましたよ。

そして、バカ数名はいるもののw、戦うとみんなすごいし、

後はこの時代?らしい武具の多彩さですよね。

多彩な武具の殺陣をどれもすごくハイレベルに魅せてくれて、

しかもその戦いにきちんと意味が観て取れて、

個人的にはとてもとても楽しめるものでした。

自分、長い得物系大好きだしねw

特に槍と棍!!





ふう…

今回観た舞台の感想書くまでにすでにこの長さw


ようやくですけど今回の感想行きますよ。





○とりあえずまずは全般的に

てことで、こんな風にとっても楽しんで、

それだけに東京に来る機会がとても楽しみだった、

そんな初ZTONさんだったわけですが…


いやぁ…生ってやっぱり…いーですよね~^^

演技も、殺陣も、生々しさと迫力がやっぱり全然違う!

観に行って本当に良かったです!!


今回の直前に偽王編と蝕王編をDVDで復習していたせいで、

同じ人物でも見た目のわずかな違いなどに、

最初は若干の違和感がありました。

が、すぐに全く気にならなくなる!

引き込まれるってのはこういうことを言うんだろうなあ。




○ストーリーの良さ

まずやっぱり話が面白い!

事前に見た登場人物の名前からすでに興味津々。

歴史IFものだけに、

誰がどのような立ち位置のキャラなのか…

さらには恐らく重要な役どころの司馬懿や劉邦といったキャラが、

どのようなものを背負ってこの世界に現れるのか…

そういった辺りがとても気になる訳です。

そういうところがひとつひとつ分かって行くにつれて、

もうワクワク感が止まらなくてね~^^



長年の好敵手?とは言えない間柄かも知れないけれど、

「因縁」…「縁」の深さを感じさせるシーンから始まり、

(この感じが既に胸熱!)

話が進むにつれて各陣営・たくさんの人物が登場する。


三国志に登場する、人物や、出来事&戦い、それらとリンクしつつ、

覇道のこの設定が反映された各種シーン。

歴史IFものでもある作品を楽しむ醍醐味だと思うのですけど、

あの出来事に実はこんな背景があったら!?

なんてIF要素も考えながら、目の前のシーンそのものを観て、

見事に二重の味わいが広がる!!

話も陣営も結構広げてると思うのですけど、

2時間に収まってるし、まとまってるし、しかもちゃんと面白い!!


そして、広がった話が収束して行く様は…

驚きの玉手箱であり、裏切りの玉手箱だった!!www

これはひどいwwww


暗躍して行く劉備…

まさか、関張の2人を陥れるのが擬態だったとは!!


いやいやいやいや!

やりかねない!!あの2人を疎ましく思って、

すっぱり切り捨てるくらい劉備ならやりかねない!

というところに真実味がありすぎるせいで、完全に騙された!

いや、それすらも巧みに利用できる劉備だけれども、

その可能性を考えなければいけない劉備だけれども、

そこまで至らず思考停止したのは劉備がゲスすぎるから!←


でも、裏切りの連鎖は、最後はまるで一つの輪になるように…



終わりの始まり、を思わせるシーンは、

今作の開始と同じように因縁の戦いがあって、

それ自体がまた胸熱だったりもしてね。


生きていた夏侯淵…(しかし死なねーなどいつもこいつもw)

その夏侯淵に得物を返して戦い始める張飛。

くぅぅぅ~ツボを突いてくるなあ><

敵同士ながらそのアツいやりとりは何だ!><


そういうくだりのその先に・・・


あれ?どっかで観たぞ!この展開前にも観たぞ!

てことはこのあとヤツが(ニヤリ)


と・・・・見せかけて・・・・


え?

ウソだろ?

そこでむくっと・・・・え?

ウソだろ!?アイツが!!あのゲス野郎が!!

こんな形で死ぬわけがないんだ!!!!


なんかもう…最後まで裏切られ続けた気分でした><


いや、まだ分からない…

この先の展開を…ただ待っています><




とまあ裏切り部分ばかり書いてしまいましたが、

ここまでの展開の中でも、巧いなー面白いなーっていうのや、

そして何より胸熱くなるものがたくさんありました!!



司馬懿の登場…

髪に白いものが混じっているのが気になっていたのですが、

魏延が登場して、同じく白いものが混じっていて、

「??・・・何か繋がるものが???」とか思っていたら…


魏延に降りてきたときだったかな?

(既に若干記憶が怪しいw)

(そして自分気付くのニブかったかもですがw)

舞台演出でキランとした感じのところで自分もきらーん!みたいなw


なるほどそういうことか!!!と

いやぁ~この時ちょっとのけ反りましたよwびっくりしたなあ!


しかもね、この土龍にも騙されましたよすっかりと。

騙されたというか、あれ?どっちがどっち?

まだ覚醒していない司馬懿の中にある記憶は完全に炎龍だしなあ…

と、ずっと疑心暗鬼のまま観させられるハメになりました。

おのれ土龍のやつめ・・・w


で、またここの司馬懿炎龍と、劉邦のところ。

ここの描き方も好きだったなあ~><

劉邦がこう使われるか~~とね。

最初中山さんが炎龍だったからここでもすっかり騙されっちまったい!



そんな風に受肉(で合ってましたっけ)した2人。

土龍は劉琦を保持者として復活する。

あれ?血のつながりは良いのですか!?

と驚かされる一方で…w


司馬懿には…やられた><

自分は人間、人として生きる、そう決意したあの姿、あの言葉、

ここに本当に胸熱くさせられました。

ずっと迷いの中で行動し続けていて、

でも時として、龍の記憶のため?真っ直ぐ突き進むように動いたり、

戸惑いや憂いを帯びた姿をずっと見せていた司馬懿のこの姿。

このときの真っ直ぐに見据えた目が本当に良かった…。


正直まだちゃんとは理解できてないかもなのですけど、

炎龍としても司馬懿としても心を持ちながらも、

全てを理解して、人として生きる道を選んだ、そういうこと?

で、いいのかな?

ちょっと憶測入っちゃうのですけども、その心がまた感動でした><




あとね~、ちょっと違う方向の、胸熱くさせるもの…

それは、劉備と曹操による、拳での語り合い!!!

武器が手から離れてしまっても、意地と意地をぶつけ合うかのように、

お互いの拳をぶつけ合う!!


このときの両者はまさに「漢」だったと思う!!

漢帝国の漢でなく、「おとこ」の意味の漢ね。

獣のオスの戦いではなく、人間の男の戦い。

(意図が分からなかったらどっかで聞いてくださいw)


なんだ君ら、強敵とかいて「とも」なのか!!w

三国志にいつから北斗要素がwww

でも、自分はこういうのが大好きです!!><


だいたいね、劉備だよ劉備!!お前そんなキャラじゃねーだろ!!

曹操は分かるよ?

坊ちゃんだった彼が劉備に何度も辛酸を舐めさせられて、

なんとしてもあの人を乗り越えたいと成長してきたのがこのお話。

なんとしてもこの男を!!と目の前の男に拳をぶつける想い。


でも違うじゃん劉備違うじゃ~ん!!

狡猾に渡り歩いて、こんな風に気持ち見せて戦うやつじゃねーだろ!

曹操のことだってずっと坊ちゃん坊ちゃん下に見て見くびって、

こんな対等な(精神的に)戦いをするように思ってなかったんじゃ!?

と思いつつも、劉備にとっての曹操も、

それだけ大きなものになっていたのですかね~。

揶揄するように曹操のことを呼んでいたのも、

逆に無視できない心の表れだったとかね。


とにかく!!この2人による純粋な殴り合いには、

ストーリーのものとも、絶妙な殺陣によるものとも、

また違った胸の熱さを感じてしまったのでした^^



とはいえね、これが獣の雄の戦いの一局面、

と考えることもできなくはないので、

そんな胸熱の漢の戦いだったとは必ずしもいえないかもですが。。。

(勝手に盛り上がっておいて最後に全否定の可能性をw)




それと、お話を彩る楽しさとして、会話の楽しさですかね。

なんでしょね、具体的なところを挙げられないのですが…

登場人物たちの会話で、別に面白いことでもなんでもないことでも、

ごく普通のやりとりの中の、ふとした言い回しなどに、

何か「クスッ」となっちゃうところがちょいちょい出てきます。

この辺、覇道なのかZTONさん自体なのか分かりませんが、

シリーズ観てきて良いなあって思うことは多々ありました。


それとはまた別に、ときどき、

メタ要素っていうのかな?現実世界(舞台の外)のネタ、

それをそのまま投入するやつなんかもあったりしてね。

基本的にはこういうのは好まないほうですが、

唐突感がないというか見せ方が上手いのか、不快感がほぼない。

これもなんだかすごいなあって思います。

今回は、メタ要素?ちと多すぎたかな~、とちょっと思いますが。





○キャラクターの良さ

そしてやっぱり人が魅力的!!


これまでも観てきた人物たちが「らしさ」をどんどん出して。

そこにまたワクワク感が止まらなくてね~!

ほんの数名だけですけど書いてみますよ。



キャストさんはこれまで観たのとちょいちょい変わっていますが、

それでも暴れまわるおバカな魅力はたっぷり発揮されたんだろうな、

そんな風に思った関羽張飛。

夏候淳、淵との本当に因縁深い、でも何か親しみにも似た、

そんな争いの姿がすごく楽しかった。

バカだけど、バカゆえのまっすぐさみたいなものもすごく良かった。

こういうところ、やっぱりキャラ設定のところから、

すごく魅力的に映るんだろうなって思います。




頼りなくて全然良いと思えなかったところから、

どんどん太く強くなっていった曹操の立派な姿。

でも従兄弟たちや郭嘉水龍の前でだけは、若い曹操のままでいたり、

そういう落差が余計にね、彼の成長を感じさせてくれた気がします。

ひとりの王として兵達に叫ぶ姿、生で観られて本当に良かった~><



魏延もまた魅力的な人物でした。

雲のように暖簾のように、ふわふわゆらりゆらりとして、

言葉のやり取りも戦い方も「柔」の雰囲気がいっぱいで。

その雰囲気自体がとても良かったのですが、

彼もまた雰囲気を変えて時折とても…

「マジメ」と言ってしまおうか(^^;適切な言葉が浮かばないw

柔の雰囲気が影を潜めて「剛」が顔を出すような、

いろんな意味での、雰囲気の出入りというか出し入れというか、

そういうところが楽しかったです!!

まあ完全に騙されましたけどねw


そして殺陣がまた素晴らしかったですしね~><

為房さん劉備みたいなすごい双剣使い初めて観たと思っていたら、

同じ作品でまたすごい人を観てしまった!!!

とか思っていたら、終演後に友人に聴いて発覚!

馬超だったんすか!!!

馬超の殺陣もむちゃくちゃ良いな~って思っていたのですが、

誰がやっていたのか全く分からなかったのですが、

まさか同じ方だったとは…いやぁ~観に来て良かった><



司馬懿の高瀬川すてらさん。

上にもちょっと書きましたけど、良かった~><

小さな身体で戸惑い続けているその雰囲気がもうすごく良いのに、

何というか守ってあげたいキャラ?みたいな雰囲気なのに、

めっさ強い!!!w


技術に男女は関係ないのかもしれませんが、でもやっぱりね、

これだけ戦える女性の役者さんは自分は初めて観ました。

っていうかなんかもう・・・・速っ!って感じ?

パワーでなく切れ味のある動きというか、暗殺者合いそうというかw

普通に戦ったときの強さもさることながら、

そういう切れのある瞬間の動きもすごく楽しかった!!


そしてやっぱりね、人として生きることを決めたときの、

あの前を見据えた目の強さですよ。

あの「私は人だ」という言葉に込められた思いの強さですよ。

座席、ど真ん中取って良かった…真正面から観られて良かった><

一番良い姿を一番良いところから観られた気がします!!


あとね、失礼ながら、

これまではかなりの「美人さん」という印象でしたが、

今回はなんだかとっても「可愛らしい」雰囲気でした。

これは司馬懿のキャラゆえ?

髪型も後ろで束ねて印象違いましたしね。




そして、劉備ですよ、為房さん。長くなりそうだ(^^;


「いょぅ、坊ちゃん!」

何度も何度も彼が口にするこの言葉。

彼がこれを発する度に、どれだけ1人楽しんでしまったことか><


最初に聞いたときからもう「生で聴いたー!」という興奮が><

そして楽しかった><笑えてしまった><

ひとりぷるぷる振動してた気がする…

隣の席の人に怪しまれなかっただろうか><

坊ちゃん…ぶぉぉっちゃん…あの「愛←」溢れる呼び方、

大好き過ぎた><

「○○するかよぶぁぁ~~か!!!!」っていうのもすごく良い><

下衆すぎて下卑すぎてこんなに良いなんてことがあるのだろうか!!


そんな劉備の狡猾な活躍、暗躍しては神出鬼没といった感じに現れ、

それをやっぱり生の舞台で観られるのはちょっと印象違いましたね。

DVDだとやっぱりどこか画面の幅が狭められていますし、

映ってないときもあるでしょうし。

でも、舞台全景をひと目で観られる位置から彼の出ハケを全部観ると、

こんなにも楽しいのか~とひたすら思っていました。

それだけ劉備に深く深く印象付けられているせいなんだな~と。


そんな劉備の深慮遠謀には今回もまた度肝を抜かれ、

しかもそのネタが明かされた瞬間の驚きには、

彼自身がまたインパクトを色濃く与えてくる。

ホンッともう驚きの玉手箱みたいなお話にしてくれました。


すっげーやなやつなのに、ムカつくのに、

こんなに嫌いになれない嫌なやつは他に観たことありません。

くあぁぁーーーなんて嫌なやつだ!!嫌いにさせろや!!!!




魅力的な人物たくさんの作品ですとね、

それを演じたキャストさんがどんな方か気になりますし、

良い作品、良い演技に出会った時には、その感動を伝えたくなります。


が!!!!!


チキンハート発動しまくりで、

誰にもご挨拶せずにまっすぐ出てきてしまいました~><

出てくるときに空いてらした方にお疲れ様でした~くらいはね、

なんとか言えたのですけどね、、、、はふぅ><


ただまあ唯一。

為房さんにだけは絶対に会いたくない!!!


今までの観劇歴の中で、唯一です、

『あの役者さんに会いたくない!』

と思わされたのはw


だってゲスくなくなるじゃーん><

劉備のイメージが壊れるじゃーん><



今年ゲキバカさん観に行ったとき為房さんも出ていらっしゃってね、

でも良い人だったから若干の違和感を覚えつつ(それはウソw)

ここでもすごく良い役だったなあと思ったのですが、

でも、主犯格のお1人かっこ関西の方wに誘われた面会は、

丁重にお断りしましたww


今後、為房さんがどんな役を演じられるのか、

そこにもいろ~~~んな意味で、

良くも悪くもですけどw注目です!www






○ようやっとこれでおしまいw

さて、す~~~っかり長くなってしまいましたが、

初めてのZTONさん観劇の感想でした!!!


今後ZTONさんが東京くるのはいつだろうな。

やっぱり…本拠地まで乗り込まないとダメかなあ…


うう~~~

検討します!><