未来に向かって ~旅立ちの朝~ -10ページ目

未来に向かって ~旅立ちの朝~

応援している大切な人たちのことを中心に、日常をつづっていきます

「D・PROJECT」


最終章の上映会が終了しました。

ご来場くださったたくさんの皆様、ありがとうございました。



と書きつつも、実のところ、

ありがとうという言葉は適切でない気もしています。

お客様にお越し頂く側のスタッフなので合ってはいますが(^^;

でもスタッフである以前に、自分もこの映画の完成が夢だった、

そんな一介のファンでしかありませんので。

たまたま、スタッフ参加できたからしていたにすぎなくて、

根っこの部分ではたくさんの人たちと同じ、と思っています。

だから本当は、ありがとうというより、

もうみんなで肩とか腰とか組み合ってわっちゃわちゃになりたい、

そんな気分なのです。

でもやっぱりスタッフがそんなこと言っちゃダメかもですが。。。


ただ少なくとも来て頂いた皆様にお礼を言われちゃいますと、

そんな御大層なものじゃなくて一緒なんです~と、言いたくなります。



競馬の名物アナウンサー杉本さんの

「あなたの、そして私の夢が走ります」

それと同じかな?


Dプロジェクトは、みんなの「夢」でした。


Dプロジェクトの最初はこんな名称がありました。

「でっちあげいん」 ・・・でっちあげ再び?


察するに…というか私の認識が間違っていなければですが、

発端となった壮大なハリウッド映画の宣伝がごときあのPV。

あれはまさに「でっちあげ」られたもの。

あんな映画はどこにも存在していなくて、

ただの劇団PVだからできた無茶苦茶なスケールのお話

(に見えるもの)


そのでっちあげを本当の映画にする、それもまたでっちあげ…

だからでっちあげいん。

(だと思っているけどもし間違っていたらハズカシーのだけど)

(でもある程度合ってるはずだからもう書き進むよここでは)



そんな「でっちあげ」の「D」が、

みんなの「夢」、Dreamの「D」になった。


上映が終わった今、このことを思うだけで、

ちょっと熱くなるものがあります。

誰だこんなうまいものを考え付いたのは・・・


本当に、みんなの夢になった、企画でした。




ものすごくたくさんの人がスクラムを組んで

小さな脆いタマゴを守りながら全力で走ってきた


そうして守られて温められたタマゴが

中からコツコツちょっとずつヒビが広がっていたのが

ついにこうしてヒナが孵った!


最終章が無事に終えられたことは、
そんな夢が叶った瞬間だったと思います。

6Cの皆さん

プロジェクトヤマケンメンバー

ご出演くださったたくさんのキャストさん
応援していたたくさんのファン

そんな、たくさんの、たくさんの、人が思い描いた夢。

それが叶いました。




そして、、、自分の話になってしまいますが

本当にたくさんの経験をしました、させて頂くことができました。


2年前。

6Cからのスタッフやエキストラの募集を見て、参加を決めました。

映画をほとんど観ないので、本当にな~んにもしらないただのど素人。

どうやら制作部のお仕事が一番合う…というかそれしかできない…

そうして飛び込んでみたプロジェクトヤマケンという団体。

初参加した最終ミーティング?時は、第一弾のクランクイン後。

既に6Cファンから参加していた人たちが数名いらっしゃいましたが、

でも前から知っていたわけでなく、ちょうどその頃知り合った人たち。


ほぼほぼだ~れも知らない。

映画はな~んにも知らない。


最後まで続けたい!と思っていましたが、

本当に続くかなんてもちろん分からない。

でも、ヤマケン組のたくさんの方々、ファンから入った仲間、

たくさんの人たちに支えられてたくさん教わって、

ここまでやってくることができました。


こういう中にいますとそれはもういろいろありますけど、

本当に、いろいろありましたけど…

みんなが支え合う中で、自分のことも、

両肩をがっしり掴んで「絶対離さないぞ!」とばかりに、

しっかりスクラム組んで離さずにいてくれた気がします。


クランクアップ時も感慨深かったですが、

上映会を終え、気持ちがこみ上げる監督や松本さんの姿を見て、

また新たな感慨深さでいっぱいです。




上映会がすべてが終わってから、、、


松本さんと話していて

「あってん!泣け!!!」

言われました・・・

そのときのお話で頂いていた言葉は本当に重かったです。

横で小沢さんが温かく笑ってくれていました。


監督を泣かせに掛かったヤギシタさんたちみたいに、

松本さんが自分を泣かせに掛かってきました。

正直、松本さんと話してるだけでも危険でしたけどね、

でも、、、へそ曲がりなんで

「泣け」と言われれば全力で泣かない、そんなやつです。

松本さんに泣かされるのは「松本作品」を観劇したときだけに!

そう思って必死に我慢しましたよ。

ちと我慢しきれてなかったですが。。。


そして、後で監督と話していて、

松本さんと同じ言葉を頂いてしまいました。


とても重くて、こんな自分がそんな言葉を頂いてしまって良いのかと、

そんな風にさえ思ってしまう言葉を、

期せずしてお2人から頂いてしまいました。

その言葉は帰りの電車でもボディブローのようにずっと効いていて、

一夜明けた今日も仕事中に不意に頭に浮かんだりして、

松本さん…あの言葉は今だに効いていますよ…



そういう言葉に見合うだけのことが果たして本当にできていたのか、

自分は分かりません。

映画業界のことに限らず、仕事をするにあたっての、

力のなさをひたすら痛感してきていましたからね。

もうね、最後までそれはそれは凹みっぱなしでね、

それもまた自分らしいですけども(苦笑)



それでもやっぱり、たくさんの方に支えられて。

松本さんをはじめ、6Cの皆さん。

監督をはじめ、スタッフ仲間の皆さん。

それとやっぱりファンから入って一緒にきた制作部周辺のみんな。

そういう方々の存在がどれほど大きかったことか。


先ほどとはまたちょっと違う意味で、

ありがとうございます、とか、感謝、とかの言葉は、

適切じゃないかもしれない気がしています。

言える立場じゃないというか感謝してもし足りないというか。

でも適切な言葉が見当たらず、これ以上の言葉も思い浮かばず、

結局ありがとうございましたとしか、言いようがないのですが。。。





とにかくこれで自分の役目も終わりです。


とはならず・・・


ずっと考えてはいたのですけれどね、

やっぱりここに残って、一緒に活動できたらな、

と思っています。

時間が許す範囲ではありますけども。


大変失礼ながら、

「映画撮影に興味が沸いた」

という純粋な目的じゃないのですけどね。


自分にとっては、ここにはもう、たくさんの仲間がいるので。

ここにいる皆さんと一緒に何かを作る、

それができるのがすごく貴重だと思えるので。


皆さんから見て「仲間」に自分がなれてるかは分かりませんが、

自分は勝手にもう仲間だと思っちゃってます。

大変な時間を一緒に過ごしてきた仲間。。




それに、D・PROJECTは、まだ終わっていない!


孵化したばかりのヒナを、大切に大切にして、

立派な「とさか」が生えるまで育てて行きませんとね!


ひとつの映画としてきちんと編集して

普通の映画館で上映されて

みんなで観に行く


それがこの夢の目指す先!のはず!!



そんな夢をもうちょっと先まで、

今回一緒に喜んだたくさんの人たちと一緒に、

見続けて行ける余地がまだまだあるんだと、思っています!!




余韻に浸ってヌケガラになるか?と思ったら、

客先と自社どっちもの状況によって、

そんな余裕などどこにもないまま時が過ぎて行きましたがw



先週の日曜のことになりました。


Dプロジェクト…



クランクアップしました!!!



6Cはじめとするキャストの皆さんや、

やまけん組の古参メンバーの方は、

PVとして始まってから約3年という長い時間。

Dプロジェクトとして始まってから参加した自分たちも、

約2年という時間を掛けて進んで来たこの企画。

無事に最後まで撮り終えることができました。


まあもちろん、PC上でひたすら戦う作業などが、

まだまだ多く残っていますが。

それでも大きな大きな節目を迎えられました。



いやぁ…本当にいろいろありました。

至らないところが多々多々ありました。


そもそも、舞台という生ものの方が好きで、

映像系には本当に興味がなくて、

映画だけでなくテレビのドラマさえなかなか観ることがない自分。

そんな自分が、映像の世界、映画の世界に、作る側に、

飛び込んでしまうことが人生であるとは思いませんでした。

まあもちろん専門分野でできることなどありませんから、

自分でもできる撮影の周辺のことをしていたわけですが。

それでも当然のように、頭も経験もなくて力不足で、

たくさん迷惑をかけながらの撮影でしたけどね。


そして今の自分の趣味として一番大きな6Cという存在と、

こういう風に関わることになるなんてことも想像してなくて。

こんな経験ができるなんてやはり想像の外のそのまた外。


そしてあとはやはり…

こういう企画でスタッフになるということに対して、

自覚が足りない、認識が甘い、そういうところが多々ありました。

反省と後悔ばかりが積み重なるようでね。。



そういうところを少しでも取り戻せるように、

少しでも皆さんの足を引っ張らずに、、

あわよくば少しでも役に立てるように、、

自分にできることを精一杯やれたらと思ってやってきました。

特に第四弾はその想いは強かった。


ま、失敗とか力不足の部分を取り戻すなんてのは夢ですけどね。

もう最後までひたすら力不足!

それでもおんぶにだっこになっている部分はありながらも、

なんとかおっつけっぱなしでも最後まで走り切りました。



6Cの皆さんの、役者としてだけではない仕事への姿勢や、

やまけん組の皆さんの仕事ぶり。

それを間近に見られたこと、

そしてこうして最後までご一緒できたことは、

自分の人生の中でも本当に大きな幸せでした。


それと、たくさんの人に出会えて、

自分で言っちゃって良いのか分かりませんけどw、仲間ができて、

幸せと同時に大きな財産になりました。



やーーーでもね

こうやって書き出してみると軽いねどうも(^^;

気持ちを残しておきたいと思ったけども、

どうにも言葉にならんというかなんというか…ははは

書きたいことがまだまだあるようで、でもなんか書き表せなくて、

なんともかんとも複雑です(笑)




ひとまず、週半ばにもひとりでやりましたけど、

今日はこれからまたひとりプチ上げをやろうと思います。

実家で作ったざくろ酒でね。

もう木を伐ってしまったので作ることはできず、

最後の実で作ったときの、残していた本当に最後の一本。

こんなときにこそ飲もうと思っていた酒ですよ^^


撮影が終わったのと、

期せずして撮影直後に来た面倒ゴトw…会社の研修旅行

それを何はともあれ終えてきたのでね。

ある意味ダブルの大ゴトを済ませてのプチ上げ。

ホントは出された課題をまだまだやらないとだけど、

今夜はもうプチ上げに当てる!!wwww


貴重なお酒の最後を楽しもうと思います^^





最後に改めて


劇団6番シードの皆さん

Project Yamakenの皆さん


本当に!お疲れ様でした!!!





何度も言うけどまだ完成じゃないけどね(^^;

2017年、年の瀬です。

残すはあと1日です。

気がつけばこんな時期、年々1年が早くなるなあw



そんなこんなで例年通りの振り返りをやってみます。

今年はまだ残している観劇の機会がありますけどね。

これは初めてのことかもしれませんねえ、

大晦日の、カウントダウンでない、純粋な観劇。

ただ一度観てますので、優秀作品選びには影響なしってことでw




●個人的振り返り

観劇と絡むようで絡まないようで、のこともありますが、

今年はいろいろと、、、大きなできごとが。



まずは「はぢめてのにゅういん」w

ホントに人生初の入院と、手術をしました。

手術は実は受けたことあったのですが、

入院してというのは本当に初でした。

いろいろしでかしますけど、実は大きなのはやったことなくて、

だから今回はちょっと自分でもびっくりと言いますかね。

とはいえ、やっぱり大したものでもなくてw

病気っちゃ病気に分類される?のか??

ですけども、しれっと切って、しれっと帰って来ましたw

入院期間も短かったですしね。


ただ、生まれてからほぼほぼ動いてない場所に住んでますが、

この街には観るとこんな景色があったのか~と、

ちょっと感慨深くなったりもしましたw

高い建物がほとんどない土地なので病院の屋上は高かったw



それとね、、これは・・・おっきかったなあ。

大切にしていたもの、

大切にしたかったもの、

これからもずっと大切にしていると思っていたもの、

それを失った…のかな、、、自分自身のせいで。


少なくとも今の自分の生活の中では、

これは今年の中ではかなり大きなものでした。

仕事関連ではなかなか変化もないですしね。

や、自分の業界でそれはまずいんだけどもw


多くは書きません。ただ…

迷惑というものをたくさん掛けることになりました。

それと同時にたくさん支えられてもしまいました。

謝罪や恩を返すこと、簡単に口にできるものではないですが、

少しずつでも、、ね!!



いろいろ振り返って、

健康というものをすごく意識することになった1年でした。

自分も周りのことも。

そういうところを今後もしっかり意識して、

たくさんの意味で、元気に、観劇を続けられるようにしないとね!





●観劇振り返り

てことで今年観たものの振り返り。



■1月(4作11回)

新説・まなつの銀河に雪のふるほし(3)

(アリスインプロジェクト)


愛知のオンナ(3)

(Tambourine STAGE)


慾張り羊のシャグラン(2)

(劇団Please Mr.マーベリック)


Re:Call(3)

(d-contents)



■2月(4作8回)

GO ON(1)

(演劇企画 heart more need)


先走れメロス(2)

(チームまん◯)


ゴーストシスターズ(3)

(シザーブリッツ)


SOUL FLOWER ver.2017(2)

(ASSH)



■3月(2作3回)

beats per minute(2)

(bpm)


イマジカルマテリアル(1)

(アリスインプロジェクト)



■4月(6作16回)

人生の大事な部分はガムテで止まっている

(劇団6番シード)

 現代編(5)

 大正時代編(5)


おぼろ(1)

(ゲキバカ)


グリーンマーダーケース(1)

(Mo’xtra produce)


セミの名は。(2)

(カラスカ)


いいkotoあるravel(2)

(演劇集団Z-Lion)



■5月(2作2回)

名探偵はじめました(1)

(アリスインプロジェクト)


市と惣左の恋ひ慕ふ(1)

(小川細川企画)



■6月(4作10回)

ごめんなさいが言えない人々(2)

(劇団6番シード番外公演)


ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー(3)

(OIL AGE OSAKA+TOKYO)


人類最後の一人(2)

(ひとり芝居企画はるさき)


ハッピーハードラック(3)

(イヌッコロ×ACTOLI×シザーブリッツ)



■8月(3作7回)

新宿☆アタッカーズ Season2(3)

(UDA☆MAP)


バック・島・ザ・フューチャー(1)

(シザーブリッツ)


青の凶器、青の暴力、手と手。この先、(3)

(キ上の空論)



■9月(6作6回)

百年の虎独 2017(1)

(唐橋充×宮下貴浩)


みちゃダメ♡(1)

(OFF VIVID COLOR)


覇道ナクシテ、泰平ヲミル【護王司馬懿編】(1)

(劇団ZTON)


私だって、神様が欲しい-劇団ハイパワーマンションズの場合-(1)

(モイスチャーごはん)


No heart to the dead~死人に心なし~(1)

(ワイルドチャイルド)


私、雨が見えるまで(1)

(Uzume)



■10月(3作6回)

テノヒラサイズの人生大車輪(1)

(犀の穴プロデュース)


一万個(2)

(チームまん○)


No Name ~私達ズルい女~(3)

(UDA☆MAP  +Plus)



■11月(4作13回)

名探偵とナン(2)

(カラスカ)


希望の星(2)

(希望の星)


D・ミリガンの客(7)

(劇団6番シード)


芸能事務所は開店休業(2)

(ハマコクラブ×キヨコクラブ)



■12月(7作10回)

月とカーニバルのおはなし(1)

(朗読×音楽なかがわ・なかがわ)


BALLO~ロミオとジュリエット~(1)

(CHAiroiPLIN)


SMOKIN' LOVERS~紫煙~(2)

(惑星☆クリプトン)


蛇の亜種(2)

(宮下貴浩×私オム)


四谷怪談(1)

(全労済ホール/スペース・ゼロ提携公演)


ホーム スイート ホーム~はじまり駅のおしまいの日~(2)

(Bobjack Theater)


ぼくらの90分間戦争(1)

(ボクラ団義)




合計:45作92公演




はい来ました、念願というか何というか、

観劇回数を大幅減することに成功!!


昨年が73作143公演、一昨年も100公演オーバー、

一気にね、減らせましたよ、約三分の二!!


昨年までも減らしたいとは思ってきましたが、

今年は強く、その必要を感じた年でもありました。

だから初年度としてはなかなかの成果…と思いきや、

これは体調効果があったことは否めずw

暮れの二月はまた増えちゃってもいるしね(^^;)


なので、トータルを減らす努力は、今後とも続けていかないとです。




●優秀作品

いつも通り、自分にとっての再演作品は外して。。。

ゴーシス、バック島、一万個、虎独に蛇の亜種、などなどなど、

中には大好きな作品も含まれてますけど対象外です。

ホ…ホントはまなつをノミネートしたかったけど、

そこもガマンします!!w


再演なのかそうでないのか迷うのもありましたけどもw

まあ脚本がまるっきり違うシリーズ物の新しいのなどは、

OKってことにするか~wという結果ですww



で、とりあえず候補を無作為に挙げたら18作品になりました。

多いわ!!!www

既知作品外してるのにこの数、入らなかったのって逆になんだよw

すごい頑張って削ったけど、それでも10までに落とし込めないw


で、なんとかここまででピックアップ!



・慾張り羊のシャグラン

・Re:Call

・ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー

・青の凶器、青の暴力、手と手。この先、

・覇道ナクシテ、泰平ヲミル【護王司馬懿編】

・No Name ~私達ズルい女~

・希望の星

・D・ミリガンの客

・SMOKIN' LOVERS~紫煙~

・ホーム スイート ホーム~はじまり駅のおしまいの日~

・ぼくらの90分間戦争


こうしてみるとどうしても後半が印象強めになっちゃうかな~


またここから外しましたが、

・GO ON

・四谷怪談

これもかなり稀有な作品かなと。

圧倒的な存在感というかキャストの力量というか、

褒め言葉として嫌悪感全開な姿も中には含んでいて、

そこにもの凄く惹きつけられた作品でした。




で、これらの中から判断して、

今年はベスト3がせいいっぱいかな?


・No Name ~私達ズルい女~

・希望の星

・D・ミリガンの客


ペパカン観たときは絶対入ってくると思ったんだけどな~w

ひとまず思うのは、

昨年までに比べてすごくハイレベル、

でも、あくまで自分の好みの面ですが、

他の追随を許さないようなくらいの決定打、

そこをやや欠いたのかな~という気もしています。

一長一短と言ったら一言で終わるのかw




●好きなキャラクター

ハッキリ言えるトップ3がいます!!


佐倉祐一(Re:call)

 :高田淳さん


沢登陵(ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー)

 :福地教光さん


テール・プラネット(希望の星)

 :藤代海さん


このトップ3は即決でした。

もうペパカン終わった時点で上2人は揺るがない存在でしたが、

そこに海くんが並びかけてきましてね。

役柄と、お三方が演じてくださった姿、

そこにもうひたすら脱帽するばかりのトップ3でした^^






これにて2017年の振り返りは終了。

明日のボブジャックとTTTで、全てをおしまいにしてまいります!


お世話になったたくさんの皆様、

素敵な舞台を届けて頂いた全ての皆様、

ありがとうございました!!!

そして良いお年をお迎えください^^






惑星☆クリプトン

「SMOKIN' LOVERS~紫煙~」


前回あれだけ長いのを書いたにもかかわらず、

懲りずにまだ感想を書いてしまいますぞ。

今度は全体的なやつをね。

といいつつ各論みたいのもまだちょっと、きっと書くw



その長いのはこちらね。

「SMOKIN' LOVERS~紫煙~」 感想(たぶん そのいち)



ではこれでホントに最後の感想ですよ。



で、で、まず最初に!

前回ブログで「後述」と書きながら、そこ回収してなかったw

その点から書きます!

10のMEVIUS、途中でやってくる、映画に行った帰りっぽい男女。

これが11のKENTの男女の後の姿だというお話でした。


11のKENTでは、スーパーマンの作品について、

映画やその他いくつかのものがあることを彼が語ります。

どれがお勧めかを彼女が質問してたり。

そして2人は付き合うことになるわけですが、、、

MEVIUSの2人は映画帰りらしく、しかも次はどれにするとか何とか、

確か話していたのですよね。

2回目の観劇のときにこれを聞いて、なるほどKENTの2人か、

あれから一緒に観に行った姿がこれなんだな~と気付いた訳です。

最初のお勧め作品か何かを観て、次はどのシリーズにするか、

みたいに話してるのかな~と。

まあスーパーマンではないかもですが。。


で、もうひとつ言うと、

6のechoで出てくるケントくんもですし、

(演出のあやのさんも先輩も出てくるから当然っちゃ当然か)

あと、、、4のPIANISSIMOもなのかな、と。

観たときにはそこまで気付かず、

マナベペンギンさんにお伺いすることができたのですが、

どこまでが該当するのか失念><

ぐはぁ、ペンギンさんごめんなさい><


とにかく!

時間軸としては11のKENTが一番昔で、

そこから遡りながらあの人たちが出てきている、

そういう流れになっていたわけなのですね。

もちろん全員完全に同じ人ではありませんが。


この作り、2回見なければ気付きませんし、

気付いてなくても全く問題はないですが、

気付いた人だけがクスッと楽しめる+αの要素、良いですね^^




で、今回書きたかった感想の本題へ。



まず、3回目となった今回ですが、今までで一番好きでした!

もちろん今までが良くないってことではないですよ?

今回はどの話も得点がすごく高い、そんな感じ。

各話の印象がどれもとても強く残ったのですよね。


自分がそんなに記憶力良い方ではないのもありますが、

大変失礼ながら過去2回の公演では、

終わった後にどれがどういう話だったか…というのがね、

スパッと浮かばなかったのですよね。

もちろん時間掛けて思い返せば出てくるでしょうけども。


でも今回はすぐにどれがどんな話か思い浮かべることができました。

感想ブログに書いたあらすじ的なのも、

2回しか観ていないのに書けちゃったのですよね。


あれを書き始めたのが観た直後だったというのはあります。

それでもいつもはもっと回数観ないとですし、

あらすじメモを公演期間中に作って手直ししながら、

ということが多いので、今回は自分でもびっくりです。

短編だからこそできたのかもしれませんが、

逆に、これだけの本数を全て書くのは、

印象薄い作品があったら絶対に無理です。

全てのお話がどれも印象深かったからこそだと思います。


一発のパンチ力、という意味では、

過去2公演に亘って描かれたジェーンさんの話は最強かもしれない。

だいたい初手からとんでもないパンチ力だからね。

ジェーンさんが去った(実際は去ってない)その後ろで、

本当に僅かな、僅かでしかない時間の隙間ですれ違った、

指輪を出して見つめる姿と、それを後ろから観てしまった姿と、

あんなに悲しいすれ違いは今までに出会ったことがない。

ちょっとやそっとじゃ超えられないパンチ力かもしれない。

そこにさらに3つの作品で描かれている訳です。

最強パンチをさらに彩る素敵な追撃。それはもう揺るがない。


でも今回は本当に全編通しておもしろかった。

過去2回の作品もどれも面白いもの多かったと思うのですけどね、

なんでだろ?何が違うのかな?


好みにハマったと言ってしまえばそれまでですが、

もちろんそういう要素がないわけではないと思うけれど、

もしかしたら全体の構成?

野球で言う打者と打線の関係のような、

個々の話とその並べ方?そういうところも良かったのかもですねえ。

構成の良し悪しなんて、

僕はそういうのさっぱりわかりませんけども(^^;


とかなんとか考えていたら、

別の日に観に行った友人が構成が良いと言ってたので、

これは少し信憑性あるのかな?




それから今回は役者さんが少なめで、

その分ひとり当たりの出番が多かったわけですが、

これ、演じる方は大変だと思いつつ、観る方は楽しかった!

ひとりの役者さんの振り幅の広い姿を、ひとつの公演で楽しめる、

これはなかなかない機会です!!


えりかさんのカッコ良い姿と可愛らしい姿はね、

ファンとして浅めの自分でも一応既知ではありました。

特にここでは可愛らしいところをたくさん魅せて頂ける!

良く観る6C松本さん作品だとどうしても強めマシマシになるので、

こういう姿を観られるのは非常に貴重です!!

しかもちゃんと大人の女性。

大人の女性として可愛い姿を観られる気がして、

それも嬉しいのです。

あーーそいえば、今回ほど明るくはしゃぐ姿は初めてかも。

SEVEN STARでの記者さん役ですね。

あのはしゃぎっぷりもまた可愛い^^



それからマナベペンギンさんも良い振り幅でしたねえ。

前説、バーテン、会社員、そして童貞臭w

普通の人としての姿?前説とか会社員とか、

そういう小さな振り幅の中での雰囲気の違いは楽しかったし、

(詳しく理解している訳じゃもちろんないw)

あ、ちゃんと仕事してるときのバーテンもだw

でもなあ、なんだあの猪突猛進のバーテンはw

コージーさんLOVEにもほどがあるだろうwww

そしてやはり、童貞臭だww

いや、きっと男はみんなこういうときがあるに違いない、

仕方ないんだそうだきっと!

でもホント情けなくてナヨってて、だがそれがいい!!

路子ちゃんが繰り出す様々な揺さぶりに翻弄されまくりの姿、

ふとした身体の動きとかもね、楽しかったなあ~^^



で、その路子ちゃん、いやちがう、河合雪絵さん。

彼女も凄かった。

巧みな声色の変化から繰り出される振り幅の広さ!

開演前の役者役のときは、すごく若いというか青いというか、

若手役者感(いや実際若いが)がいっぱいだったのに…

ああ、今思えば前説でやる前説(ややこしい)のときから既に、

声色の立派さはそれまでと全く違ったか…

とにかく、開演前芝居のの青めの印象がある中で、

vogueのやや疲れに似たものを感じるような落ち着きを聴いて驚き、

その次の話であのプロ感に満ち溢れたお姉さんだからなあ。

演技の変化もすごいけど、気持ちの切り替えもすごいな…

役者ってとんでもないな…とね。

あと、こういう声のお仕事を普段からやってるの?

なんて思えてしまいました。

そして最後の路子ちゃんの、ちょっと高めの声。

あれはズルいわw

今でも思う、小悪魔ではなく悪魔だとww

あーーー、褒め言葉ですww

結局自分はああいう人に弱いんだなと思い知らされた…(^^;

リアルにでなく演技であれをやってるのかと思うと逆に怖いw



あと…忘れちゃいけない

ここまで書いてきた意味での振り幅とも違うかもですけどね、

宮地さんのコージーさんは、あの不器用感全開の姿は、

今でも楽し過ぎる><




自分は基本的にはタバコが苦手です。

絶対ダメとかってわけではないし慣れてるっちゃ慣れてますが。

とはいえ肯定的に捉えたことはないのですが…


でもこの作品の中で観られるタバコは、何か、好きです。

タバコの煙が立ち昇る光景も、届いてくる香りも、

そして香りの違いも、かな?^^

まあ終演後外に出てからはやっぱり「臭っww」となりますがねw

でもそれも含めてこの公演の魅力だと思っています。

だから帰りにファブリーズは使いません(笑)


本来苦手なはずのものさえ肯定的に思える。

そういう風にこの公演では魅せて頂けていると思っています。



バー公演ってそれ自体がやっぱり楽しい。

そしてタバコは本来苦手なのに、コンセプトとしては楽しい。

銘柄の違いとか楽しいですしね^^

そしてやっぱり、作品が作り出す雰囲気も、

お話それ自体も、とても素敵なものですし、

出演されているキャストさん皆さんのお力も素敵です。

レギュラー化してる皆さんはもちろんのこと、

今回のようにお初の方々もみんな、巧いなあ~という方だらけ!


ゆ~ったりと流れる時間の中に浸っていられるなあ~

という感覚もまた、心地良いものですしね。

まあ笑いを堪えてプルプルしてるときは違いますがw




とても素敵で見応えがたっぷりのこの公演。

これからも観られることを、心から楽しみにしております!!


惑星☆クリプトン

「SMOKIN' LOVERS~紫煙~」


今年もこの公演がやってきました!!

そして、、、日曜に無事の終演を迎えられたようで、

皆様本当にお疲れ様でした!!



さて、昨年もちょっと感想ブログ書きましたが、

改めてざっくりどんな公演かを説明。


バーを舞台にした、SMOKIN…煙草の香りを感じながら観る作品。

10編程の短編それぞれのタイトルには煙草の銘柄が使われ、

劇中でもその銘柄が話題に絡んだり絡まなかったり。

客も演者も同じバーの座席の中にいるので、

隣客の様子を横から覗き見&聞きするような趣のある公演です。



そんな公演「SMOKIN' LOVERS」略して「すもらば」の、

3回目の公演の開催でした!!


初回からもう大好きになった公演でしたが、

年に一度ずつですけども、また開催があって本当に嬉しい^^



短編のひとつひとつはとても短く、

今公演が全体で2時間超、その中で11作品…

過去の公演では全体が1時間半くらいとかかな?

本当に短いショートストーリーの連続。


オチと共にスパッと暗転してみたり、

灯りがじんわりと消えて行って余韻を楽しんでみたり、

短いながらもたくさんのストーリーを見せる工夫がいっぱい。


また各話の登場人物の明確な説明などはないことが多く、

会話の言葉の中から拾える情報から、

「あ、これはさっきの人なんだな~」というようなことが、

ぼんやり伝わったり、まあ時にはハッキリ伝わったりもしますが、

繋がりがあったりなかったりの各話です。


そしてこれだけ短いと、

人物やお話の背景とかね、もうそういういろいろは一切なし!

この人はこの展開で何でこんなこと言うの??とかね、

そういう風に考えてみちゃったりすることもなし!!

とにかく、目の前での会話、起きている出来事がまず全て!!

そこにいる役者さん…いや、隣客自身!!…の、

人生とか、日常の1ページを、じわっと楽しむ作品なのです。



うん、説明がここまででも長いw



てことで今回の第三弾「紫煙」について書いて行ってみます。

話数が多くあらすじ書くだけでも大変なことになりそうw

それに、、、短編の切れ味鋭さって、

字面で伝えようとしても面白さを伝えるの難しい(^^;

でも、めげずになるべく書いてみます!!




だが本編の前に!!!


開場するとすでに全員が場内に居る!!

カウンターの中にいる宮地大介さんと、

カウンターに座る美村伊吹さんシロタケシさん。

そしてカウンター横で台本を持って稽古らしきことをする、

中川えりかさん、マナベペンギンさん、河合雪絵さん。


どうやらバー公演の稽古で、

演出がえりかさん、役者がペンギンさんと河合さん、

シロタケシさんは劇団の先輩?

美村さんがバーの店長さんで、宮地さんがオーナーさん。

そんな人間関係らしい。

この人間関係は本編中にも反映されたりしています。


で、この小芝居というか稽古風景が既に楽しいw

台本持って演じて、演出があれこれ指示して、

この脚本がもう何だか可笑しくてついつい笑ってしまうw

そして茶々を入れる先輩シロタケシさんにw、

舞台見るの初めてという店長さんがときどき絡む。

そして黙々とお仕事するオーナーさん。

開演時から30分、がっつりやります!


前説の練習もしといた方が良いぞ~という先輩の言葉で、

役者さんおふたりが、そちらの世界の公演として前説、

もちろんこちらの世界として考えるとそのまま注意事項だw

ざっくり場内の注意などして、後3分後に開演、と言って退場。

そして、残ったカウンターのおふたりが、これはもう恒例かな、

会話をしながら観劇マナーについての注意を語る。


このお話が終わって暗転すると、いよいよ本編の始まり~^^



ちなみに今回は2回の観劇で、

それぞれとても良い位置から観られました!

1回目:

演者が座るカウンター席のちょうど真後ろ、2人の間の席

2回目:

なかなかないポジション…バーのカウンターに演者がいるので、

基本は真横かそれより後ろの角度からしか観られません。

が、今回は、斜めのやや前寄りから見られる、

つまり通常は観られない演者の顔が観られるというレア席。

しかも距離もかなり近い!

そういう徹底的に角度を変えて観られた2回でした^^




各話タイトルの後ろの表記(順不同敬称略)

シ:シロタケシ

美:美村伊吹

マ:マナベベンギン

宮:宮地大介

え:中川えりか

雪:河合雪絵




1.OP(シ/美)

暗転明けはそのままのおふたりとしてのお話。

壊れたネックレスを直してあげている男性、

一応直るけど、また壊れたら新しいの買ってあげると言うと、

女性の方は「輪っかのやつがいい」と。

つまりその意図は・・・^^

そこに気付いたけれどもお金のない男性は、

突然何か思いついたようにタバコに火をつける。

口をもごもごしながら女性に左手を差し出させ、その薬指に向かい…

輪っかの煙!^^

を狙うのだけども上手にできない(笑)

上手く行かないなあ、俺がカッコつけてもなあ、という男性でしたが、

じっと考えていたような女性の方は、「これで良いよ」と。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


少しヤンチャっぽいシロタケシさんと、

可愛らしくもとっても大人の女性らしい美村さん、

何とも微笑ましくなってしまうようなやりとりでした^^




2.SEVEN STAR(マ/宮/え)

大物アーティスト「コージーさん」へのインタビュー。

(名前合ってるかわかんないけどそのまま行くw)

ところがやってきたコージーさんは、声小っさ!!!

全く聞きとれずに困り果てた女性記者。

しかし何故か意思疎通できるバーテンに通訳を依頼。

(コージーさんがこの店の常連だかららしい)

手探りで始まる通訳付きインタビュー、日本人同士なのに。

しかしだんだんバーテンがノリノリに!

彼が通訳する言葉は、コージーさんが話す内容とどんどん掛け離れ…

そんなお話。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


コージーさんのなんかこうオラオラでカッコ良い?キャラは、

実は事務所のイメージ戦略による作られたもの。

ご本人の本当のキャラとは全く違っている。

インタビューの中でご本人が徐々にこれを伝えようとします。


そして、徐々にノリノリになっていくバーテンの通訳は、

その作られた方のキャラでの言葉になっていて(たぶんですけどw)、

彼がもう勝手に答えてるレベルに突き進むw

さらにコージーさん(作られたキャラの方)大好き記者も、

バーテンの通訳とだけ会話する感じになって、

ご本人の話全然聞かないw


ちなみに、通訳ついたらコージーさん徐々に声、大きくなりますw

それもうコージーさんの声聞こえてるよね?と突っ込みたくなるw

なのに記者は、明らかその声聞いてませんw

本人に向かって質問しておきながら、

その回答をバーテンからしか聞かないという感じww


暴走する通訳の一例はこちら。

ベストジーニストにも選ばれたことがあるコージーさんに、

ファッションについての質問。

本人の回答は、

「特に何も考えずずっと履いてただけなのに…」的なもの。

なのに!!通訳のやつが言ったことといえば!!

「ファッションなんてクソ喰らえだぜ!!!」

それ聞いた記者、キャーキャー言って楽しんでるw

回答をスルーされたコージーさん茫然。

こんな感じ。


記者えりかさんと通訳ペンギンさんの、

コージーさん放置で暴走して行く狂乱ぶりと、

小声&変な人キャラからどんどん普通になって行くコージーさんの、

静かなる、そして絶妙タイミングの、ツッコミ。。

その色どりがとても楽しいお話なのでした。


最後は、諦めきったような

「ぜんぜん違う」

というコージーさんの声と共にドスンと暗転して終了w

ワタクシ、暗転の中で涙を拭いておりましたw


あ、見どころとしてまた大きかったのは、

吸えないタバコを一生懸命、吸えると装って吸おうとする姿w

箱をトントンってして中を出そうとするのが上手く行かなくて、

しかも中身バラして落としちゃって、

なんとか吸ったら吸ったでぶっはーと吹き出しちゃってw

がんばったなあ(TT)←もちろん笑いの涙w

また宮地さんの吹き出し方が素晴らしかったw




3.vogue(雪/美)

久しぶりに会う友人同士、このバーの店長と、女優。

店長の方は…

かつて友人が出演したショートムービーの演技に心底感動し、

凄い女優さんだ!と信じていた。

女優の方は…

始めてからいつしか8年、どこか陰りのある表情。

女優の方から「会いたい」と言って久々に会い、

なかなか言い出せなかった話を切り出す。

「私デビューするんだ・・・・・AVに」


自分の価値を高めるため…

かつて大物タレントもデビューしたというその会社だからこそ、

AVデビューを決めたという女優だった。

しかし店長の方は、彼女が夢をあきらめたのかとショックを受ける。


(手元のタバコを差し出しながら)

vogue…フランス語の流行、人気

あなたは私にとってのこれなの、あきらめないで

私はあきらめたわけじゃない

デビューしたら友達やめる…それでも?

私はお芝居がしたいだけなのに、それも許されないの?


友人の女優としての力を信じていた店長と、

自分に足りないものを感じていた女優。

「自分は芝居をしたい/彼女の芝居を応援したい」

二人とも望むものは同じはずなのに…

そんな切ないすれ違いのお話。


最後は、

ごめん、やっぱりデビューする!

前に進もうとする姿と

だと思った…

切なそうに笑って、そう答える姿が、ありました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


暴走の2話から一転して、とても切ないお話。

とても静かで、静かで…、長い無言の時間でさえも魅せてくれる、

なんというかな、情緒的といえば良いのか、そんなお話。


このすもらばという舞台は、

本当に生の人間の姿、どこかに普通にある日常の姿、

それに近いものをリアルに、生々しく、観られる作品ですが、

このお話はいっそう、人の生の感情を観られた気がします。

お芝居が、とっても生なのですよね…

初回観たときは、河合さん演じる女優さんが、

「私はお芝居がしたいだけなのに!!」と絶叫するようにして、

カウンターに突っ伏して涙します。

でも2回目ではこの言葉での絶叫はなく、

むしろ店長の美村さんの方が気持ちが零れ落ちた感じでしょうか…。


その時々の気持ちを大事にしている、ということを、

演出もされている美村さんがお話ししてくださいましたが、

それによって毎回演じ方が違っているのだそうです。

僕が観た2回では、この話が一番その点が顕著かもしれませんね。


それでもセリフ自体は変わらず話してるんだよな…

役者さん、、凄すぎるよ。


この大きな違いを観られたことは本当に良かったです。

初回で観たときは店長さんの、

友人をまっっっすぐに見つめる目が…

涙が溢れて溢れてこぼれ落ちる寸前みたいなまっすぐな目が…

とても印象に残ったのでした。

もちろん「芝居がしたいだけ」という心からの声も。


でも2回目では溢れて溢れてこぼれ落ちる寸前みたいなものは、

女優の河合さんの方の姿になっていて、

先にこぼれ落ちたのが店長の美村さんの方だったのかな…

絶叫もなくてね。

こういう大きな違いを楽しめてしまいました。


それとね、顔が良く見えるようになった2回目では、

これまた「なまもの」だと感じた瞬間がありましたよ。

こみ上げるものがあるような中で、友人をじっと見る女優の顔に、

一瞬、ふるえ?揺らぎ?が見えたのです。

「あ…もしかして、泣いちゃう?」と思ったときに、

次に出た声が初めて涙交じりのものになっていて。。。

なんというか、涙の出始めの瞬間を、観て、聴いた気持ちでした。


良い演技だなあ~って言いたくなるのですが、

いや、果たして演技だったのかなあ…そんな風にも思っちゃうぞ?




4.PIANISSIMO(マ/宮/雪)

そして再び一転する!!!


久々に会う先輩と後輩?

まさか歌舞伎町にお前がいるなんて…

ばったり会った?驚きの再会だったのか。


先輩にはお子さんが生まれていました。

育児に大変そう…

お前にはまだ分かんないよな

なんてことも後輩に話している先輩。

一方後輩の方はなんだか落ち着かない様子。

先輩同様自分もタバコを吸って良いかと取り出したのは、

「PIANISSIMO」

そんなボケじゃ笑わないぞ、と先輩。

そこにタバコの商品サンプルをくれるアンケートのお姉さん登場。

男なのにPIANISSIMOなんか吸ってるこいつに是非、と勧める先輩。


アンケートに答えるうちに驚愕の事実が…


1日に何本吸いますか?

たぶん、1本

いつから吸い始めましたか?

今日から…

吸ったきっかけは?

今朝…妻が出て行ったから


・・・・・・・えーー!!


後輩さんが結婚していたことを知らなかった先輩。

しかも奥さんが出て行った???

突然のことに、しかも非常事態にびっくりし、

もうアンケートは良いと…


しかし「全部答えなければお渡しできません」と強行する女性。

後輩も、何の勢いか、先輩をビビらせるながら突き進む。


お姉さん、続けてください

おい

(先輩に)最後まで聞いてくれ!!!

タメ口か!

続けますね

お姉さんプロすぎるだろう…


どのようにして購入

今朝…妻が置いて行った

他の銘柄は吸ったことは?

ないです、家の灰皿にマルボロという吸殻が…

浮気相手のマルボロ…(メモる感じ)

もうやめてやってくれ!


そしてアンケートは意外な方向へ。


あなたは奥様を愛していますか?

・・・・・・・・・はい

奥様は今どちらに?

・・・歌舞伎町のホストクラブ

ではあなたが取るべき行動は?


じっと考え込んだ後輩さん。

突然ガタン!!!と立ち上がり先輩をビビらせつつ、

奥様が入り浸るホストクラブへ駆け出して行きました…


そして・・・


こちらがサンプルの品になります

お姉さんプロすぎるだろう…

-暗!転!-

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


すげえ、結構覚えてた気がするw

とはいえどこまで正確かは分かりませんw

細部とか順番とか違ったりしていてもご容赦をww


2話でドタバタ3話で情緒的、そして再び超ドタバタ!

こーのお話は酷かったwもちろん超絶褒め言葉ww

2~4話への構成も良かったのだろうかww

2話で掘り起こされた笑いへの渇望w

それが3話でしっとり抑え込まれた後に…

再び全開放!!!!

いやぁ~初回観たときはね、

この素敵なバー公演という雰囲気の中で、

ワタクシなるべく笑い声を出してしまわないようガマンしてました。

プルプル震えながら必死にこらえていました。

(笑えって言われるけどさ、静かな中で自分だけ大笑いってさ、

 やべ…やっちまった…ってなるじゃんよ~~w)


ですが、先輩宮地さんによる畳み掛けるツッコミによって陥落!!

「プロすぎるだろう」

途中のこれを聞いた瞬間に爆発しましたw


可哀そうな挙動不審の後輩くん

キョドりっぷりが最高ww

無感動無感情、機械のように正確無比に、

アンケートの質問を繰り出して行くお姉さんw

そもそもの話し方もきちっきちっとプロ感ハンパない!!

そしてそれに対するツッコミが絶妙すぎる先輩!!

知らないとはいえ後輩くんの辛いところをほじくってしまい、

やや打ちひしがれ加減なのに、ホンっとに絶妙のツッコミ無双w

いやもうね、笑いを耐えるとかそんなの無理だって…w

やばい、思い出しただけでもちょっと吹きそうになった、

やめろ今これを書いている場所は公共の場だww(電車内)




5.Peace(シ/え)

バーで待ち合わせた男女。

かつて付き合っていて、4年ぶりに会う2人。

4年前、彼女の転勤を機に遠距離恋愛に、

そして素直になれず意地を張り合ってしまい…

やがて自然消滅の道を辿ってしまった。


女性の方は…寄りを戻したい…その想いが。

しかし男性の方は…別れの悲しみから、変わろうと決意し、

必死に頑張って、頑張って頑張って、仕事の成績もあげてそして、

結婚していたのでした…。


その事実を告げられ、動揺を必死に隠そうとする女性。

そして、いつもタバコのストックを持たずに切らせそうになる彼に、

そっとタバコを差し出した…くしゃくしゃになった箱のタバコ。。


いつ買ったんだよこれ~

そういうの聞けちゃうところ、嫌いだったな…


嫌いなところいっぱいあったな…

長かったからな


今日はありがとう、さよなら…

平静を装って帰ろうとする女性の後ろ姿を呼び止め、

男性はタバコのお礼を告げる。

返事は、片手をつき出して、「ピース!」

その煙草の銘柄…


女性が去った後のカウンターで、

彼は袋からタバコを取り出し、文字の形に並べていました。

サ…ヨ…ナ……ラ


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


出た…えりかさんまたこの切ないやつ出た~><

すもらば1で、あまりにも悲しく切ない別れを味わった、

えりかさん演じるジェーンさん。

大好きなシリーズだった訳なのですが…また今回もか~!><


潜める気持ちが溢れんばかりで、ああ、まだ好きなんだな~

といっぱい感じさせて、微笑ましくも切なく、展開を見ていたら、

彼は結婚していたという、本人も客も驚愕の事実!

それを聞いたときの表情がね~、時間が止まったみたいで><

でもごくごく微かに震えがあるような、そんな姿。

あーーーえりかさんのそういうの見るの辛い!

無論役者を褒める言葉だw



自分が観た初回は2人の真後ろだったため、

タバコを取り出すときに箱がくしゃくしゃだと気付けちゃいました。

つまり、遠距離恋愛になり、素直になれなかった頃に、

渡そうと思って買っておいたのに渡しに行けなかったタバコ…

切なすぎるだろう><

最後に彼が呼び止めたとき思いましたよ、

ダメだそこで呼び止めちゃいかん!!

でも呼び止めるのが男なんだろうか

そしたらね、振り返った女性の声が、潤んでるんですよ><

うぉぉぉ切なすぎる><

最後のピースと共に返した笑顔がまた素敵でした…

素敵すぎるんです。

でもそれが逆に切なすぎて…><

あの笑顔のその中で、心はどんな顔をしてるのかな、、って。



大好きな、お話でした。




6.echo(シ/マ/え)

登場人物は前説の人たち、演出家女性と若手役者と先輩、

彼らの後年の姿ですかね?

女性のお店にふたりがかわるがわるやって来て…

仕事に忙しそうな役者(役者じゃない)

酒飲むのに忙しそうな先輩(仕事してるのか?w)


女性と彼らの会話が、どちらも同じような流れだけど、

意味がちょうど逆になるような形で対になっている、そんな感じ。

これちょっと面白い構成のお話でしたねえ~^^


後輩役者くんは(何度も言うけどもう役者じゃない)

仕事しまくりで休みもなかなか取ろうとしないで

病気で仕事を引退した社長で父への憧れから父が吸うタバコに変え

仕事トラブったから出て行くのだけど

そのトラブルってのが客に送ったはずの資料に

唯一の息抜きのおもしろ動画が再生されたってもの

しかも遅れてまだ来てない先輩のためにとお金も置いて行く


そして約束なのに遅れてきやがった先輩wは

酒飲みまくりで肝臓の休みもなかなか取ろうとせず

金がないから高いやつから安いやつにタバコを変え

金がなさすぎるからなんか食べさせて~とせがみ

女性はやむなくさっき後輩くんが置いて行った金を出してあげ

かつ忙しい後輩くんにはおもしろ動画を探して送ってあげている



ざっくりこんな感じで対になっていて

あとまだ他にもあった、、、はずw

で、これ…トラブったのって先輩のせいなのか?w

たぶん違うんだけど、少なくともおもしろ動画趣味は先輩のせいだw


それと、キップの良い感じの演出家女性と2人とのやりとりが、

とってもテンポ良くて楽しいお話です。


あと本筋にはおそらく関係ないのですが、ふと感じたこと。

前話終わりの暗転からこの話が始まると、カウンターにはまだ、

先ほどの「サヨナ…」のタバコが残されています。

それを店員?のえりかさんが片づけて行くのですが…

ごみ箱に捨てるときにキップの良い感じに、

「はい~さよならっ」と言いながら、ばさーーっとタバコを捨てる。

前話で切ないお別れをしてさよならの言葉を残したのと、

それを描いていたタバコを集めて「さよならっ」と捨てるのも、

別役とはいえおなじくえりかさん。

なんだろう、過去をすっぱり、じゃないですけども、

なんとなくのつながりを感じてしまいました。

や、多分考え過ぎなのですけどもねw




7.LARK(宮/美)

ひとりの女性客が店を訪れて、

普段通りに接客してお酒を出す男性店主。

二言三言会話を交わすうちに、不意に女性が

「ホントに分かんない?」と。


記憶を辿った店主…

ひばり?

お酒が弱くて、珍しいライターを使って、

そして名前と同じ「LARK」を吸っている…

だいぶ雰囲気は変わったものの、

それはかつての恋人でした。


ひばりさんは男性に、大阪に旅立つことを告げます。

つまりそれは、結婚してそちらに移る、ということ。。


恋人だった頃や、別れた頃のこと、

そして旦那さんになる人のこと、

数年ぶりに会うふたりの会話。


ひばりさんの旦那は、彼女が「好きだよ」と告げても、

「自分も好き」などではなく「ありがとう」と返すという…

それはとっても残酷じゃない?と。

「好き」が自分からだけのものであるようだから。

そしてそれはふたりが恋仲だった頃も…

「あなたもそうだったよ」そう告げるひばりさんに、

全く意識せず寂しい想いをさせていたことを謝る店主。


男性の方から別れを告げたかつての恋。

しかしそれは、収入が安定せずに自信を持てずにいた彼が、

自信のなさゆえに切り出したもの。

そして・・・彼はずっとそれを後悔していました。


本当はずっとひばりさんのことを想っていた男性。

旦那とのデートだからそろそろ、と席を立ったひばりさんに、

やっぱりずっと好きだったよ…そう告げます。


その言葉にひばりさんは柔らかい声で…

「ありがとう」

と...


ひとりきりに戻った店内。

ひばりさんの座っていたカウンター席に座った男性。

考えこむように肘をつき、静かにその頭が下がって行きました…

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



うあああ!こっちもかあああああ!!!!

例のジェーンさんとその恋人さんとのエピソード、

その当事者を演じたえりかさんと宮地さん。

エピソード5でえりかさんに切ないお別れが来たと思ったら、

宮地さんにまでこんな切ないお話が来るとはぁぁぁぁ!!!

この二つのエピソードもちょうど対になるような感じなのですね。


や~~~でも、大人~~な雰囲気のいっぱいの、切ない恋の話。

良いなあ…切ないけどすごく良いなあ…。


それと個人的に非常~~~に痛かったのが、

「好き」への「ありがとう」

それってやっぱり残酷だったんすか!!!!

うわーーーー忌まわしき過去が蘇るwwww

ひばりさんがこの話をしているとき、軽く動揺したかもしれんw

どっちの立場だったかはナイショだw



そしてこのお話のお2人もとっても良かった…。

後ろからの光景と、やや斜め前からの光景と、

両方から観られたのも本当に大きかったし。


ホントに分かんない?と、

それまでと雰囲気を変えて言いだすひばりさん。

なんというかすごく自然、素のまんま、

いつもの美村さん=ひばりさんってなくらい自然に感じる言葉。

ぐふふふふ、っていう笑い方も個人的に好きでした。

店主の方が、幸せになる笑い声だ、だったかな?評しますが、

自分もほぼほぼ同感ですね~。

あの笑い声を聞いていると自分も一緒に笑っちゃいたくなりました。


宮地さんのしぜ~~んな姿はもういつもながら、

良いなあ~って思いますし。

そして何より、最後にカウンターに座ったときの姿、表情、

あれを観られたことが本当に良かった…。

あまりにも辛い表情でしたけどね、それでも良かった…

このお話を楽しみ尽くせた気がしました。




8.CAMEL(雪/え)

派手さはないけど地味に、というと良い言い回しに聞こえないなw

堅実にかな?w楽しいお話でしたww


カウンターに並んで話している女性2人。

(説明しにくいんで、「えりか」と「雪絵」で表記w)

いわゆる怖い系の話をしているのですけども、

ひとりが切り出したのが、付近で噂になっている都市伝説のこと。

それは、ラクダ色の女。


ラクダ色の服を着て、夜な夜な街灯の下に立ち、

友達を欲しがっている女がいるという。

そしてその女の言葉に答えてはいけない、答えたら最後…

おどろおどろしく話すえりか。

# こういう話に良くあるように命取られるとかなんとかそっち系w


そんな恐ろしい存在であるように話しつつも、

友達を探して夜な夜な立つなんて可哀想というえりか。

一方、携帯ゲームのフレンドをいつも探しているという雪絵。

何やら彼女の家は古く電波が悪いので、

近くのファミマまで来て通信するらしい。


そんな話をしながら、目撃証言はないのかネットを探すえりか。

すると、発見してしまう!

せーので一緒に見ようという提案…

しかし雪絵は、別に良いよと言う。

キャメル色のコート来た女がファミマのそばに映ってる写真だろうと。


・・・・・つまり、ラクダ色の女とは、

夜な夜なファミマそばでネット接続している彼女自身のことでしたw


ちなみにオチ。

その話を聞いたえりかが「私は友達だよ」と告げるものの、

は?ときょとーんの雪絵、でした。


あ、もうひとつちなみに、

ラクダ色の女雪絵が吸ってるのもラクダ…CAMELでしたw

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ドカーンと笑う感じではないけれど、じわるw

ふたりの会話自体がおもしろくて、

そして恐らくは少しずつ示唆する脚本なのではと、

ラクダ色の女が雪絵であることを。

雪絵自身、このエピソードではラクダ色の服を着てますしw

夜な夜なフレンド探しでファミマに行くあたりで、

ピンと来るようにできてるのかなと。


だからね~、常にぷるぷる震えるw

笑いを堪えてガクガクブルブル(なんかちがうw

都市伝説をおどろおどろしく話すえりかさんの恐ろしさも見事だしw

そっちモードの話し方でせっかく良い雰囲気を作ろうとしてるのに、

いちいち言葉を差し込んでくる雪絵のウザさも見事すぎるしw

差し挟むタイミングが絶妙なんだよねww

何度もやられてえりかキレるしwww

そしてラクダ色の女の正体に気付いてからは、

えりかがいろいろ話すのがもう全部楽しくなる、

良い意味の茶番になるww


オチも良かったww

えりか素直か!いいやつか!!www

ソシャゲのフレンドを良く分かってない古い世代のえりかだから、

雪絵の行動を「リアルな友人を求めて」と勘違いしたわけだねww


お話も、話し方の色の違いも(淡々orおどろおどろしいw)

そしてふたりの掛け合い自体も、

様々にじわる要素を届けてくれたお話…好きですこれww


あ、そういえば、えりかさんが一瞬、

「てへぺろ」的動作をしていた話があった気がしたけど、

この話だったかな??あれれ???




9.HOPE(シ/宮)

カウンターでひとり飲む中年男性、

ガスが切れたかライターが点かない。

そこに泥酔した、、少し若い男性客がやってくる。

彼の持っていたジッポを借りて火をつける。

そのジッポは結構な年代物ながら、良く手入れされたものだった。


そう中年男性が褒めると、酔った青年は語り出した。

これは大切な親友の形見だと。

さらには・・・その親友を殺したのは自分だ、と。


高校で出会った2人は大の親友に、大学も会社も同じ進路を辿った。

ジッポが大好きだったその親友は、

良くこのジッポのことを語っていたという。

あるとき会社のイベントでBBQをすることになった。

薪に火をつけるのもそのジッポを使っていた親友。

青年の方はそのBBQでは、後から来る上司のお迎え運転手役だった。

しかしペーパードライバーの彼は山道の運転に不安があった。

そんな彼の不安を察した親友は、

自分が運転手をするからお前は火の番をしてくれ、

そう言って彼にジッポを渡し、上司の迎えに行った。

そこに突然の土砂降り…そしてがけ崩れが起こる。

がけ崩れに巻き込まれた親友が運転する車、

上司たちは軽傷で済んだものの、親友だけが亡くなった…。


自分がそのまま運転していれば…

親友を殺したのは自分なんです…

ずっとその後悔の念を持ったまま生きてきた青年だった。


その話をじっと聞いていた中年男性。

今度は私の話を聞いてくださいと、彼に向かって話し出す。

それはその男性の、亡くなった弟さんの話。


高校生のときに生まれた年の離れた弟を、彼は溺愛していた。

自分について回り、自分のすることを何でも真似する可愛い弟。

彼が大学でテニスを始めたら、

弟はぶかぶかのユニフォームを着てラケットを振り、

彼が煙草を吸い始めたら、

弟はお菓子のたばこを吸うマネをする。

本当に可愛いかわいい弟だった。


弟が高校の頃に自分は仕事で海外に出た。

そんな状況でも、彼は毎日のように国際電話を掛けてきた。

そして自分にできた親友のことをいつも話してくれた。

そして、同じ大学に通い、同じ会社に就職した、と。

そんな弟が、あるとき、車の事故で亡くなった。

同乗者は軽傷で済んだものの、運転していた弟だけが。

そしてその事故には、その親友も、関わっていたという話だった。


中年男性が話す言葉を、いつしか青年は、静かに聞いていました。

驚きの気持ちを持って…。


そして話を続けた男性。

自分が大切にしていたジッポを弟にあげたこと、

そのジッポのことが弟は大好きで、大切に大切にしていたこと。

そして…そのジッポが彼の遺品にはなかったということ…。


「済みませんでした!!!」


青年は気付いていました。目の前の男性が、親友の兄であることに。

僕が弟さんを殺してしまった、僕が死ねば良かった、、

そう言う青年でしたが、男性は続けます。

あんなに人が大好きで、素敵な親友に出会えた弟が、

誰かを恨んでいるなんてことがあるでしょうか…と。


「いつから気付いてたんですか?」

『私のジッポを見たときからかな』

「最初じゃないですか…」

男性は、最初に気付いていたのでした…。


そして男性は改めて、親友の兄として、青年に語りかけました。


「『希望』を、捨てないでください」


いつもお墓に来て、弟と一緒に吸ってくれるのは嬉しい。

でも、ポイ捨ては、ダメですよ。

と言って指したのは、青年が吸っているHOPEでした。

そして、改めて、


私の弟のために、希望を捨てないでください。

あなたは、生きていて良いんです…

そう告げて、男性は立ち去りました。


カウンターに1人残った青年は、

号泣の中で…「生きてやる」…そう呟いていました。。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



この話は素晴らしかった><

ぐでんぐでんに酔っている青年のやさぐれっぷり、

彼の話をじっと聞いて、そして応える男性の静かな語り口。

言葉っていうものをすごくじっくりと聞かせてもらった気がします。

すごく良いお話でしたし、お2人の姿もとても素敵でしたし、

何というかもう胸いっぱいの感じでした。


希望を捨てないで…

やさしくポイ捨てをたしなめる言葉と一緒に、

深い後悔をずっと持ち続けている親友のことを救う言葉。

沁みたなあ><


青年の酔った姿も自分を責める言葉もです。

シロタケシさん、ここまでの話では、

肩の力の抜けたい~い感じのちゃらんぽらんなところがね、

観ていてとっても面白かったのですけどね。

この話ではそういう雰囲気をちょろっと感じさせながらも、

なんでちょっと荒れ加減?っていうのが、

酔いだけでなく自責の気持ちっていうのがもう切なくて切なくて。


2人の背中から聴いたいた初見と、

2人の横顔を観た二度目。

おやっ?とジッポに気づいたり、じっと考えるような男性の表情や、

男性の言葉にだんだん変化していく青年の反応。

しっかり話を理解した上でもう一度観て、

良いものが観られたと心から思いました。そして、

こういう会話をしている人がリアルに隣席にいたら…

そんな風に後から後から考えてしまう、良いお話でした。




10.MEVIUS(全員)

何か回想めいたものを感じるちょっと変わった雰囲気のお話。


前説に出ていた人物設定のままかな?

曲の中で入れ替わり立ち替わり、出てきては去る?


最後というかメインというか…

バーの奥の、電球だっけか、要交換な状態だけど、

自分じゃ届かないからオーナーに頼む店長。

オーナーが奥に行ってる間に今度はBGMも途切れちゃって。

すると奥から、曲は途切れたけどそのことに気付かず、

曲に合わせて歌っていたオーナーの歌声が聞こえてきて、

店長と、店員のあやのさんが顔を見合わせる…


これまた情緒的?な感じで、

なんともとっても気持ちがホッとするようなお話でした。



ぽや~んとした声でオーナーに頼む店長の雰囲気、

これなんか好きでした。


あとメインまでの途中のやり取りはアドリブだった模様ですが…

このふんわりした会話がなんだかまたとても良かった。

役者コンビは何か映画を観てきた帰りっぽい会話で、

これが後に繋がるのが面白くて(後述)


それと、二回目の観劇のときにはえりかさんがーーー

笑ったーーー

所属団体の関係で学力テスト的なものを受けてたはずのえりかさん。

「店長、私バカかもしれない」

という会話を始めたのには思わず吹きだしかけましたww

タイムリーなネタをアドリブに突っ込んできたのねww




11.KENT(マ/雪)

これまた非常に楽しかったw


上手く書けないのでざっくりあらすじ。

かなり初々しい雰囲気のカップルというか、付き合う前の男女。

でも関係はかなり深く友人以上ではある感じっていうか、

ほぼ付き合ってるに等しい距離感?


男性の方はもう積極的に誘いたくて仕方ない、

でも女性の方はイヤイヤするように言葉を左右にして。

で、色んな会話をしながら、少しずつ距離を縮めるように…

でもでも男性がどうにもウブなのか勇気が出せないのか、

なかなか核心に踏み込めず?なんだけど、最後は何とか告白。

でもでもでもまだまだウブウブ感全開なところに、

女性の方が心が早いというか何と言うか、

最後にどーんとキスしてしまう。

そんなところに男性は「カッコ良い・・・」と。



ホントもうコメディでしたwww

もじもじ全開な2人の会話が楽しすぎたwww

それにテーマというかネタにしている会話の内容、

ヒーロー大好き男性がヒーロー話をして…

という切り口からの会話自体もとっても面白かったし。

2人の名前がスーパーマンにちょっとちなんでたのも良いw

ケントくんは何度も出てきてたけどね^^


路子ちゃん大好きビーム撃ちまくりだけど、

うずうず感も全開すぎるケントくんの雰囲気がもう楽しすぎて、

そして、イヤイヤするように照れるように、なんだけど、

ちょっと高めの声色で左右にゆらゆら揺れるような女性もまた楽しく。

2人の会話それ自体がもう素晴らしいコメディだったw


で、これ、初見はちと勘違いしてたかも。

男の方が最初は積極的で、でも最後は逆転して女の方が、、

と思って観てしまったのだけど…

実際は女の方がむしろ最初から虎視眈々と狙いを定めてた?

二回目に観たときにやっと気付いたというか。


スーパーマンの彼女の名前「ロイス・レーン」。

そこに引っ掛けて「路子」という女性の名前を見て、

最初から気になっていたというケントくん。

「名前もたまには役に立つのか」とぼそっと呟く路子ちゃん。

つまり、、、そういうこと?(どういうことだw)

ま、要するに、路子ちゃんはケントくん以上に?

最初からロックオンだった?と。

なんだろな~、だからかなんだか、序盤の女性の照れ具合?

そういうのが結局全部、可愛らしさを演出する駆け引きの手口、

に見えてきましてね、可愛いんだけど、、、、怖いwwww


そして、多分ですけど二回目のときだけかなあ、

ツッコミするとき男性の足だか腰だかを、指でぶすっと突いた?

これを観て、ガチで「この子怖っ!!」と、理解した気がしましたw

しかもその後足をちょっとパタパタしててw(これは照れもある?)

初見では彼女のことを「小悪魔」だと思ってましたが、

違う、この子は「悪魔」だ…そう思い返した二度目でしたwww



女性の方は身体なり顔なりを近付けたり話してみたり、

結構細かくやってたんだろうなあと。

で、そういうのに男性の方がちょっと、

びっくりしたりドキドキしたり?

なーぜ自分は初見でここに気付かなかったんだろw

そういう距離感は初見の方が見えやすい位置だったはずだがw


マナベペンギンさん演じる男性の踏み込めなさ煮え切らなさw

「童貞感を出す」とご本人が仰ってましたが、なるほどw

ホントもう観ていてやきもきさせられる愉快さwww

これとっても見事だったと思います!!!


そして、女性の河合雪絵さん。

感想をお伝えしに行けなかったのが残念ですが、

気になったのが、この悪魔っぷりは、果たして演技ですか?(笑)


ホンッとに楽しい最終話を見せてもらいました^^







ふぉぉぉぉ

さすがにこれは長くなったw


最後に総括的なことを書きたいと思いますが、

それはまた次回のブログにしておきますw


そっち短くなりそ~ww