好きなシーン編かな?…「屋根裏のバーニャカウダー」感想(そのに) | 未来に向かって ~旅立ちの朝~

未来に向かって ~旅立ちの朝~

応援している大切な人たちのことを中心に、日常をつづっていきます

劇団6番シード
結成30周年記念公演第二弾
「屋根裏のバーニャカウダー」


先週、千秋楽の公演が無事に幕を閉じ、
公演を無事に終えるのが当たり前ではまだまだない状況下で、
この30周年という記念の年の公演をすべて無事に終えられた。
そのことが本当に何よりであり、本当におめでとうございます!


そして、、すでにね、忌憚のない感想ってのを、
これの前のブログに書きましたけども(^^;
今度は純粋に、楽しめたところをつらつら書いて行こうかなと。

このブログにこうして感想を書くのもホントに久々でね~
それだけやっぱり、この作品には何かこう、

思うものがあったのかな。
好きの反対は無関心、じゃないけど、無ではいられないものが。
なんだかんだでやっぱり好きだったんだろうと思います。
千秋楽から週が明けた月曜日はもうヌケガラでしたからね。

前のブログにもちょろりと書きましたが、
感じるもの、好きなところ、たくさんあったわけですからね。


ではまいります。
今回台本買ったから見落としがないかの振り返りも楽だなあww




今回のブログでは、好きなシーン関連のお話を。

好きなシーンなのか人なのか、

切り分けはイマイチ難しいですけどねw



静かな雰囲気で始まった最初のシーン。
ひとりバーニャカウダーを前にひっそり振り返る惣之助と、
突如現れ、重厚感・威厳?たっぷりの雰囲気で、
惣之助の言葉に答える大禅…

初日はね、あ、やっぱり幽霊っぽく見える系の話なのかな~
しかし腹違いの兄弟とかとんでもないことを…
なんてことを思いながら、どういう気持ちで観れば良いか
手探りでいるその瞬間!!!

ニカッ!

と笑う大禅!!!

笑ってんじゃねーよ!!!
惣之助の言葉が観客の気持ちの代弁であるように感じつつも、
なんかもうあの笑顔がチャーミングすぎて!!
あのときから大禅に

ハートをがっちりつかまれていたのかもしれない!

そんなオープニングのこのシーン、
この雰囲気の一気の切り替えがとても印象的でした
っていうか小沢さんにやられた!?^^

そして、紅勿さん、糸都ちゃんも交えてのバーニャカウダー話…
口にくわえる大禅www
食べようとする紅勿さんを制するがごとく奪って食べる惣之助
「気分的にやだ」
わかる!wwwしかも言い回しが良い!!www
この序盤の一連のやりとりで、ある意味での、

この作品の見方が固まったか?^^

でもこういった「ちょっとしたやり取りの妙」が、
この作品にはたくさんちりばめられてたかなって思います!!



で、、以降もまずは順を追って書いてみますが…


次は、、、3号機4号機天丼ですよ!!www
3号機が来てガンガンにもめてどうなるのか

ドキドキワクワクのところに、
油を注ぐのか水をぶっかけるのかどっちかわかんないけど、
4号機登場しかも言い回しがホント天丼www

そして次々出てくる相続人候補生ってところで

いちいちおもしろいのですが、
その出方出し方もまた絶妙!
自分で言いだすパターン

大禅の反応から感じさせられるパターン
畳みかけつつも違う見せ方で出してくるあたりもニクいw

そして、惣之助による「取り調べ」シーンwww
ここの一連の流れは本当に大好きでした!
曲も、見せる場転も、展開も!

あ、バーニャカウダーと大禅の入れ替わり、
発生条件に何らかの法則性はあったのかな~とは

考えてたのですが、結局分かりませんでした。

誰か気付いてたら教えてくださいw
ママのところで発動しますけどね、
「勝手にいなくなってんじゃねーよ」に対して

ママが泣いちゃうやつw
惣之助の意図は単なる目の前の事実だったのにwww

それとこのシーンは、大禅のことが少しずつ見えてきて、
作品としても少し大きな要素を持っていたでしょうかね。
惣之助のことをどんな風に思っていたか、
そもそもどんな人だったのか、、
こういうのが惣之助の気持ちを少しずつ

融かす要素だったのかなって。



2週間前に戻っての、惣之助と紅勿さんのシーン。
この二人だけのやり取りは、本っっっ当に大好きでした。
夫婦感が素晴らしく良かったのはXにも書いた通りですが、
ここでの空気感がまた、ものすごく良かったんです。
理由は分かりませんけどね。。
お話の内容もとっても良いことですしね。

「なんで2回言ったの?」

紅勿さんの言葉に対して、これを言うまでの、、、間。
それがまたとても大好きでした。
ツッコミで良く耳にする言葉ですけど、惣之助のこれは、
ツッコミのようでツッコミじゃなかったんじゃないのかなって。
もちろん脚本家やキャストの中にある想いは分かりませんが、
とても感じ入ってしまいましたし、

いろいろ考えてしまいました。
それは、自分にとってもそれだけ共感を持って

聞くことができる、シーン全体でそういう雰囲気が

いっぱいだったからなんじゃないかな。
夫婦間の雰囲気の良さと、会話の中身への共感。
これは今年観た舞台の中でも有数の好きなシーンでしたよ^^



そして、問題の人、昆ちゃんww

ここはもうシーンというか、細かくあちこち散りばめられて、
どことは言いづらいのですが、、、
彼を絡めてのものは非常に楽しく、

それはもう楽しく頂きましたw
ひーくんの表情がまた非常に良かったのではと思いますが、
関わり深い人たち…当然大禅(一緒にはほとんどいないけど)、
そしてママと、桜井さんと、、、
こういった数々の組み合わせの中で、昆ちゃんの使い方含め、
絶妙な楽しみを提供していてくれたように感じます!!!




で、、、今日は書ききれなさそうなので、
シーン以外の…人物に関しての感想は、、、

切り分け難しいけどホントw

それはまた次回かな?(^^;)