筋膜調整サロン”Private Physio Salon TRIGGER(トリガー)” -2ページ目

筋膜調整サロン”Private Physio Salon TRIGGER(トリガー)”

諦めていたことにまた挑戦して欲しい。皆様にとって「きっかけ」が生まれる場所でありたい。全力でサポートさせて頂きます!

筋膜を整えて健康を取り戻す

 

筋膜調整セラピスト、理学療法士の半田です。

 

 

 

今日は,脳血管障害後の指の回復と筋膜について。

 

ばね指・腱鞘炎に対する筋膜調整セミナーにご参加いただいたOTの先生からのご報告をご紹介します。

 

 

脳血管障害後のリハビリにおいて,指の運動機能の回復は難題ですが,筋膜への介入が回復へのきっかけになるかもしれません。

 

 

脳血管障害後の患者さんを担当されている方は,興味深い変化だと思いますので最後までお読みください。

 

 

 

さっそくご紹介しますね!

 

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半田さま

中村さま

 

■■大変お世話になりました。

久しぶりに集中して勉強したので、少し疲れましたが、心地良い疲労感でとても充実した一日となりました。ありがとうございました。

早々に写真も送って頂き、重ねてお礼申し上げます。

 

取り急ぎ、改善の報告をさせてください。

ばね指・腱鞘炎の方ではないので恐縮なのですが、

■■■前に脳梗塞を発症して、麻痺側の上肢と手指の示~小指は順調に回復(BRS.Ⅴ)してきているのですが、なぜか母指だけ動きが悪く、特に外転や伸展の動きが出にくくて、促通してもあまり反応が出ませんでした。

 

痛みはないのですが、麻痺側の前腕内側に点滴の痕がいくつもあり、血管炎をおこした痕は肥厚している箇所もあり、これはもしかして教えていただいた方法で改善できるかも??と思い今日早速グリグリとやってみました。

 

「やばい。親指が動く!」■■■■■■■■■■

と、患者さん。

私も正直なところ(やばい。いや、やばくないけどやばい!動いてる!!)

と、心の中で叫んでしまいました。

すみません、ちょっと興奮してしまって言葉遣いが悪くなってしまいました。

 

ということは、母指の動きが悪かったのは麻痺の影響というよりは、やはり血管炎などで筋膜に何らかの影響があったということなのかな?と思いました。

これは、筋膜の調整によって筋出力があがったと思ってもよいのでしょうか?それよりも、そもそも血管炎で筋膜の滑走障害ってでるのでしょうか?

 

取り急ぎと言いつつ長文失礼しました。

また報告させていただきます。

 

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そして、この患者さん

 

このメールの翌日には、少しですが指腹つまみの動きがでるようになり

 

そして1週間後には小指との対立が、つたないながらもできるようになったというご報告をいただきました。

 

おそらく、中枢神経系による「麻痺」の影響は少なく、筋膜の影響で動かせなくなっていたのかもしれませんね。

 

筋膜を整えたことが、改善へのきっかけになってくれたようで良かったです(^^)

 

まずは筋膜を整えること。

 

これは筋骨格系の問題を抱えている方への介入だけではなく,

中枢神経系に問題を抱えている方にも必要な順番となってくるでしょう。

 

 

 

 

ばね指・腱鞘炎に対する筋膜調整セミナーでお伝えしていることを実践していただければ、今回のご報告のように、筋骨格系だけにとどまらず、上肢の問題全般にお役にたてることがよくあります。

 

上肢の問題を扱うことが多い作業療法士の先生方にぜひ受けていただきたいです。

 

今回のようなご報告が、筋膜の可能性を広げてくれますね!

 

私にとっても大変勉強になりました。

 

ご報告ありがとうございました!!!

 

 

 

 

次回のばね指・腱鞘炎に対する筋膜調整セミナーは

 

『4月17日(水)』です。

 

申込開始までしばらくお待ち下さい!

筋膜を整えて健康を取り戻す

筋膜調整セラピスト、理学療法士の半田です。




月に一度、宇都宮へ。

OSOZAWA BALLET STUDIOにて、トレーニング指導と個別施術をしています。




筋膜を整えると、力が出やすくなります。

バランスも良くなります。




だから、レッスン前には筋膜ケアを自分でもやってもらっています!


薄筋(はっきん)をケアしてるところ。

この上にある筋膜の動きが悪くなると、股関節に問題がでやすくなります。

パッセやバットマンで、引っかかったり、つまったり、痛かったり。

あとは開脚が急にできなくなったり…。

バレエダンサーの筋膜ケアに欠かせない場所ですね!



バレエダンサーのみなさんは、筋膜ケアも取り入れてみてくださいね!!!

筋膜を整えて健康を取り戻す

 

筋膜調整セラピスト,理学療法士の半田です。

 

 

 

 

 

今日は,筋膜を整えるとアレルギー対策になるかもというお話。

 

アレルギー症状や皮膚炎,乾燥肌でお困りの方はぜひお読みください。

 

 

 

 

 

アレルギーはなぜ起こるのか?

 

一般的には,アレルギーの原因物質である『アレルゲン』に対する免疫の異常が原因だと考えれらています。

 

免疫の異常が原因。

 

つまり,免疫そのものの働きが異常をきたしているということです。

 

 

 

 

 

しかし,最近新しい説がでてきました。

 

小児科やアレルギー科の医師のあいだでは常識になりつつあるようですが,まだ一般的に知られていないようです。

 

さんまさんの番組『ホンマでっかTV』でも,2月13日(水)に少し取り上げられる話題のようです。

 

とても注目されています。

 

そして,急速に研究が進んでいるようです。

 

ちなみに,私の息子(8ヶ月)も小児科医師から同じ説明を受け,「今のうちから,しっかりと◯◯しないとアレルギーになっちゃうよ」と言われました。

 

 

 

 

 

その説というのが,

 

免疫の働き自体が異常を起こしているのではなく,

 

アレルギーの原因物質『アレルゲン』が

 

皮膚から入ってくる。

 

というものです。

 

 

 

 

 

 

通常であれば,皮膚は外の環境とのバリアを作ってくれているので入ってこれないはずです。

 

例えば,ケガをして傷口から感染する可能性があるのは,皮膚のバリアが無くなっているからです。

 

 

 

 

 

傷がなくても皮膚から入ってくる。


これが問題です。

 

皮膚そのもののバリア機能がおちてしまっているんです。

 

 

 

 

 

皮膚そのもののバリア機能がおちたところに,アレルゲンが入ってくる。

 

皮膚から入ってきたアレルゲンを,免疫が攻撃。

 

その攻撃により,皮膚が痒くなったり,乾燥したり,くしゃみや鼻水がでるなど。

 

いわゆる『アレルギー症状』がでてくるそうです。

 

 

 

 

では,どうすればアレルギーを防げるのか?

 

 

 

 

皮膚のバリア機能を改善させることです。

 

どうやって?

 

皮膚のバリア機能を保つ最善の方法で,

 

今のところ1番医学的にも根拠があるのが

 

『保湿』です。

 

 

 

 

こどもがアレルギーになってしまう原因。

 

もちろん,食物性アレルギーもありますが,

 

幼少期のころの皮膚の乾燥がいけないようですね。

 

とにかく『保湿』が大事のようです。

 

 

 

 

そして,もう一つ。

 

我々が注目している組織

 

『筋膜』をケアすることです。

 

 

 

 

特に,筋膜の中でもより皮膚に近いところにある

 

『浅筋膜(せんきんまく)』

 

をケアする必要があります。

 

 

 

 

浅筋膜のまわりには

 

脂肪やリンパ・血管,皮膚の神経などがあります。

 

浅筋膜の動きが悪くなると,これらの働きが悪くなります。

 

そして,皮膚の機能も悪くなってしまうんです。

 

 

 

 

皮膚の機能

 

1.からだの外の環境とのバリア

 

2.からだ外で起きている変化を感じ取るセンサー

(暑ければ,皮膚がセンサーとなり,暑いという情報をからだに送り,汗をかいて体温調整をする機能が働きだします。)

 

 

 

 

皮膚のバリアを機能させるためにも,浅筋膜のケアが重要になってきます。

 

皮膚を動かしてみて,動きの悪くなっている場所を動かしてあげることが浅筋膜のケアになります。

 

難しくないので試してみて下さいね!

 

 

 

保湿と筋膜ケア

 

これが,大切なスキンケアになります!!!

 

 

 

筋膜から考えるスキンケアを実際に知りたい方はこちらで聞けます!

↓↓↓

風の森キッチンまでお問い合わせください!

 

 

 

TRIGGERの中村くんが講師です。

 

リンパの流れがよくなり,皮膚のバリア働きやすくなります。

 

 

 

アレルギー症状で悩んでいる方や,お子さまのアレルギー予防のためのケアをしたい方などには,オススメです!