筋膜を整えて健康を取り戻す
筋膜調整セラピスト,理学療法士の半田です。
今日は,筋膜を整えるとアレルギー対策になるかもというお話。
アレルギー症状や皮膚炎,乾燥肌でお困りの方はぜひお読みください。
アレルギーはなぜ起こるのか?
一般的には,アレルギーの原因物質である『アレルゲン』に対する免疫の異常が原因だと考えれらています。
免疫の異常が原因。
つまり,免疫そのものの働きが異常をきたしているということです。
しかし,最近新しい説がでてきました。
小児科やアレルギー科の医師のあいだでは常識になりつつあるようですが,まだ一般的に知られていないようです。
さんまさんの番組『ホンマでっかTV』でも,2月13日(水)に少し取り上げられる話題のようです。
とても注目されています。
そして,急速に研究が進んでいるようです。
ちなみに,私の息子(8ヶ月)も小児科医師から同じ説明を受け,「今のうちから,しっかりと◯◯しないとアレルギーになっちゃうよ」と言われました。
その説というのが,
免疫の働き自体が異常を起こしているのではなく,
アレルギーの原因物質『アレルゲン』が
皮膚から入ってくる。
というものです。
通常であれば,皮膚は外の環境とのバリアを作ってくれているので入ってこれないはずです。
例えば,ケガをして傷口から感染する可能性があるのは,皮膚のバリアが無くなっているからです。
傷がなくても皮膚から入ってくる。
これが問題です。
皮膚そのもののバリア機能がおちてしまっているんです。
皮膚そのもののバリア機能がおちたところに,アレルゲンが入ってくる。
皮膚から入ってきたアレルゲンを,免疫が攻撃。
その攻撃により,皮膚が痒くなったり,乾燥したり,くしゃみや鼻水がでるなど。
いわゆる『アレルギー症状』がでてくるそうです。
では,どうすればアレルギーを防げるのか?
皮膚のバリア機能を改善させることです。
どうやって?
皮膚のバリア機能を保つ最善の方法で,
今のところ1番医学的にも根拠があるのが
『保湿』です。
こどもがアレルギーになってしまう原因。
もちろん,食物性アレルギーもありますが,
幼少期のころの皮膚の乾燥がいけないようですね。
とにかく『保湿』が大事のようです。
そして,もう一つ。
我々が注目している組織
『筋膜』をケアすることです。
特に,筋膜の中でもより皮膚に近いところにある
『浅筋膜(せんきんまく)』
をケアする必要があります。
浅筋膜のまわりには
脂肪やリンパ・血管,皮膚の神経などがあります。
浅筋膜の動きが悪くなると,これらの働きが悪くなります。
そして,皮膚の機能も悪くなってしまうんです。
皮膚の機能
1.からだの外の環境とのバリア
2.からだ外で起きている変化を感じ取るセンサー
(暑ければ,皮膚がセンサーとなり,暑いという情報をからだに送り,汗をかいて体温調整をする機能が働きだします。)
皮膚のバリアを機能させるためにも,浅筋膜のケアが重要になってきます。
皮膚を動かしてみて,動きの悪くなっている場所を動かしてあげることが浅筋膜のケアになります。
難しくないので試してみて下さいね!
保湿と筋膜ケア
これが,大切なスキンケアになります!!!
筋膜から考えるスキンケアを実際に知りたい方はこちらで聞けます!
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風の森キッチンまでお問い合わせください!
TRIGGERの中村くんが講師です。
リンパの流れがよくなり,皮膚のバリア働きやすくなります。
アレルギー症状で悩んでいる方や,お子さまのアレルギー予防のためのケアをしたい方などには,オススメです!