【自分の課題を見つけるコツ】 | 筋膜調整サロン”Private Physio Salon TRIGGER(トリガー)”

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筋膜を整えて健康を取り戻す

筋膜調整セラピストの中村です。

 

 

「筋膜調整後の運動シリーズ」として

 

前回は、ピラミッドのタイプ別に必要な課題について、簡単に説明しました。

※前回の記事はこちら

https://ameblo.jp/trigger-physio/entry-12414415836.html

 

筋膜調整のあと、効果を長続きさせたり、また悪くならないように心がけることとして「運動」があります。

 

ですが

 

運動といっても、自分に合っていないものをしてしまうと

 

効果がなかったり、逆にわるくなったりすることも...

 

 

今回は、運動の段階というピラミッドの中で、

 

「いったい今の自分はどこにいるのか?」という

 

「自分の課題を見つけるためのコツ」

 

これについて、簡単にまとめてみたいと思います。

 

 

まずは、運動の3つの段階というピラミッドにおいて

 

それぞれの段階で必要となる動きをおさらいしつつ、

 

同時にそれぞれの段階で確認する方法もお伝えしていきましょう。

 

 

 

 

運動の段階は3つありましたね。

 

「基本の動き」

「応用の動き」

「技術」

 

この3つです。

 

※説明の字が小さくて申し訳ありません…

 

 

まず「基本の動き」とは

 

体重が加わっていない状態での体の動きです。

 

なので、下半身で言うと

 

例えば寝ている状態で

 

足首をタテ・ヨコ・ナナメに動かす

 

ヒザがしっかり曲がる・伸びる

 

股関節をタテ・ヨコ・ナナメに動かす

 

こんな風になります。

 

 

まずは、自力で動かしてみて

 

・痛みはないか

・動きにくさはないか

・違和感はないか

・すぐ疲れないか

 

これらを確認します。

 

ここでいう「疲れ」は

 

単純に「動いたから全身が疲れた」というものではなく

 

症状のある部分や体のどこか特定の部分のみ異常に疲れる感覚だと思ってください。

 

 

 

上半身であれば、指−手首−肘−肩それぞれを

 

色々な方向に動かしてみて、全く問題のない状態かどうか確認します。

 

首や腰も同じです。

 

座った状態で色んな方向に動かしてみましょう。

 

 

 

次に「応用の動き」です。

 

応用の動きは「基本の動き」よりも負担をかけた動きです。

 

少し負担をかけながら動いてみて

 

・痛みはないか

・動きにくさはないか

・違和感はないか

・すぐ疲れないか

 

これらがないか確認していきましょう。

 

ここで言う、「疲れ」については

 

部分的なものだけでなく、呼吸や心臓など全身の持久力についても確認してみてください。

 

 

「応用の動き」で行うものとしては

 

下半身や胴体であれば

 

自分の体重をかけた状態で行います。

 

日常生活レベルであれば

 

・立つ、歩く

・立ちしゃがみをする

・立った状態で胴体を動かす

 

このような感じです。

 

 

スポーツ復帰が目標であれば、さらに

 

速く動く

・飛ぶ

・跳ねる

・長い距離を走る

 

こういった、強度の高い動きをしたり

 

上半身であれば

 

生活の中で必要だと思われる程度の重りを持って動かしてみたり

 

想定される速さで動かしてみます。

 

 

首であれば

 

首を動かした最終の所で、自分の手でより深く動かすように押してみたりします。

 

 

 

最後に「技術的な動き」です。

 

これは、実際の生活やスポーツの場面で判断します。

 

実際の場面で確認するのがむずかしければ

 

実際の場面に近づけた環境や負担をかけながら動いてもらいます。

 

例えば、日常生活であれば

 

家や屋外の階段を上り下りする

 

高いところに布団をしまう

 

 

スポーツであれば

 

実際にスポーツの動作をしてもらいます。

 

動く場所も、実際のスポーツ現場であれば、より良いですね。

 

この「技術的な動き」の時も

 

・痛みはないか

・動きにくさはないか

・違和感はないか

・すぐ疲れないか

 

これらを確認しながらお願いします。

 

 

そして、これら3つのどの段階で痛みや違和感がでるのかによって

 

ケアやトレーニングの種類が変わります。

 

まずは、自分の課題がピラミッドの中のどの段階にあるのか

 

それを確認しましょう。

 

 

まとめますと…

 

 

まず「基本の動き」をしてみます。

 

何か症状があれば

 

そのまま「基本の動き」を改善するための

 

体重がかかっていない、または重りなど使わない

 

ケアやトレーニングを行います。

 

もし症状がなければ、「応用の動き」へ行きましょう。

 

 

 

「応用の動き」をした時に、何か症状があった場合

 

「基本の動き」まで全て戻る必要はありません。

 

「応用の動き」のレベルの範囲内で、ケアやトレーニングをしてみましょう。

 

例えば

 

全体重をかけて症状があるのであれば、体重の1/3や半分くらいから始める。

 

速く動いて症状があるのであれば、ペースを調整する

 

このようなことでいいと思います。

 

「応用の動き」のレベルで行えるケアやトレーニングは、軽いメニューからきついメニューまで、かなりの幅があります。

 

これについては別で解説したいと思います。

 

「応用の動き」でも問題なければ「技術的な動き」へ行きましょう。

 

 

 

「技術的な動き」をしてみて症状があった時は

 

「技術」に問題がある場合があるので

 

生活場面やスポーツ場面に実際に入っていき、「動き」そのものを練習する必要があります。

 

 

どうでしょうか。

 

 

説明が多くなったので、少しむずかしく思えるかもしれませんが…

 

大切なことは、プラス1、マイナス1です。

 

症状があるなら、その動きよりもマイナス1をした動きへ

 

症状がないなら、今の動きよりもプラス1の動きへ

 

運動をする際にはカラダにかかる負担を上手く調整していけるようにしましょう。

 

 

次回は、それぞれの段階で行うケアやトレーニングについて説明していきたいと思います。

 

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