陰謀史観に基づいて、あの事件の裏にはこんな事が隠されていて、そしてそれはあの事件につながっているって感じの内容。
国家権力と闇社会の狭間で起きた事件を、戦後史の中で書かれていて、確かに、事件を紐解こうとする時、胡散臭さを感じる。
あれだけ社会に大してインパクトがあった事件なのに、その結末はいつも尻つぼみ。
スキマから見えるのは、政治家や高級官僚、闇社会などの蠢動。
単純にお金の匂いに誘われて、群がってきているだけだったのかも知れないし、一橋文哉が書いているように、なんらかの関係があったのかも知れない。
でも、その曖昧な感じが、いかにも日本社会であると思った。
そんなことを考える一冊でした。