疲れた。
こう考えると、いかに自分の行動半径が狭いのか思い知らされる。
車に乗ってる時は、ラジオをきくんだけど、今日のニッポン放送の人生相談、面白かったな。
相談の内容は、単純な法律問題。
先祖代々の田畑、山林を兄が持ってるんだけど、兄の子供が相続を放棄している。これだと国に没収されちゃうから、もったいないので自分に相続できないかというもの。
聞いた瞬間に、まず相続放棄とかできないからってツッコミいれちった。
しかも、それを登記してる?
ナンジャそれ!
百歩譲って公正証書なら分かるが、登記?
どっちにしても、相続開始前には放棄ができない。
さらに話が進むと、兄は14年前に死んでた。
そして、その時の相続は兄の妻つまり義姉がしてた。
こうなると、もはやこの相談者とは全く関係ない話になるじゃん!
お兄さんの相続財産は14年前に、妻である義姉に相続され、今現在は義姉の物になってる。
その義姉に相続があったら、相続人は子供、親、妻の兄弟姉妹が考えられる。
相談者がなんらかの権利を主張できる立場には無い。
こんなの六法に書いてあるじゃん!
弁護士に聞くまでの話でもなく、法学部の学生で十分。
この相談者が、弁護士からあんた関係ないからって言われて、意気消沈しながら、
「財産取られちゃうですね」っていう言葉に、香ばしいものが透けて見えた。
欲の皮をつっぱらかしてる、滑稽なジジイの姿。
「取られる」って、もともとお前の物じゃないし、すでに義姉の物だし。
でも、法律の理屈では、確かにジジイには何の権利もないかも知れないけど、気持ちは分かる。
元々、田畑、山林は、このジジイの家の物だったわけだし、それを他人に持って行かれるのは、腑に落ちないだろう。
まだ甥なら納得できるけど、義姉の兄弟姉妹だと、赤の他人だものね。
田畑、山林をさっさと売ってしまうかも知れないし。
ラジオの相談では、弁護士は踏み込んで話さなかったけど、ウルトラCがある。
でも、これをするには親族間のドロドロを覚悟しないといけない。
それは、義姉と相談者の養子縁組。
どちらが親かは、年齢にもよるけど、これにより相談者にも相続出来る可能性が生まれる。
義姉の子供になれば良いんです。
義姉が親で、相談者が子なら、相続人の地位を獲得できるから。
でも、たぶん、揉めるね。