フェアチャイルド問題
YOUが元ポップス歌手というか、テクノユニットを組んでいたことをしらない人が多いと思われ。
そうなんですよ、FAIRCHILDという、かなりすごいユニットのボーカルだったんですよね。
メインメンバーの戸田誠司がすごかった...ということも、まぁ、言えるんですけど。
あとギターが川口浩和。
FAIRCHILD解散の顛末は、YOUいわく「ギターの人(川口)がベースの人(戸田)を殴って解散した」とのこと(笑)。
実際には、
「解散の日の打ち上げで、川口浩和がわざわざ戸田誠司を殴りに来て逃げて行った。彼女に車をスタンバイさせておいて、殴った直後に車に乗り込み、ドラマのように逃げ、その後消息が知れなかった。のちにインドで発見された」
...ということだそうだ。
川口はかなり演奏の引き出しが少なく、何を弾いてもハードロックになる。
それを戸田が常日頃より疎ましく思っていたというから、メンバー間確執はどうやら事実らしい。
さて、戸田誠司はSHI_SHONENとかリアルフィッシュの人でもある。
ジューシィ・フルーツのサウンドプロデュースを担当したことでも有名。
早瀬 優香子のプロデュースもしていましたね。
キョンキョンの「Down Town Boy」では小室哲哉と共作(編曲)。
知る人ぞ知る、「I Love Youは嘘の言葉」をTHE東南西北に提供。
「女性的な、あまりに女性的な」という、自分も大好きな一曲。
これはエヴァのアスカの声を担当した声優・宮村優子の楽曲もある。
アミューズに所属していた縁でサザンの[KAMAKURA]にも参加していた。
ベーシストでもあるけど、どちらかというとシンセのプログラマー的なイメージが強いです。
1981年夏にローランドから発売された「MicroComposer MC-4」でコツコツと打ち込んでいたんだろうなぁ。
う~んMC-4...これは4チャンネルのデジタル・シーケンサーであり、1977年に発売されたMC-8の廉価版(後継機)といったところか。
いや、戸田さんはMC-8を使っていたのかも。
ところで、MC-4には「Aタイプ」「Bタイプ」の2種類があり、MC-4Aは一般のタイプ、MC-4Bは「MC-4Aに、オプションのOM-4を追加したもの」。
このOM-4というは32Kバイトのメモリー(RAM)キットのことであり、これは単に記憶容量の増量だけではなく、後述する専用デジタルカセット「MTR-100」につなげるインターフェイスでもあった。
つまりMC-4Aと外部記憶装置とをつなぐには、追加メモリーの要・不要に関わらず、OM-4を買わなければいけなかったのです。
特にプロの現場では外部記憶装置は必須といった感じで、MC-4といえば「MC-4B」の方を指すことが多かったということだそうです。
記憶容量は250Kバイト、価格は170,000円。
同社のリズムマシン・TR-808、TR-606などと同期させるケースが多く、そうやって作った作品は「同期モノ」なんて呼ばれていましたよね。
例えばサザンの「ミス・ブランニュー・デイ」など。
いい時代ですね、デジタルとアナログが折衷した、庵野的な世界。
ええわ。



