田島列島と「水は海に向かって流れる」
榊さんの無愛想感を、まず、広瀬すずが再現している(再構築?)ことにいたく感心した。
こういう塩対応的な役も、お姉さん的な役も、ああ、そういう役が似合う方になってきたのかと感慨深かったり。
娘が巣立っていく感覚(笑)。
自分話だが、18の時に25歳のお姉さんと付き合っていたことがある。
この映画ほどではないが、それも踏まえてなんというか、年の差姉さん女房が誕生する気持ちがとっても、とっても、わかる。
こういう憧れが恋になり、それが家族になることも、ぜんぜん不自然じゃない。
映画ではラストは観客の想像任せだが。
漫画の原作を読むまで知らなかったが、田島列島さんは女性だったんだ。
鬼滅の吾峠呼世晴も女性だそうだ。