ニュージャズにくくられるそうだ。
どちらかといえばシティポップ風でもあるし、ストライクど真ん中。
福井人・田中裕梨のポーカーフェィスぶりがいなせ。
1st「REVISION」が本当に手に入らんっ!!
むかつく(笑)。
2020年に出たシングル{クラゲ}MVも4Kですごく幻想的。
在り来たりな話の世界観を、小ざっぱりとうまく演出している。
これを定期的に見てしまう自分がいる。
ガチで野球少女だったというライダー女優・小玉百夏もタイプだし、いいんですけどね(笑)。
与える
ある村にアップルパイをこよなく愛する村人がいて、この男は村一番アップルパイを作るのがうまい娘とめでたく結婚。
娘は毎日、とろけるような愛情たっぷりと思われるアップルパイを献身的に作り、男に振舞った。
しかし、男はこの娘の作るアップルパイを食べ過ぎて、病死してしまったのだ。
過剰な愛が人を殺したのである。
そう娘は単に、自分の側に立ちアップルパイを作っていたのであり、決して彼の側から作っていたのではなかったのだ。
それは愛のようで、愛でないのかもしれない、愛だと錯覚しただけなのかもしれないという北欧の辛辣な童話である。
人はあくまで善意で他人に愛を与えることができる。
然しこの「与える」という行為は、実は、他人から何かを得る行為よりもいっそう用心深くあらねばならない。
思慮深くなければいけない。
なぜならば、善意に基づく慈愛満ちた「与える」行為が、逆に人を殺すこと、スポイルさせてしまうことは多々見られるからである。
過保護、過剰な甘やかしが人を腐らせることもあるのである。
これは福祉などでもいえることだ。
この視点を著しく欠いている福祉には、リスクに巻き込まれることだけのみが憂慮され、その回避が最優先され、結果、短絡的ではあるが全く意味のない支援にしか過ぎないのではなかろうか?とまで思ってしまう今日この頃。