大久野島 | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

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基本毎日更新。名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://triflingbeetle.wordpress.com/2025/09/06/trifling-beetle-official-hp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大久野島

 

竹原市に属する瀬戸内海の島の一つ。

もともと毒ガスを製作していた島だったという。

二次大戦時だ。

それ故に長い間地図から抹消、存在を隠されていたという。

そういう逸話自体がもうすでにディープの極みだ。

 

あの頃の日本軍(帝国軍)の非貧人道的な行いは、例えば731部隊とか、その後次々に太陽のもとに曝されているが、こういう兵器を作る工場があったということもまた、驚愕を禁じ得ない。

正直えぐすぎる。

我が大和民族。

というか、戦争という異常事態があそこまで人間を狂わせたんだろうな。

 

で、その大久野島は、今は毒ガス工場の面影を毒ガス資料館として残している。

時代に葬り、なかったことにするのではなく、保存していることに感服。

そして今や、ウサギの島として外国人にも大人気だという。ほぼ全島域が環境省所有の国有地

毒ガスと兎、かんがえてみれば妙なコンビだが。

ただこの島の兎は侵略的外来種ワースト100に選ばれているアナウサギだ。

2018年時点では900羽だったというが、はてさて、現在はいかがなものなのか。

 

 

 

 

 

 

 

うちの隣には、こんな仕様の人が住んでいる。

 

年がら年中レインコートを着て、フードを被っている。