原宿ZEST 007の愛用銃・ワルサーPPK&ベレッタ | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

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名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

 

 
原宿ZEST
 

 

「探偵物語」最終回は、それまでと全く毛並みの違うハードボイルド本格作品だった。

工藤ちゃんが最後に刺された場所は原宿・神宮橋ビルの地下一階。

トイレがあったフロア。

直前までビリヤードをしていた店はそのビル内の、バブル期に一斉風靡したメキシカンレストランゼスト キャンティーナ 原宿店 ZEST CANINA)」。

 

 

神宮橋ビル原宿の表参道と明治通りの交差点から小路を入った所表参道キディランドとカフェドロペの間の小道を入ったどんつきにあった、当時の裏原の名店だ。

表原にはオープンカフェのcafe de Rope」もあった。

キーウエストクラブも。

 

グローバルダイニング系列店では、B1には映画が見れるバー「OH!GOD!」、2Fには「ラ・ボエム」も。

ちなみにグローバルダイニングは現在も「ラ・ボエム」以外にも、「モンスーンカフェ」「権八」なんかの系列店を持つ。

 

実はこの神宮橋ビル、最後の最後のシーンでダウンタウンブギウギバンドの「身も心も」をバックに、工藤ちゃんが傘を投げ捨てて歩いて行ったすぐ先にある。

 

2006年、老朽化解体のためビル解体。

ちなみにこの解体時に、このビルの工藤ちゃんが刺されたあたりのレンガを持って帰ってきたマニアまでいるそうだ。

 

 

 

 

007の愛用銃ワルサーPPKベレッタ

 

007の愛用銃はふたつある。

 

ひとつはベレッタM1934、およびベレッタM1919

これらはイタリア製。

 

ベレッタM1934はクラシカルなフォルムが美しく、2次大戦中イタリア陸軍のサイドアームとして制式採用されていた事でも知られる、べレッタ社の傑作中型セミオートピストルだ。

 

 

 

一方ベレッタM1919は、ベレッタ社が初めて開発した拳銃であるM1915を.25口径にしてポケットサイズに小化したもの。

 

護身用、婦人用拳銃拳銃であり非常に威が弱い。

現在「幻のモデル」である。

 

 

 

 

二つ目はワルサーPPK

こちらはドイツ製。

カール・ワルサー社が開発した小型セミオートマチック拳銃で、警察用拳銃として開発されたワルサーPP(Polizei Pistole)を私服刑事向けに小型化したものだ。

6作目ドクター・ノオ」でベレッタに変わりワルサーPPKが登場。

また1970年代に開発、使用開始されたベレッタM92もある。

 

 

 

ちなみにチャンドラー「長いお別れ」には「モーゼルPPK」というものが出てくる。

レノックスが妻を撃ち殺したときの銃だ。

これはワルサーの間違いなのだろうか?

それともモーゼルにもPPKがあるのだろうか?

余りそこまでマニアじゃないので、なんともわからな。

chatGPTかBingに聞いてみよう。

...てことで今回Bingに聴いてみました。

 

モーゼルPPKは、ドイツのワルサー社が製造した自動拳銃です。警察用に開発されたワルサーPPの小型化版で、1931年に発売されました。PPKはPolizeipistole Kriminalmodellの略で、刑事用拳銃という意味です。第二次世界大戦ではドイツ軍や警察のほか、連合国側のスパイやレジスタンスも使用しました。映画「007」シリーズでは、主人公ジェームス・ボンドの愛用銃として有名になりました。日本では1964年にMGCがモデルガンとして発売し、大ヒットしました

 

ほうほう、あるんですね。

てか、モーゼルPPK=ワルサーPPKの事じゃん(笑)。

そっか、「モーゼル」はカール・ワルサー社の製品名なんですね。

了解。