河本さん、生活保護不正受給、その後 | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

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名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
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河本さん、生活保護不正受給、その後

 

次長課長の河本準一さん。

一時、実の母親が生活保護を不正受給していたという騒動があり、謹慎したか、表舞台からしばらく姿を消したか、そういうことがあった。

 

不正受給というとなんか、悪質的なイメージが否めないが、わざとふんだくってやろうと思って確信犯的にやったんではなく、おそらく、なんかめんどくさかったとか、手続きがわからなかったとか、疎遠だったとか、急激に息子が売れてしまったとか、なんかそういう事情があるのではないかとも、思ってしまう。

確かに生保、申請する、受給する、辞退する、そういう手続きが、シンプルなのにとっても難解でややこしい。

これは確かに言えることだと思う。

あんなにわかりやすい目的で、システムなのに、である。

 

社会福祉協議会と福祉事務所との分担とかもややこしいし。

社会福祉協議会の「住宅確保給付金」と、福祉事務所の生活保護の中の「住宅扶助」が並立できないこともわかるが、そのすみわけ具合とか、窓口、申請手続きなんかもわかりにくい。

共に給付金だから当然だといえばそうだけど。

その他いろいろな貸付金タイプの支援も社会福祉協議会窓口であったりする。

ハローワーク窓口でもそのようなものがあった気がするが。

 

これをたとえばホームレスの方単独で窓口に行き、申請してください、どうぞなんて、残酷すぎるし、意味がない。

すでにその位置から「見えにくい形」での、「非常に意地の悪い」、「水際作戦」がスタートしている感が否めない。

非常にシンプルで、申請も、受給も権利。

本来ならばもめることがおかしいのではと思う。

 

な、半面、やはり切り方=辞退の仕方、やめ方とか、そういうこともまた、難しいのだ。

 

その他、親族の扶養の云々とかが絡んだり、財産の有無なんかもからんだり。

役所側の判断については、難しいと思う。

 

そもそも根本的に、この制度、少し時代の流れに遅れていないか?

保護基準の上下ばかりが論じられているけど、そもそも制度自体が時代錯誤的で、古くて回っていないのではないのかなぁ。

システム自体を整理して、見直したらいいのにと思う。

この制度、確かにわずかな悪徳受給者もいるにはいるけど、なかったら相当困る人が多いこともまた事実だと思うからだ。

 

さて、河本さんの母親の生活保護について、不正だなんだと片山なんちゃらとかいうおばはんが、黄泉の国からの使者みたいな恐ろしい顔をしてテレビで糾弾していたけど、最終的に全額返したそうで、河本さん自身がそう話していたという。

あのおばはん、確実に、当事者の息子に過ぎない河本さんに矛先向けていたよね(笑)。バカじゃねーの。

向けるんなら,河本さんのおふくろさんでしょうに。

まあ、向けたとたん逆に総スカンでフルボッコ。

議員センセー、ずるがしこいというか、本当にみすぼらしい卑怯なやり方で、ごくごく安全なやり方を薄汚く選んだ感じ。

 

よくよく考えれば、河本さん自身が肩代わりして弁済する必要性はまったくないけどねぇ。

本人の不正受給ではなかった、ということが問題をややこしくさせていたのかな。

ならばあんなに河本さんを叩く必要は全くないと思うけど。

役所は気が付かなかったのかな?

チェックしていたのかな??

むしろ、そっちのほうが大問題なのではないのだろうか?

情報がうまく回っていない時点で。

 

ま、結果的には返納。

そういうことは全く報道されていませんが。

そういうことになったそう。

生活保護もらっている人を叩く風潮、もうやめたほうがいい。

ほとんどの人はわずかな給付金で、爪に火をともしてしのいでいるんだから。

人として、人の心があるのなら、そういうクズなことはやめたほうがいいと、自分は思う。

ベンツ乗り回しているヤクザとか、どうしようもない不正受給者は、叩けばいい音がするかもね(笑)。

どうせならば、根性あるのならば、そういう輩を叩け。