胎盤食愛好家 蠅取りデー | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

 

胎盤食愛好家

 

胎盤食愛好家なるものがいて、なんともおぞましいというか。

胎盤提供者が血友病に罹っていたりしたら身も蓋も当てられない。

胎盤には濾過された肝炎、ヘルペス、HIVなんかのウイルス、その他毒性物質が残るというし。

 

 

 

蠅取りデー

 

先日、公園で、どうしてものどが渇き水を飲んだが、速攻腹を壊した。

ひ弱だな。

昔は校庭の横の水道の水、どれだけ飲んでも平気だったが。

あかんわ。

過剰衛生に慣れ切ったひ弱な生命力が疎ましい。

 

そうそう、昔、魚屋とかに行くと、クルクルと、ややスロー目に回転する虫取りのノリを塗った紙が回っていたのを覚えている。

濃いキャメル色で。

蠅がすでに相当数からめとられており、不衛生極まりない。

牧歌的というか、平和な昭和。

蠅も、そして蚊も、公衆衛生を乱す元凶なのだという考えが当たり前になって久しい。

 

ところで1925年、東京市は8月15日を「蝿取りデー」に設定し、市民に徹底的なハエの捕獲を呼びかけたという

また戦後には、1950年、厚生省は環境衛生モデル地区を発足させ、蠅と蚊の大規模駆除事業を展開。

蚊と蠅の一匹もいない日本を目指したという。

この事業に合わせて、DDT、BHC、パラチオン、ホリドールなど劇薬の乱用が始まったという。

また、ヘリからの農薬散布が開始されたのもこの頃。

清潔さを追求すればそれで済む問題ではない。