裕木奈江 俳優(わざおき)の中の俳優・粟津號 | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

 

裕木奈江

 

 

 

同姓の嫌う女性タレントナンバーワンに選ばれて、むごく芸能界からフェイドアウトしたことは忘れられない。

彼女は日本芸能界を抹殺後、なんとアイスランド発のスプラッター映画に出ているというニュースは有名といえば有名だ。これは鯨取りだった男が、反捕鯨団体ツアー客の大量虐殺を図るという話だそうで、「日本、反捕鯨、捕鯨」というキーワードがそこはかとなく散りばめられていることに苦笑(笑)。

鯨取りって悪い事なんかいな?

俺は食わないけどね。

 

まあ、私生活でのスキャンダルも皆無で、あまりにもかわいすぎて、当時の自分もヤラレタこともいい思い出で。

あのかわいさは、天使と堕天使をミックスして3で割ったような感じ。

当然のことながらやっかみ、妬みの嵐が巻き起こり、同姓の意味不明な、理不尽なバッシングが、七月の「予想のはるか斜め上に行かれた予期せぬ大豪雨」のように起きたのも、今になればなんか納得できるかも。

女の嫉妬は恐ろしいぜ。

まったく。

高倉健とのデュエット「あの人に似ている」も懐かしい。

作詞作曲・さだまさし&中島みゆきだぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

俳優(わざおき)の中の俳優・粟津號

 


 

俳優と書いて「わざおき」と読む。

 

 こっけいな動作をして歌い舞い、神や人を慰め楽しませること。また、それをする人。

 

「吾れ将に汝 (いましみこと) の―の民たらむ」〈神代紀・下〉

 

 

 こっけいな事柄

 

「されどいと興ある―なれば」〈滑・旅眼石〉

 

粟津號さんは名わき役である。正確にはであった、だ。

大都会での刑事役しかり。

日活ロマンポルノでの童貞臭がプンプンする役しかり。

なんとも言えない味を出していた。

事務所に所属していなかったというから、いわゆるフリーだったという、職人なのだ。

惜しい人を失くした。