京都の関西日仏。
「助けて、と言える国へ。人と社会をつなぐ」を読んだ。
人間困ったときには躊躇せず助けを求めて全然オッケーだ。
苦しみを受けたり、捨てられたりした人々には認識論的特権があるように思う。
普通の人に見えないものが見えていたり、感じられないものを感じることができたりという。
苦しめられたり、痛めつけられたりしている人にしか持てない感覚というものがある気がする。
奥田和志氏
二木秀雄
誤解を恐れず言えば、すごくユニークな人物。
金沢出身の医師である。
のちの出版社長兼裏社会の要人。
「怪物」「詐欺師」の悪評が絶えない。
与論社社長などで、日本与論、パブリックオピニオン、政界ジープ、医学のとびらなどを刊行。
主張はおおむね、天皇制の維持、原爆・原子力の平和利用など。
上京後、歌舞伎町に新宿ロイヤルクリニック(素粒子堂病院)開設、院長に。
得意分野は「梅毒」。
阿木翁助( 息子は 東宝 プロデューサー。 孫は 笠井信輔)、水之江龍子、小宮山重四郎の広告塔に。
大乗イスラムを唱えて日本イスラム教団を作り、総裁就任。
これは正規の「日本ムスリム協会」とは異なることに注意。
ロイヤルクリニックの患者をイスラム化する。
1979年には、PLOを認める{第三世代党}を立ち上げて、北崎長雄を立候補に建てて0月の総選挙に臨むものの277票の得票に終わり落選。
でもって、これ重要。
「731部隊」所属。
731では梅毒の人体実験をしたが、その理由が「従軍慰安婦を通じて兵隊などが梅毒にならないための対策研究、および梅毒患者の対応のため。
またこれも重要。
「731部隊の精魂搭建立者」。
晩年は、731の同胞たちからは毛嫌いされて、交流断絶。
距離を置かれているのだという。