渡辺直巳 得意なことは、ぶっ倒れてそのまんま伏せていること | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

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基本毎日更新。名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
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渡辺直巳

 

渡辺直巳は、1990年代のムックにて

「無根拠な差別こそが、文化を活性化させる」

と語っている。

また

「差別はいけないという主張は実は欺瞞に満ち満ちており、かえってそれが本物の差を隠ぺいし合い、ついてはファシズムにも移行しかねないから、危険だ」

とも。

 

さらに、

「ブスをブス、バカをバカと感じる差別意識は、とても健康で文化はそういう差別より挑発される」

「差別がなくなること、すなわち愛がなくなることで、それは単なるマスターベーションにしか過ぎない」

とも。

 

まずはタブーの壁をとっぱらい、すべてを表現の場に一度、引きづり出したらどうか?という提案だとのようだが。

単なる差別肯定者にしか思えない節もあるね。

読みが浅いのか?

 

それにしてもこの人の、教え子の少女にかけた暴言、

 

「俺の女になれ」

 

は、けだし名言だ(笑)。

 

 

 

得意なことは、ぶっ倒れてそのまんま伏せていること

 

みんな誰しも右肩上がりにまっすぐ立ち直れやしない。

低空飛行が続くこともある。

焦れば焦るほどより一層、落ちることもあろう。

深淵に沈みゆくこともあろう。

割り切ればいい。

潜水病になって死んだっていいさ、と。

どこまでも落ちればいいと。

速やかに可及的に浮いてこられなくてもいいと。

 

ま、慌てず焦らずあきらめず。

いつか浮かぶことも、

...あるかもしれない。