二重の円 東条英機の遺書の一部 | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

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基本毎日更新。名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
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二重の円

 

誰かの視線を感じるというのは人類進化のプロセスで発生したリスクマネジメントの一つだと聞いたことがある。

背後、暗闇などから誰かに見られているように感じるのは、まさにリスクマネジメント全開の証左だとか。

特に、二つの点や円から何かの存在を察知、完治する能力は人間必須の能力だといわれており、われわれは生まれながらに、二重の縁にかなり敏感に反応する。

二重の円、すなわち何者かの「目」なのだ。

複雑な迷彩柄の中でも、二重の円はすぐに見つけ出せたりするのが好例だといわれている。

 

 

 

 

 

 

処刑を前にした東条英機の遺書の一部

 

「私は戦争を根絶するには、欲心を取り払わねばならぬと思う。現に世界各国はいずれも自国の存立や自衛権の確保を説いている。これはお互いに欲心を放棄しておらぬ証拠である。国家から欲心を除くということは、不可能のことである。されば、世界より戦争を除くということは不可能である」