レイパーのゲストハウス 1981年・点景 溺れるクラゲ 六月の雨の一晩について | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

 

 

 

 

レイパーのゲストハウス

 

里庄町の悪魔のゲストハウス。

恐ろしいところだ。

エロトピアとかで、女子大生が二人出てきて、海に行って泊まった民宿のジジイがレイパーで、やられてしまったネタは、散々読み倒したが、実際に、あるんだね、こういうふしだらでみっともないこと。

しかも眠り薬とか盛ってさ。

このあたりは「水のないプール」チック(笑)。

このおっさんエロトピアの読み過ぎで感化されたんちゃうけ。

田舎で娯楽なかったみたいやし。

ところで、エロトピアに出てくる女子大生とかの乳、あり得へんくらいごっつ過ぎへんけ(笑)??

小向でもあんなことなかったで。

 

 

 

 

無投票選挙

 

2021年、都議会選挙で58年ぶりに無投票当選が出たという。

大変な世界だな、今は。

 

 

 

 

 

1981年・点景

六月の雨の一晩について

 

どうも調子が悪いことはよくわかっていた。

かなり我慢して、無理をしていたが、とうとう体が悲鳴を上げた。

心も同時に泣きだした。

だからとても自然な流れだとも思った。

 

夜中ハイウェイを走り、明け方病院にいた。

鳩が鳴く声を聞きながらいろんなことを考えてみた。

蒸しっとした梅雨の雨の中、これからのことを考える余裕なんて何にもなかった。

 あの頃があったから、今の自分がここにいる。

 

素直にそう思えることは、不思議だけど。

 

 

溺れるクラゲ

 

溺れるクラゲ

溺れている人は、頭を水面上に何とか出そうと、それに意識が無意識のうちに集中し、本能的に腕を真横に伸ばすらしい。

手を振ってサインを送り救助を養成...なんて冷静沈着な行動はとてもじゃないが取れないという。

呼吸に精いっぱいで、声を出す余裕はない。

間を置くとすぐに沈む、沈む前に急いで息を吸い込む、ことの繰り返しで手いっぱい。

こうやって誰もが気が付かないうちに、力尽き、いつの間にやら沈んで、再び会うことができなくなるという。

溺れるって、思うよりずっと、恐ろしいことなのである。