「小田急の急行が、経堂駅に止まらない」
昔とんねるずがネタとして言っていましたが、本当に止まらないのですな(笑)。
あっさりと通過しました。
地方から来た人間にとってはもう目からうろこ。
大笑いしました。
正確に言うと、止まるのもあるようです。
朝夕のラッシュ時なんかは止まらずスルーすると聞いたが、本当にスルーしました。
調べれば、経堂(きょうどう)は、もともと急行通過駅。そこに例外的に一部の急行を停車させているのだそう。
特に朝ラッシュ時の上りに、既に成城学園前で満員になっていることが多く、経堂に停めても乗れない人が多数出ると。それは意味がない、時間を節約しようと。
1927年に急行停車駅となろものの、1934年には再び通過駅となり、その後ホームの長さの関係で8両編成以下の準急が停車するように。
1999年、高架化によりホームが10両編成に対応した形状になってからは、10両編成の準急も停車。
2002年には多摩急行の停車駅となる。
そして、2004年のダイヤ改正からは、平日の日中と土休日に限り、急行が停車するようになったという。
かつて1995年、「危ない1号」という非常にマニアックなムック本がベストセラーとなった。15万部も売れたという。
その他、「夜想」なんて本もあったが、こちらはさすがにベストセラーにはならなかったと思う。
「危ない1号」はその名の通り、非常に危ないネタが満載。
例えば村崎百郎によるゴミ漁り、世界各地のドラッグ情報、ロリコン&変態ネタ、ゲテモノ料理、新左翼の内ゲバ、アンダーグラウンドネタ満載。えげつなすぎるサブカル雑誌だった。
こういう雑誌がベストセラーになる時代ってどうなんだと思う。今から思えば。
小林よしのり氏の言葉を借りたならば、「平和ボケで腐った生ぬるさ」「非日常へのとめどない憧憬」が背景にあるのではないのだろうか。
阪神淡路大震災が起こり、オウム真理教はサリンをまき散らして暴れ倒し、どことなくざわざわとした、妙な時代だったと思う、確かに。
この雑誌の人気ライター村崎百郎は、2010年7月23日、読者を名乗る32歳の男性に、自宅で48ヶ所を滅多刺しにされ殺害。
自ら警察に通報して逮捕された容疑者は精神病により通院中で、精神鑑定の結果、統合失調症と診断され不起訴。
妻の漫画家・森園みるく食事に出かけており、難を逃れている。
事件の一週間前から村崎は「もう俺殺されるから。きちがいに。電話も盗聴されてるから」「俺はこの部屋でキチガイに包丁で殺される、ごめん」と自身の死を予言していた。
また、生命保険にも加入。
パソコンには「ミズの中からさざ波を立てて移動しながら浮かび上がる十字架のイエス像」という文章が遺されていたという。
では、村崎百郎とは何者なのか?
本名「黒田一郎」、北海道出身。
『危ない1号』著者紹介では、「61年、シベリア生まれ。工員兼ライター。鬼畜系にして、数千チャンネルの電波を受信する電波系のキ○ガイ」と紹介されていた。
(ちなみにこの『危ない1号』第2巻の著者紹介では、黒田一郎と村崎百郎の両名が別々に記載されている)
ペンネームの「村崎」はキチガイ色の「紫」、「一郎」から鬼畜度を百倍にした「百郎」に由来。
世紀末の鬼畜ブーム・悪趣味ブームにおいて「すかしきった日本の文化を下品のどん底に叩き堕とす」ことを目的に1995年より「鬼畜系」を名乗り、この世の腐敗に加速をかけるべく「卑怯&卑劣」をモットーに日本一ゲスで下品なライター活動を始めた人物。
「ダスト・ハンティング=霊的ゴミ漁り」、「勝手にゴミュニケーション」などの人気記事を寄稿している。
また、ゴミ漁りのノウハウを詳細に解説した『鬼畜のススメ』、自身の電波体験を綴った『電波系』などの著書があり、2020年7月23日には『鬼畜のススメ』が電子書籍化されている。
2014年4月より、静岡県伊東市の『まぼろし博覧会』内に「村崎百郎館」が常設展示。村崎が生前集めた数多くのゴミなどが展示されている。
村崎の死後、森園は実録エッセイ漫画『私の夫はある日突然殺された』を2017年に発表し、電子書籍配信サイト『めちゃコミック』『Renta!』より配信中。

