UFOと交信できるセンセー | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

基本毎日更新。名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://triflingbeetle.wordpress.com/2025/09/06/trifling-beetle-official-hp/

 

 

スティーリーダンというユニットがあって、とにかくよく使うテンションコードが「#5」

なのでこれを「スティーリーダンコード」というらしい。

 

あと、ジミーヘンドリックスは「#9」が好きだったようでとにかくよく使っていた。

なのでこれを「ジミヘンコード」というのは有名な話である。

 

 

原田美枝子さんはテンションコードで表すと、自分的には「#11」。

 

個性的で、本当にうまい女優さんだと思う。自分で自分のことを「俳優」と呼ぶところからも演技にかける情熱に並々ならぬものがあるのだろうなと思う。

以前は「刹那」というペンネームでの脚本家活動もやっておられたし、根っからの演技人なのでしょうな。

 

ただ若いころの演技は、お世辞にもなんかいまいちパッとしなかったと思う。

いや、決して下手じゃなかったと思うけど、共演者の個性や芸がすごいひとが多くて、取り込まれてかすんでいたという表現が一番しっくりくるかなぁ。

水谷豊にしても原田芳雄、ショーケン、優作、三国連太郎...。

 

「翔べ、イカロスの翼」なんかでは、すごくだるそうに、やっつけ仕事的にやってます感が、もうなんかスケスケwwww

 

このころ売れっ子だったからね。

 

「ミセスミスターミスロンリー」も、自分で脚本も書いているのに、なんかいまいちさえない。宇崎竜童と原田芳雄と三国連太郎の映画みたい。印象薄いんだよな。

それでもそういう出会いを肥やしにして、本当にうまい俳優へと成長していかれたのは事実だ。

 

「もどり川」では共演したショーケンに電話で罵倒され、酷評、全否定されたという。

その後「目が覚めた」と自伝で書かれている通り、一皮も二皮も剝けていったと話されている通り、演技の質が変わってきたと思う。

自分的には「火宅の人」「絵の中のぼくの村」「OUT」がベスト3だ。。

 

ちなみに旦那さんは石橋凌さんで、なれそめのきっかけに松田優作が絡んでいるらしい。どういうからみかはよく知らないけど、優作の妻である美由紀さんとと共演経験もあり、すごく仲が良かったということもあるのかも。

「北の国から」でも共演していたよな。

 

このころは、同系統なすごく個性的で素晴らしい女優さんが何人かいたと思う。

うまい下手は少しおいておいて、

例えば関根恵子、森下愛子、秋吉久美子、桃井かおり、大竹しのぶ、高橋洋子...

本当に懐かしい。

で、どの映画も基本的に地味なもの、暗いもの、内省的で哲学的なものが多くて、面白かったとはいいがたい。でも記憶にはちゃんと残っているんだよね、これが。

 

 

個人的には竹田かほりが好みだったな。甲斐よしひろと結婚したのはびっくりしたけど。

 

原田美枝子さんの出演映画、ドラマで見たもの一覧

 

港のヨーコ ヨコハマ ヨコスカ

炎の肖像

青春の殺人者

ミセスミスターミスロンリー

大地の子守歌

雨あがる

火宅の人

愛を乞う人

恋は緑の風の中

ともだち 

イカロスの翼

もどり川

OUT

地獄

絵の中のぼくの村