脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

 

 

川俣軍司考

 

 

 

1981(昭和56)年6月17日の白昼江東区森下、「深川通り魔事件」。

いや、衝撃的画像だった。

自ら舌を噛まないようにと逮捕された時に割りばしの入ったさるぐつわを嚙まされて、ズボンや靴を履かず、白いハイソックスBVDの白いブリーフ姿。

周囲を睨みつけながら捜査員に連行される被疑者とハレーションを起こす現場。

あれが、記憶のすべてになってしまっている。

あのなんとも言えない形のさるぐつわって。

竈門禰豆子かよ(笑)。

 

 

なんであんな格好で、大衆の面前に曝されたのだろうか?

 

調べると、諸説がある。

ひとつは、あれはズボンについた血痕を鑑識が調べる為に脱がせたらしい説。

もう一つは事件当時覚せい剤による精神錯乱状態で中華料理屋の奥の部屋に建てこもっていた時下半身裸の状態だった説。

二番目が定説だそうだ。

 

 

事件発生当時から下半身に何も身につけていなかった川俣軍司

警察は川俣を逮捕したところをマスコミに撮影させることを前提に、最低限の下着を至急調達し、強行突破で逮捕後に速攻ブリーフを穿かせたらしい。

つまり、あれは本人のものではなかったようだ。

やたら真新しいブリーフだった謎も解ける

結果、ものすごい衝撃と笑いものになったことは有名である。

いや、曝しものというか、リンチ、公開処刑だ。

その後のこの下着に対する(悪)イメージ形成に大きく影響下という。

踏んだり蹴ったりだ、BVD。

このブリーフをBVD性の製品だと鑑定したのは写真家の藤原新也さんである(笑)。

 

さて、川俣軍治、当時29歳の元寿司職人で、トラック運転手をしていたという
この数年、覚せい剤の常用で幻覚や妄想に悩まされていたし、何度も逮捕、懲役を繰り返していた。
逮捕後の検査で、尿からは覚醒剤の反応が出たという

ジャンキーの乱心である。

まるでhimy71であるwww

 

で、この江東区森下というところ、江戸時代のはじめに、労働者が集まる街の原型が形作られ

日雇い労働者向けの簡易宿泊所が多く建ち並んでいましたそうだ

戦後の高度経済成長期には労働者が泊まる簡易宿泊街となり、1964(昭和39)年の東京オリンピックを経て、1980年代まで、街は労働者たちで溢れていたという

茨城県からこの街に流れてきた川俣軍司が停まっていたのは「タバコハウス」というところだったそうだ。

 

川俣は前日受けた面接の結果を知るために、新大橋通りにある電話ボックスへ。

しかし寿司店から不採用と告げられ逆上。

カバンの中柳刃包丁を取り出して森下駅の方向へ向かって歩き出す。

何人かを切り殺したのちに、中華料理屋に篭城

7時間後、突入した捜査員によって身柄を拘束され逮捕に至った。

現在も無期懲役で服役中らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第三の原付

 

原付バイクの基準が変わることにより50ccバイクの製造が終了するという。

まあ、すぐになくなることはないというが駆け込み購入が予測されるというか、もうすでに現段階で予約でいっぱいとのこと。

今後は125ccで馬力を落としたものが50ccの代わりになるそうだ。

このあたりはちょこみちゃんの「原付専門店 げんチャんねるに詳しい。

 

エコというか、環境への配慮だという。効果が出ることを祈りたい。

自分が今乗っているジョグ50ccとVespa PK80S は故障したらご臨終ということだ。これを機会にVespa PX 125を購入してみたい!!

 

 

 

 

 

 

 

ところで、こういうベスパもある。

マラソン参加の必需品とさせてもらっているものだ。

 

 

有限会社 川原商会が販売する、体内の脂肪(約7,000kcal/kg)を燃焼させて、エネルギーを生成する補給食。

体脂肪を燃焼させる効果が有ると学会で発表された「スズメバチの栄養液」を配合し、脂肪をエネルギーに変換するものらしい

 

以下、

VESPAの原料~VESPAのヒミツ | VESPA & WASP スポーツサプリメント公式サイト

より引用

 

天然スズメバチ抽出液

1日に100㎞近くも飛び回るスズメバチ。 彼らは、捕らえたミツバチや昆虫などを巣に持ち帰り、その強靱な顎で噛み砕き、幼虫に与え、幼虫からミルクのような栄養液をもらっています。それをエネルギー源にして、あの驚異的な飛躍力や行動力を生んでいます。VESPAに使用しているのは、実際に大空を飛び交う成虫から抽出した、強力な抽出液です。

 

天然生ローヤルゼリー

女王蜂の食糧といわれ、細胞の活性効果があると言われています。市販されている多くの「ローヤルゼリードリンク」は、飲みやすい状態にするためにペプチドなどのたんぱく質を除去したもので、じつはその除去されたたんぱく質こそがローヤルゼリーにとってかけがえのない成分なのです。VESPAには天然のローヤルゼリーが生のまま配合されています。

 

天然プロポリス

プロポリスとはミツバチたちが集めた樹液とミツバチの分泌する唾液の強力な酵素が混じり合ってできる物質です。現在では欧州の多くの国々で保険医薬として広く使われ、糖尿病体質改善、高血圧症、甲状腺機能障害、婦人科疾患、火傷による皮膚感染症など広範囲にわたる適応有効性が多くの学会において報告されています。他社製のプロポリス製品のほとんどはアルコール抽出法で作られていますが、VESPAは独自開発の非アルコール抽出技術によって、アルコールに敏感な方やお子様にも安心してお飲みいただけます。

 

 

フルマラソンにおけるエネルギー消費について

 

そもそも、人は「糖質」と「脂肪」をエネルギーに変えて走ります。
「糖質」は燃焼しやすく(エネルギー変換されやすい)、「脂肪」は燃焼しにくい(変換されるまでに時間がかかる)特徴があります。

また、ある程度のスピードで走るときは「糖質」が、ゆっくり走るときは「脂肪」が消費されるため、スピードを出すレース時は「糖質」の消耗が激しくなる傾向です。

さらに、人間の体内に貯めておける「糖質」の量は約1,500kcalで(「脂肪」は約7,000kcal/kg)、フルマラソン完走には2,500kcal必要なので、必然的に1,000kcal足らない計算になります。

そこで重要なのが、「脂肪」を効率よくエネルギーに変換することです。

その「脂肪」の燃焼を助けてくれるのが「天然スズメバチ抽出液」や「ローヤルゼリー」、「プロポリス」であり、本製品になります。

バームとかよりもべらぼうに高い。ご覧のように、圧倒的に(本製品の)エネルギー量が少ないことが分かります。

また、大量のエネルギーを補給しないことのメリットは、脂肪を燃焼させるだけでなく、「血糖値を維持する」ことも挙げられます。

「リポビタンゼリー Sports」や「ピットイン エナジーゼリー」のように、短時間で大量のエネルギーを補給すると、血糖値の急激な上昇を招いてしまい、身体に負荷がかかってしまうからです。

血糖値を維持できる

大量の糖質を摂ると、血糖値が急激に上昇。

その後、血糖値を下げるためにインスリン(= すい臓から分泌されるホルモン)が大量に分泌されます。

食後に、倦怠感や強い眠気を引き起こすのは、インスリンが血糖値を急降下させることによる影響です。

トレーニング・レース中に、血糖値を上昇させるのは身体に負荷がかかるため、なるべく避けるべきです。

本製品は(前述の通り、)大量の糖質を摂らないため、血糖値を維持でき、高いパフォーマンスを発揮できます。

【特徴②】アンチ・ドーピング認証取得で大会でも使用可

本製品はアンチドーピング認証を受けているため、信頼性は担保され、安心して摂取できます。

市民ランナーにはあまり関係ありませんが、アスリートの方は「オリンピック」などに出場する際、ドーピング検査を受けます。

ですが、上記の認証を受けている食品は、ドーピング検査に引っかからないことを意味します。

要するに、アスリートの方も安心して摂取できる食品ということです。

 

「トレーニング・レース前の摂取」が推奨

目安時間は、トレーニング・レースの”30〜60分前”までに摂取しましょう。

というのも、補給食は摂取してからエネルギーに変換されるまで30分程度かかります。

そのため、運動開始と同時に効果が出るよう、前もって摂取しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔の友達平野君が乗っていたLEAD80が懐かしい今日この頃。

ホンダが、総排気量50㏄以下の原動機付き自転車、いわゆる「原付バイク」の生産を2025年5月に終了すると発表した。
原ちゃんねるでもちょこみちゃんがよく取り上げてくれているが、「原チャリ」とも呼ばれたこのタイプは、低価格で燃費も良く、通勤や買い物に便利な “庶民の足”として活躍し続けてきた

ピーク時の1982年には、国内出荷台数が約278万台を記録したほどだった。

ところが、時速30キロの速度規制や2人乗りができないこと、道路交通法の改正により駐禁などの取り締まりが厳しくなったことでユーザー数が激減

実際、昨年の国内出荷台数は約9万台にまで落ち込んでいたという。

実は50㏄以下は日本の独自規格

海外では125㏄が主流のため、カワサキは90年代に撤退。

ヤマハも18年にホンダと提携してOEM(製造委託)に切り替えていた

こうした流れは、新しい排ガス規制基準による「原付バイクの2025年問題」が要因だといわれている。

バイクの排ガス浄化装置はエンジンで温める必要があるが、50㏄以下では温度上昇に時間がかかる。そこで新規制への対応にコストをかけることは見合わないと判断したようだ。

 

一方、警察庁は原付免許で「最高出力を抑えた125㏄以下の小型バイク」を運転できる道交法改正を進めており、これにメドがついたことも大きいとみられている。

まり、今後は原付免許で125㏄に乗れるため、そちらの車種の製造・販売にシフトしようというわけ
ただ、この業界には「バイクの2035年問題」もある。
東京都の小池百合子知事が打ち出した「ゼロエミッション東京」の取り組みで、35年以降は電動化していない新車の二輪バイクは東京で販売できないというのだ。

これは驚き。

てか、今まで知らなかった。

バイクの電動化は、バッテリーの重量と航続可能距離の問題で意外と難しいという。

さてはて、どうする、

メーカーさんよ。

 

 

 

キャメラを抱いて走れ!: 撮影監督 仙元誠三

 

 

訃報を聞いて戦慄を禁じ得なかった。

また一つの時代が終焉を迎えた感が否めなくなり、涙がこぼれた。

 

松田優作主演『最も危険な遊戯』に始まる東映セントラルアクション角川映画の名作『Wの悲劇』『セーラー服と機関銃』劇場版『あぶない刑事』シリーズなどなど、数々の名映像を記録してきた野獣のようなキャメラマン仙元誠三

テレビでも「探偵物語」「大都会」などを手がけた。

大島渚、村川透、工藤栄一、澤井信一郎、きうちかずひろといった名監督たちに重用されていた。

 

その特徴は、かすかに、ゆるやかに対象に迫っていくデッドスローと呼ばれる移動撮影。

一転して激しいブレもリフレクション(反射)も厭わず全力疾走で被写体を追跡する極限の長回し。

遊びでアップ画面を揺らすこともあるし、アップ画面をフレームからわざと切ることもある。

これに対して渡哲也は「なんでこのアップ揺れてんだ?」「俺の頭切れてんじゃねぇか?」と文句を言ったという(笑)。

 

そして、都会の闇を体現するような鮮烈な「青」の画調だ。

自分的には「ヨコハマBJ」のオープニング、青い靄の道をかける優作の姿と背景が今も網膜に焼き付いていて離れない。

宣伝でも使われており、それはいまだに記憶に残っている。

と、いうことは、かなり特筆すべきことだと思う。

 

遊戯シリーズ、野獣死すべしでも当然ある仙元映像。

自分は優作とセットで、我が身と心に刻み込まている人物でもある。

 

1969年『新宿泥棒日記』でデビュー後、2000年代『さらば あぶない刑事』で有終の美を飾った。

その後は山形県に移住。

その回想録を図書館で偶然発見、通って読み込んだ。

 

いや深い。

 

子の回想録に乗っていた、向ヶ丘遊園のジェットコースターにキャストや仙元さんが載っている、ほほえましすぎるスナップショットがジーンときた。

大都会パート2の頃であろう。

 

 

 

https://natalie.mu/eiga/news/370050

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔、成城に、庭にゴルフコースのある家があったけど、いつの間にかなくなって、土地分割。

建売に変わっていた。

農地改革、財閥解体みたく。

何かあれば「農地改革への恨みつらみ」を口にするうちのばあちゃんは、最後の最後まで、やはり農地改革を恨んでいたんだろうか。

2000年、聞き忘れたまんま、逝っちった。

 

 

 

 

ウォールオブサウンドで有名なフィル・スペクターは現在も服役中とか。

容疑は2007年の殺人だそうだが。

さて、かって、その分厚い音の壁は圧巻の一言だった。実は大邸宅自体が、周囲を電流が流されている鉄条網で囲まれていたという。

つまり自宅自体が壁に囲まれていたのだ。

 

このサウンド、大瀧詠一がそれをしきりに模倣してやっていたという記憶もある。

ナイアガラトライアングルの作品群など。

佐野元春の「SOMEDAY」もすごくスペクターしている。

大好きなエンジニア吉野金次さんの作品だ。

 

ところで、フィルのあの音像を聞くたびに、なぜかアスペルガーの人の絵画作品を想起してしまうのは自分だけか?

 

 

 

 

 

他人事

 

ミドリ十字の当時の副社長児玉氏が「エイズ感染の危険性を予知できなかったのか?」の質問に。

 

「2~3人は出るかもしれないと思っていた。こんなに満遍なく入っているとは思いませんでしたね~。」

他人事かい。

 

エイズ患者の発症を重く見て、アメリカが非加熱濃縮製剤を国内販売中止した後も、わが国で二年余りにわたり販売を続けていた商魂たくましいカネの亡者たち。

まさに、悪魔、人非人、ひとごろし、だ。

優作、叫んでやれ

あの世で、安部英教授に、あいつらに。

「この人、ひとごろしですよっ!!!」って。

 

ところで、もうずいぶん前だが、テレビドラマの「ハングマン」だったと思うが、梅宮辰夫がエイズ検査でシロの証明書を見せびらかして少女にセックスをしようと誘う場面があった。

「おじさんは安全だよ」と。

おいおい、ナマでやること前提だよな(笑)。

というか、こういう表現がエイズの偏見を少なからず助長させていた気もしないではない。

 

 

 

 

 

ある意味、地上波と比較にならないほど中毒性のあるネットCM

 


 

 

 

 

 

ポエマー潮田さん

 

 

もうね、彼女が画面に出るたびにあの例のポエムを思い出して腹が引きつる。

 

 

 

もう、何回読んでも腹筋が崩壊する(笑)。

   ↓

 

 

落合覚醒

 

1982年、当時28歳の遅咲きの天才落合が325,32本、99点で三冠王を取る。

プロ入り最速4年目での快挙。

正直なところ、数字はかなり低いといわざるを得ないが、ほかにそこまでたどり着いた選手がいなかったということで、この年のパリーグは投高打低の傾向が強かったのではなかろうか。

そんな中でのこの数字ととらえたら、価値になんら、疑問は無かろう。

 

しかし、豊田康光がこのことに「とても三冠王のレベルではない数字だ」とテレビで公言した。

苦言を呈したのかな。

これに対して落合は速攻反応、「王さん、野村さんに言われるならともかく、取ったことのない人に言われる筋合いではない」と反撃したという。

まさに、その通りである。

 

ところで、1984年にはブーマーが三冠王を取る。

これは外国人選手史上初だ。

そして1985年、86年と落合は、二年連続三冠王を取るに至る。

数字はもう文句のつけようがない数字だった。

豊田は何の発言もしていなかったと思う。いうことさえできないというか、それでもいう張本さんとは器が違うのか。

アッパレどころではない。

落合が実はとんでもない選手だと証明されたのだ。

 

さらに、同じ1985年、86年、セリーグもランディ・バースが二年連続の三冠王だった。

 

この1983年~86年にかけて、両リーグにおいて三冠王が続出した異常事態は特筆すべきだと思われる。

 

その後、2004年に松中が、2022年には村上が獲得している。

 

 

 

 

 

 

リアル「ゆれる」

 

 

 

 

1980年プロ野球

 

1980年、新人の木田勇はすごかった。直球とパームを武器にタイトル総なめ。22勝8敗。弱小チームでのこれはすごい。さらに毎回奪三振3試合のそう奪三振225個。23イニング無失点。自チームのCMにも出る。圧巻の一言。

それが、だ。

二年目はチームは初優勝。

なのにエースは10勝10敗、たった104奪三振。

ことごとくノックアウトされていた。

なぜか??

 

1年目は調子に乗って銀座で遊びまくっていたそうだ。

これで人生が暗転。

社会人時代は寮から会社まで20キロをランニングで出勤することを1年半も継続させていたストイシズムも、プロ入り後の誘惑には微塵もなかった。引退後は「邪念に負けた」と語っていた。

その後地元横浜のホエールズに移籍後は少しだけ輝きを取り戻したかもしれないが、全般的にはパッとせず終了。

 

 

 

 

 

 

 

 
 

下関商業・山本投手

 

1979年のセンバツはすごく思い出深い大会だ。

生まれて初めて、単独で、がっつりとテレビ観戦した大会。

コタツに潜り込んで。

 

それまでの高校野球観戦は、母の見ているものを傍らで時折、観る、って感じだった。

母は、智弁学園の山口が大好きだったな。

沢田研二やショーケン、優作なんかが大好きだったし(笑)。

自分的には、テレビ観戦よりかは、近所の連中との草野球、壁当てをしたり、素振り、ジョギングすることに興味があったからである。

等身大のリアルってやつか。

 

で、前年、P Lが奇跡の逆転サヨナラ初優勝を遂げるのを見てからすっかりPLのファンになってしまっていた。

夏春連覇を目指すということをマスコミもやたら煽っていたこともあり、さて、いかがなものかと、テレビの前で手をこまねいていたわけだ。

ようするに、PLの連覇を見たいから始まったがっつり観戦である。

 

そのセンバツ前のPLは優勝候補筆頭。

秋は練習試合を含めて近畿大会準決勝で尼崎北に破れた1敗のみ。

箕島や浪商、前年逆転サヨナラで準優勝に甘んじた森投手の高知商業は、なぜかPLより下馬評が下だったと思う。

 

なんか、ごく個人的な肌感覚的にだけど、この頃の高校野球はすごく「ドカベン色」がプンプンしていた気がする。

なんなんだろうか。

漫画の非現実感とリアルがまことに見事にリンクして、結果、違和感がなかったというか。現実問題、打率750なんてあり得ないし、ここぞという時の劇的ホームランの連発もまたしかり。

ストライクゾーンが打てずにワイルドピッチをホームラン、なんてのもまたそうだ。

そういうありえないことと、目の前のリアルな現実とが、うまくミックスされて、自分の中に下りてきていた気が。

浪商の香川が「山田太郎」と騒がれていたこともあったのかな。

また、箕島の石井は「里中智」的だった。

川之江の鍋島投手も良かったけど、主砲が高校生でひげを伸ばしているとか、東北高校・中条、高知商業・森のあの悲劇悲壮薄幸感プンプンとか、なんかいろいろな背景が今も記憶にしかと残っている。

大会ナンバーワン投手と下馬評がやたら高かった初陣・府中東の片岡が滅多打ちに遭っているシーンも覚えている。

相手は高松商業だったか。

前年、二年生の牛島を滅多打ちにしたのもこのチームだった気がする。

 

さて、そのPL、初戦で中部大会準優勝で平均身長178センチという超大型チーム中京商と相まみえる予定だった。

それに先んじて、開幕戦である。

松山千春の「季節の中に」が行進曲に選ばれていたので、使われまくっていたわけだが、オルゴールでのあの歌のバージョンはなんか心に残りすぎている(笑)。

 

 

開幕戦は東北高校と下関商業。

下関商業は全国制覇経験もある古豪で名門だ。

エースは山本一彦。

右のオーソドックスな投手だ。

対する東北も名門。

エースは中条。

この年のアイドルが浪商の牛島和彦。

下の名前が同じ「かずひこ」だなということで記憶している。

結局、下関商業が勝ったが、山本という投手がすごく心に残ったのである。

フォームがきれいで、すごくうまい投手だったと思うし、球もそこそこ速かったかなと。

 

 

時は流れて、最近、この山本投手が在日韓国人三世で、韓国でプロとしてやっていたことを初めて知った。

本名は崔。

そうか、海を渡ってプロとして投げていたんだと、すごく感慨深かった。

そういう逸材を日本は取らなかったんだな、とも。

韓国での通算成績は、240試合、1115回と1/3、78勝57敗11セーブ、556奪三振、防御率2.872。すばらしい。

その後は韓国ナショナルチームの投手コーチなどを歴任しているそうだ。

そうそう、あの頃のクラスの女子の何人かが下敷きに牛島の切り抜きを入れていたことを覚えている。

牛島、かっこよかったもんな(笑)。

何十年後かに、その牛島が高校時代に立った(練習嫌いで有名だったから、定かではないが。山脇や神尾は確実に立ったであろう)であろうグラウンドのマウンドに、草野球チーム「よわっち~ず」のヘボ投手として立てたことも記憶に新しい。

茨木市の、なんて言ったか?高槻寄りの。

浪商は当時茨木市にあったんですな。

(西面グラウンドでした。今はもうないのかも?)

 

 

 

 

 

 

 

手島実優

 

すごくうまくてかわいい女優さんなので密かにファンでしたが、そうか、そういうバックボーンがあったんですね。

それでもなんかひたむきに仕事しているすがたがすごいと思う。

これからも応援したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ハックルベリー・フィンの冒険』『トム・ソーヤーの冒険』の作者・マーク・トウェインの名言はとても多い。

そのなかでも

 

「アダムはリンゴを食べたかったから食べたのではない。禁じられていたからこそ、食べたのだ」

 

「自分が多数派の側にいると気づいたら、もう意見を変えてもいいころだ」

 

優しさとは、耳の聞こえない者も聞くことができ、目の見えない者も見ることができる言葉なんだ

 

自分を元気づける一番良い方法は、誰か他の人を元気づけてあげることだ

 

この4つが自分的にはツボである。

 

 

 

 
 

ステージ4

 

何年か前の記事だ。

 

 

横浜撃破の相模原は県立進学校 初4強で佐相監督「60年生きてきてよかった」

 

「高校野球神奈川大会・準々決勝、相模原8-6横浜」(25日、横浜スタジアム)

 神奈川有数の県立進学校、相模原が逆転勝ち。初の4強入りを決めた。

 5点を追う七回に打者10人の猛攻で一気に同点。1点を勝ち越された八回には、4番・中野夏生内野手(3年)の2点適時二塁打などで3点を奪って逆転した。

 佐相真澄監督(60)は「よく打ってくれた。5失点したときは『ヤバいな』と思ったけど、選手はあきらめていなかった」と教え子を称賛。神奈川の“私学四天王”と称して打倒を目指してきた横浜、東海大相模、慶応、桐光学園の一角を撃破し「勝っちゃいましたね。気持ちいい。60年生きてきてよかった」と笑った。

 相模原は国公立大や有名私大への進学者が多く、今春も東大合格者を出した。野球部のグラウンドは陸上部と共用。文武両道を重んじる学風の中で、12年に就任した佐相監督のもと「学校は公立、野球は私立」などのスローガンを掲げながら、工夫したトレーニングや練習で着実に実力を伸ばしてきた。

 夏は14、18年に続く8強(18年は北神奈川大会)。3度目の準々決勝で、14年にコールド負けした横浜をついに倒した。速球対策に加え、昨冬から導入したメンタルトレーニングの効果もあり、この日は横浜と同じ12安打を放った。神奈川の夏の大会で、公立校が4強入りしたのは、08年の藤沢西、藤沢総合(南神奈川大会)、綾瀬(北神奈川大会)以来11年ぶり。記念大会をのぞけば04年に準優勝した神奈川工以来15年ぶりの快挙だ。

 準決勝の相手は、昨年の準々決勝で勝利目前までいきながら、1点差で敗れた東海大相模。「そこにも負け続けているので…」と佐相監督。勢いにも乗り、さらなる名門打倒を狙う。

 

 

その佐野監督、現在がんのステージ4ながら、今年の夏もチームを率いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

杞憂

 

古代中国の杞の国の人が、空から落ちてくるのではないかと憂いたことが語源という。

つまり「取り越し苦労」。

 

 

 

人をよく知ろうと務め、自分をよく理解し、深く他人を愛そうとする、なんかそういう人の思考には学ぶものがやたら多い気がしてやまない。

麻原彰晃の上っ面だけの戯言なんかとは全く重さが違うと思われる。

ちなみに、麻原彰晃の両親は、とっても熱心な浄土真宗門徒だったという。

 

 

 

 

 

 

ステージ4で臨む予選

以前、横浜を撃破して有名になった神奈川県立相模原高校。

監督がガンと戦いながら指揮をとっているそうだが、命をかけているということなんですね。

ハッピーエンドを望む。

 

 

 

 

北海高校初戦敗退。

大本命がいきなり消えたというこの衝撃的ニュース。

といっても、まあ、自分には何ら関わりはないのですけど(笑)。

相手は無名の札幌光星。

しかも七回コールド負け。

 

 

 

 

 

鉄砲の音がするとクマが寄ってくることがあるという。

どうやら、この音がしたら、猟師に仕留められた獲物が転がっているということを学習した様子。

熊は賢い生物なのだ。

 

さて、ツキノワグマやヒグマの被害が今年も後を絶たない。

熊害は2023年、200人を優に超えたという。

前年の約三倍だ。

ちなみに2023年の農業被害も2億を超えたという。

これもまた果敢できない数字だ。

 

そして今年は前年秋から引き続き、「熊が出ました!」というニュースがかなりの頻度で流れている状態だ。

なんか、地球も気候も野生動物も、そして、人間たちも...みんなどことなくおかしい。

 

ところで、クマ駆除の歴史をたどるサイトを、最近なんとなく見たんだが、1966年より、春クマの駆除対策は、開始されて今に至ると書かれていた。

この前年とかで爆発的に熊害が増加したとのことが理由だそうだ。

しかし動物保護の観点がまかり通った1990年からは、北海道において春クマ駆除がNGになっている。

ちなみにこの年の熊害は5200件。2020年には11700件になっている。

約二倍だ。

 

さて、昨今の熊害騒動、要因をたどれば、まずは個体が増えていることと同時に、エサ不足があることにたどり着くことは周知の事実だ。

個体数増加がエサの取り合いを生む。

だからエサを求めて里山に出てくるのはある意味必然だ。

 

あと、エサ不足の観点から、2023年は東北でブナが大凶作だったということも大いにあろう。

 

さらに鹿も大増加、いや、爆発的増加を見せていることも関連があるという。

これにより下層植生が食いつくされているからだ。

そうこうして樹林が衰退、森林力も衰退、これにより熊を森から追い出すことに直結し、里山へと向かわせているのであるという。

だから、シカの食害対策もセットでなされねばならない。

 

その他、冒頭で書いた通り、クマは罠にかかった鹿や、駆除後埋葬した鹿、イノシシなどをエサと認識することがあるという。

これにより冬眠しない熊が出没、人と接触する機会が増えるのだ。

 

自然のバランスを整える必要が不可欠だ。

 

 

 

最近やたらネットで流れるこの広告、ほんまかいな?

超胡散臭いんやけど(笑)。

 

 

 

 

 

私は人々を楽しませようとした。人々は自分たちが好むものを王が好んでいるのを見ると、感動するものだ。これが時には褒美を与えるよりも人々の心をつかむ

— ルイ14世