こんにちは、トライズポイントオートワークスです。
2020年6月14日おかげさまを持ちまして、新しいオーナー様のもとへ旅立っていきました。
記事内容が前後いたしますが、以下整備の様子です。
タンク内の洗浄はもちろんこと、細部まで分解し点検整備いたします。
整備と同時に、清掃も（ブラスランタンの場合磨き）おこないます。
1時間ほどの点火試験を行った後に発送いたします。
今日は、英国製ランタン、Bialaddin 305のご紹介です。
ケロシン（灯油）を燃料とする、プレッシャーランタンで、1950年代に製造。
タンクやベンチレータ、フレームの各所がブラスで作られているため腐食に強く、飾っておきますと高級感がたっぷりです。
空気中の水分などで表面の艶は次第になくなっていきますが、時々ピカールで磨いてあげれば写真のような輝きを取り戻します。
ブラスランタンは、点火して楽しむだけでなく、インテリアとしても、向いていると思います。
製造後60年以上も経過しているとは思えない輝きです。
フィラーキャップやポンプノブまでブラス製です。
バルブには「BIALADDIN」とロゴが入ってます。
ベンチレータもブラスで作られており、点火時の加熱で変色した形跡も見られますが、腐食などは有りません。
所々メッキのパーツが使われているのも良いアクセントですね。
タンクのボトムもブラスの為、燃料に含まれる水分などで腐食することもほとんどありません。
ブラス、ブラスと良い事ばかりのように書いてきましたが、材質にブラスを使うデメリットもあります。
ブラスは、柔らかい材質であるため、衝撃などを受けると簡単に凹んだり、変形してしまいます。
タンクの底縁などは、長年の使用ですり減って穴が開くこともあります。
大切に使えばトラブルもなく、いつまでも輝きを失わない長く付き合える相棒になります。
今回は、点火している画像がありません。すいません。
ご興味のある方はお問い合わせください。
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当店では、自動車整備以外にもランタンとストーブの販売や点検修理も承っております。お気軽にご相談ください。
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